中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳(早川尾根)

2018-08-18 02:49:50 | 山梨の山

2018818日(土)~19日(日)

 

◆目的地:鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳(早川尾根経由)

◆メンバー:M田君、Naka-Taka

◆コースタイム:

(1日目)

4:08夜叉神駐車場~5:08夜叉神峠~7:53南御室小屋8:109:13薬師小屋

9:58観音岳~11:00南抜沢~12:30白鵬峠~13:25広河原峠~13:58早川尾根小屋

(2日目)

3:40早川尾根小屋~5:44アサヨ峰6:056:45栗沢山~7:31仙水峠7:45

8:53駒津峰9:1010:00甲斐駒ヶ岳山頂10:1510:57駒津峰11:0812:35北沢峠

◆天気:(1日目)(2日目)晴れ

 

【山行概要】

(1日目)

夜叉神峠登山口駐車場をまだ暗い4時頃スタート。

今日は、早川尾根小屋で泊まる予定だが、

既に管理人もいない避難小屋になっているので、

テントを持参する以外は、テント泊と同じ装備であるのでそれなりに荷が重い。

 

暑い夏は早朝出発が涼しくて気持ちよい。

途中で、夜が明けてきた。綺麗である。

 

樹林帯のそれなりの急坂を登り夜叉神峠到着。

朝焼けの白根三山は美しい。

 

先を急ぐ。

休憩はできるだけ10分程度にし時間を稼ぐように配慮。

 

南御室小屋到着。

行動食を食べすぐに出発。

 

薬師小屋手前は白い砂と巨岩があり綺麗で、展望も良く、

絶好の撮影ポイントである。

(パノラマ写真)

 

(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳)

 

(右端に薬師岳、真ん中に観音、手前が薬師小屋)

 

薬師小屋到着。

 

薬師岳到着。

絶景かな絶景かな。

今日は撮影日和である。

(真ん中に北岳)

 

(観音岳、右奥に北アルプス)

 

(真ん中に八ヶ岳、右に蓼科山)

 

観音岳に向かう。

振り返ると富士山が応援している。

 

観音岳到着。

ここからの眺めも最高である。

(右に八ヶ岳、左に甲斐駒ヶ岳)

 

(真ん中に地蔵岳)

 

赤抜沢ノ頭到着。

ここが地蔵岳方面と今回初めての早川尾根方面の分岐である。

(地蔵岳)

 

少し急登の高嶺まで頑張る。

(左に地蔵岳、右に観音岳、右奥に富士山)

 

(右に北岳)

 

(手前の鞍部が広河原峠、真ん中がアサヨ峰、右に甲斐駒、左に仙丈岳)

 

高嶺を乗り越え、白鳳峠に到着。

 

さらに広河原峠を越え、今日の宿泊地の早川尾根小屋に到着。

14時と結構早く着いたので余裕がある。 

小屋は結構ぼろい。

虫が棲みついていそうな布団が置いてあったが、

心配なので使わないことにした。

エアマットとシュラフを準備し、さて、まずは宴会。

 

 

保冷バックに氷と一緒に入れておいた冷えたビールで乾杯。効くー!

ホテイの焼き鳥(塩)と冷凍枝豆をつまみにビールが美味い。

 

その後、今日のメインの焼肉ジュージューとなる。

国産の牛肉と豚バラがまた良くビールに合うこと。

 

16時ころから、タンメンの準備に入る。

先ずは、野菜と豚バラを炒める。

麺をゆで炒めた野菜を入れて完成。

塩味が身体の隅々まで染み渡る。

 

今日は結構の人出であり、

テント場は12張り、小屋は10人前後と大盛況だった。

 

 

(2日目)

朝、3時過ぎに置き、ご飯は途中でとることにし、3時40分に出発。

元々樹林帯であり眺望はないので、夜でも関係ない。

 

最初が結構急であり大変だ。

 

アサヨ峰の手前ミヨシノ頭付近で夜がで明ける。

雲海に浮かぶ山々が幻想的である。

 

