ワクチン接種の副作用もなくオペラ蝶々夫人を見に行くことができた。
蝶々夫人は3回目だが、一回目は確か浜松の市民会館だったような気がする。忘れるほど昔だ。
2回目は30年くらい前に、娘とオーストラリアへ行った時、シドニーのオペラハウスで行われていたのでチケットを買ってみた記憶がある。
ストーリーはわかっているつもりだったが、オーストラリア人の着物の着方があまりにも日本とかけ離れていて(帯の結び方)、びっくりしたことしか覚えていない。
昨日は舞台装置も全く日本風で、演出も素晴らしく、蝶々夫人役の小林厚子さんの声も演技も感動して見入ってしまった。
女性指揮者は浜松出身の鈴木恵里奈さん、そしてバリトンの牧野正人さん、ソプラノの中井奈穂さん、3人も浜松出身の方が活躍していた。
日本に来たことがないプッチーニが、どうしてこのような日本を舞台にしたオペラを作ったのか不思議に思った。
オペラはやはり総合芸術、オーケストラ、歌唱、演技、すべてがそろって観客に感動を与える。
次回鑑賞できるのはどこで何を聴けるのか・・・・・。