サクラバクシンオー産駒がスプリンターズS[0-0-2-27]と言われますが、今春ビッグアーサーが勝つまで高松宮記念も[1-0-1-23]
バクシンオー産駒の短距離馬は腐るほどいるけれど、短距離王はショウナンカンプとビッグアーサーしか出ていない
この短距離王2頭は父より頑強で硬肉で、急坂と前傾ラップを好むところも共通していて、急坂芝1200m(中山、阪神、新中京)では2頭合わせて[6-0-0-0]と不敗です
これはたとえばステイゴールド産駒が一流は急坂内回りで強いけど下級条件馬は平坦を好むのと理屈は同じで、どちらもノーザンテーストとPrincely Giftとナスペリオンの組み合わせを持ち、どちらもノーザンテースト(Lady Angela)とナスペリオンの頑強さのほうをONにすることで大物を出しているのだ、ということ
ビッグアーサーの母シヤボナはエルコンドルパサーと同じ配合でNureyev≒Sadler's Wells3×2、オルフェーヴルの母母エレクトロアートはNorthern Dancer+Hyperion+Lt.Stevens(=Thong)だからNureyevとニアリー、テスコボーイとダイナサッシュとSpecialがここでつながる
ショウナンカンプのスプリンターズ3着は新潟芝1200を前半33.7-後半34.2で走破しており、そら春に高松宮を32.9-35.5で逃げ切った馬がこんな緩いペースで引きつけて逃げたら、サンデー産駒(ビリーヴ)に楽に追走されて差されます
セントウルの回顧でも書きましたが、芝1200mでビッグアーサー自身のラップが後半3Fより前半3Fのほうが速かったとき、つまり芝1200mを前傾ラップで走破したときは[4-0-0-0](セントウル、高松宮、八代、未勝利)
ちなみにビリーヴがショウナンカンプを差したときの2着はアドマイヤコジーンで、新潟のスプリンターズでは親子で連対していることになり、27日のスノードラゴンのエントリでも書いたように「父母相似配合とは似通った血脈構成の父と母による再現性に重きを置いた配合」ですからね
カンナは難しいですが、このオッズなら◎ナリノメジャーから
ダイワメジャーにWild AgainとEl Gran SenorとRobertoとReviewerが入ったパワー型で、あまり高速馬場だとどうかというタイプですが、渋った中山ならパワーが活きます
秋風も同じ発想で、ダイワメジャーにRobertoが入って曲飛で急坂向きの加速をみせる▲ダノンメジャー、ステイゴールド×Robertoの◎グランシルク、そして母父エンドスウィープ譲りのRibot肩で中山マイルがベストコースの○ネオスターダム、それぞれ渋った馬場もOKなのでこの3頭が上位
芦屋川は◎ワンダフルラッシュ
父系がNashwanで牝系がアドマイヤラピスですからHyperion的粘着力に溢れる中距離血統ですが、クリスマスやオウケンサクラを見てのとおり、Blushing Groom系の牝馬はこういう配合でも短距離を気合で走る
とはいえ快速スプリンターというほどの軽いスピードはないので、中山1200で凡走がないように急坂付きで時計や上がりのかかる1200~1400が好走スポットで、前走は上がりが速くて差せませんでしたが稍重の阪神ならば
△グレイトチャーターはここ2走◎▲で狙ってますがパンパンの良のほうがいいでしょう
阪神最終はCourtly Deeお化けの▲スマートグレイスが1200で逃げたときは[2-1-0-0]、ここも松若くんがガンガン逃げまくりそうですが、◎レッドカーラはもともとGone Westが強い短距離体型ですが最近はますますスプリンターっぽい肉付きや加速になってきたようで、初の1200の前走が悪くない内容だっただけにここでも狙いが立つ
「No.1予想」では習志野特別を、「厳選予想 ウマい馬券」では凱旋門賞とシリウスSと習志野特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします
初年度の代表産駒になってほしい
全姉は逃げるということでそれを解決してるのですが
Mizzen Mastの産駒上位を見ると、Habitat持ちがいてCozzeneと好相性なんでしょうか。
リアルスティールとデインヒル牝馬の子供というイメージかな(・∀・)
相手はアドマイヤメジャーの下で後駆がRobertoっぽいマンボスカイで