「NasrullahとPrincequillo」の組み合わせを「ナスキロ」、「HyperionとSon-in-Law」を「ハイインロー」と略してしまう言い方は少しずつ定着してきた感もありますが、私は「NasrullahとPrincequilloとLa Troienne」を「ナスキロラトロ」、「Bold RulerとPrincequillo」を「ボルキロ」、「Grey SovereignとPrince Bio」を「グレビオ」と略しまくってます(だって文字数ばっかり食うのです…)
近ごろの活躍馬の血統表によく見られる有力な「ボルキロ」血脈には、Secretariat、Seattle Slew、Bold Bidder、Chieftain、ボールドラッド、ターゴワイスなどがあげられますが、「シンボリクリスエス産駒が東京ダートで走るのは」や「東京ダートと“ナスキロ”(1)~(3)」で書いてきたように、東京ダートは基本的にはナスキロ血脈の影響を受けたストライドで走る馬に向いたコースで、特にフェブラリーSはボルキロ持ちの活躍が例年目立ちます
Secretariat…アグネスデジタル、メイショウボーラー、サンライズバッカス
Seattle Slew…ヴァーミリアン、サクセスブロッケン
Secretariat&Seattle Slew…シーキングザダイヤ、カジノドライヴ、テスタマッタ
Millicent(フジキセキの母母母)…カネヒキリ
まあ昨年も一昨年も同じような理屈でA.P.Indyから入って、運よく当たってるわけですが…
東京11R フェブラリーS
◎3.テスタマッタ
○6.サクセスブロッケン
▲8.レッドスパーダ
△1.ダイショウジェット
×4.エスポワールシチー
注12.グロリアスノア
注14.リーチザクラウン
東京ダ1600mは馬場が軽く直線が長いので、典型的な力馬よりも柔らかさしなやかさを兼備したタイプが台頭する。昨年は◎カジノ○カネ△サクセスとしたが、シアトルスルーやセクレタリアトのようなダートも巧いナスキロ血脈を持ち、ダート馬にしては柔らかみもあってストライドが伸びる走法の馬を狙うのがコツだ。◎はテスタマッタ。父タピットはウッドメモリアルS(米G1・ダ9F)勝ち馬で、その父プルピットは武蔵野Sのピットファイターを出した。そこからエーピーインディ→シアトルスルーへとさかのぼる。母父コンサーンはBCクラシックの勝ち馬で、その父ブロードブラッシュはノボトゥルーやブロードアピールの父でもあり東京ダの決め手には定評のある血脈だ。体型や走法がマイラーっぽく見えるし、展開の恩恵もありそうで絶好の狙い目だろう。
東京11R フェブラリーS
◎14.カジノドライヴ
○2.カネヒキリ
△5.バンブーエール
△15.サクセスブロッケン
×3.サンライズバッカス
×9.ヴァーミリアン
注10.ビクトリーテツニー
注12.エスポワールシチー
◎は「ウォーアドミラルとラトロワンヌ」の組み合わせを5本持つスーパー力馬だと評してきた。だから前走はメンバーが楽だから勝つだろうが、脚抜きのいい馬場でゆっくり構えると案外苦労するのではないかとも思っていたわけだが、4角から抜け出すときの身のこなしがこれまでにないほどしなやかで、これを見るとJCダートは帰国初戦でビッシリとは仕上げられてなかったのかもしれない。今回も中間の調教が軽いのは気になるが、あのエーピーインディやブラッシンググルームのしなやかさが出た走りならば、東京のダートでも最強ではないかいう夢を引き続き見れる。カネヒキリを差し置いて他に◎を打つわけだから、距離適性やコース実績を持ち出すだけでは説得力がない。ダート馬としての器でカネヒキリをねじ伏せることができるかどうか、そういう期待可能性がないと説得力がないと思うのだ。
今年の登録馬では、カジノドライヴ(Secretariat&Seattle Slew)、クイックリープ(Bold Bidder)、コスモファントム(Secretariat&Seattle Slew)、ダイシンオレンジ(Secretariat)、ダノンカモン(Seattle Slew)、テスタマッタ(Secretariat&Seattle Slew)、パワーストラグル(Seattle Slew)、ビクトリーテツニー(Secretariat)、マチカネニホンバレ(Seattle Slew)の9頭がボルキロ血脈を持っています
シンボリクリスエス産駒が東京ダートで走るのは
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/688def8ed9ebdfa66f72fcf3d5cd58bf
東京ダートと「ナスキロ」(3)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/371be87ca98fb4a82c4cffea2ff1fb42/?ymd=201002&st=0
近ごろの活躍馬の血統表によく見られる有力な「ボルキロ」血脈には、Secretariat、Seattle Slew、Bold Bidder、Chieftain、ボールドラッド、ターゴワイスなどがあげられますが、「シンボリクリスエス産駒が東京ダートで走るのは」や「東京ダートと“ナスキロ”(1)~(3)」で書いてきたように、東京ダートは基本的にはナスキロ血脈の影響を受けたストライドで走る馬に向いたコースで、特にフェブラリーSはボルキロ持ちの活躍が例年目立ちます
Secretariat…アグネスデジタル、メイショウボーラー、サンライズバッカス
Seattle Slew…ヴァーミリアン、サクセスブロッケン
Secretariat&Seattle Slew…シーキングザダイヤ、カジノドライヴ、テスタマッタ
Millicent(フジキセキの母母母)…カネヒキリ
まあ昨年も一昨年も同じような理屈でA.P.Indyから入って、運よく当たってるわけですが…
東京11R フェブラリーS
◎3.テスタマッタ
○6.サクセスブロッケン
▲8.レッドスパーダ
△1.ダイショウジェット
×4.エスポワールシチー
注12.グロリアスノア
注14.リーチザクラウン
東京ダ1600mは馬場が軽く直線が長いので、典型的な力馬よりも柔らかさしなやかさを兼備したタイプが台頭する。昨年は◎カジノ○カネ△サクセスとしたが、シアトルスルーやセクレタリアトのようなダートも巧いナスキロ血脈を持ち、ダート馬にしては柔らかみもあってストライドが伸びる走法の馬を狙うのがコツだ。◎はテスタマッタ。父タピットはウッドメモリアルS(米G1・ダ9F)勝ち馬で、その父プルピットは武蔵野Sのピットファイターを出した。そこからエーピーインディ→シアトルスルーへとさかのぼる。母父コンサーンはBCクラシックの勝ち馬で、その父ブロードブラッシュはノボトゥルーやブロードアピールの父でもあり東京ダの決め手には定評のある血脈だ。体型や走法がマイラーっぽく見えるし、展開の恩恵もありそうで絶好の狙い目だろう。
東京11R フェブラリーS
◎14.カジノドライヴ
○2.カネヒキリ
△5.バンブーエール
△15.サクセスブロッケン
×3.サンライズバッカス
×9.ヴァーミリアン
注10.ビクトリーテツニー
注12.エスポワールシチー
◎は「ウォーアドミラルとラトロワンヌ」の組み合わせを5本持つスーパー力馬だと評してきた。だから前走はメンバーが楽だから勝つだろうが、脚抜きのいい馬場でゆっくり構えると案外苦労するのではないかとも思っていたわけだが、4角から抜け出すときの身のこなしがこれまでにないほどしなやかで、これを見るとJCダートは帰国初戦でビッシリとは仕上げられてなかったのかもしれない。今回も中間の調教が軽いのは気になるが、あのエーピーインディやブラッシンググルームのしなやかさが出た走りならば、東京のダートでも最強ではないかいう夢を引き続き見れる。カネヒキリを差し置いて他に◎を打つわけだから、距離適性やコース実績を持ち出すだけでは説得力がない。ダート馬としての器でカネヒキリをねじ伏せることができるかどうか、そういう期待可能性がないと説得力がないと思うのだ。
今年の登録馬では、カジノドライヴ(Secretariat&Seattle Slew)、クイックリープ(Bold Bidder)、コスモファントム(Secretariat&Seattle Slew)、ダイシンオレンジ(Secretariat)、ダノンカモン(Seattle Slew)、テスタマッタ(Secretariat&Seattle Slew)、パワーストラグル(Seattle Slew)、ビクトリーテツニー(Secretariat)、マチカネニホンバレ(Seattle Slew)の9頭がボルキロ血脈を持っています
シンボリクリスエス産駒が東京ダートで走るのは
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/688def8ed9ebdfa66f72fcf3d5cd58bf
東京ダートと「ナスキロ」(3)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/371be87ca98fb4a82c4cffea2ff1fb42/?ymd=201002&st=0