(アサヨ峰)

 

300名山のアサヨ峰に到着。

360度の大パノラマである。

(真ん中が北岳、右奥が八ヶ岳)

 

(北岳)

 

(左に鳳凰三山、真ん中奥が富士山)

 

(仙丈岳)

 

(左に 甲斐駒ヶ岳、右奥に八ヶ岳)

 

栗木山を越え、仙水峠に下る途中、

若い女の子二人が甲斐駒をバックに撮影していた。

そう、ここは宇多田ヒカルがCMの撮影をしたポイントだ。

(右が甲斐駒ヶ岳)

 

何とか急登を下り仙水峠到着。

ここには北沢峠から登ってくる人が沢山いた。

 

さて、ここから駒津峰までが急登で大変である。

今回で一番大変であった。

 

駒津峰に荷物を置き、最低限の荷物で甲斐駒ヶ岳を目指す。

 

(甲斐駒ヶ岳)

 

直登と迂回路があるが、登りは直登、下りは迂回路を使う。

 

何とか甲斐駒ヶ岳頂上着。

人が多い。さすがに人気のある山である。

大パノラマに加え、

標高の日本1位富士山、2位北岳、3位間ノ岳が

頂上から見ることができると分かり感動。

 

 

(左に富士山、右に北岳、その右奥に間ノ岳)

 

さあ下山。

(摩利支天。今回は行っていない)

 

駒津峰で荷物を回収し、北沢峠に向かう。

 

北沢峠着。

ここから夜叉神峠まではバスである。

結構混んでいたので臨時バスが出ていた。

 

完全燃焼の山行でした。

 

※この縦走路、早川尾根小屋周辺だけが、携帯の電波がつながらなかった。

 

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大菩薩嶺

2018-08-14 02:09:28 | 山梨の山

2018814日(火)

 

◆目的地:大菩薩嶺(丸川峠~大菩薩峠~石丸峠) 

◆メンバー:Naka-Taka

◆コースタイム:5:36登山道駐車場~6:51丸川峠~8:00大菩薩嶺~8:50介山荘~10:18ロッジ長兵衛~11:21駐車場

◆天気:晴れ

 

【概要】

ゴールデンウィークの堂津岳以来の山である。

山は久しぶりなのと、前日もゲリラ豪雨的な雨が降り、

今日も午後から雨が降る確率が高いという理由で、

近場の大菩薩嶺に行くことにする。

ただの往復では面白くないので、

切差をスタートし、丸川峠から大菩薩峠を経由して石丸峠に向かい、

裂石に戻る周回ルートにした。

 

お盆の平日であるのと、大菩薩は通常は長米小屋から登るので、

駐車場には2台しか停まっていなかった。

 

今夏は猛暑日続きの異常気象だったが、山は涼しい。

それも早朝はなおさらである。

下界の暑さを忘れ、久しぶりの山歩きを楽しみながら、

少し急な登山道快調に登っていく。

 

丸川峠到着。

丸川荘は営業していないような様子である。

 

 

先を急ぐ。

ここからはトラバース道のようであり、あまりアップダウンはない。

誰にも会わない静かな山行だった。

 

大菩薩嶺着。展望はきかない。

 

大菩薩嶺を少し下った雷岩周辺の景色は素晴らしく、ここで小休止。

空は既に秋の装いである。

 

(南アルプス方面)

 

さて、この辺りからは登山者が増えてくる。

 

賽の河原の避難小屋の中は綺麗であった。

ただ、入り口のドアがない。雨なら良いが暴風雨なら使えない。

 

(富士山が巨大な雪山になったみたい!?)

 

大菩薩峠、介山荘着。

久しぶりに営業している所を見たが、

バッチ類が充実していた。買いたい衝動を抑え先を急ぐ。

 

熊笹山を越え、石丸峠から下山することになる。

この辺りは緑が濃いのが印象的だった。

 

(真ん中の山は小金沢山)

 

この下山道はこれまで通ったことはなかった。

結構歩きやすい道であった。

 

途中川を横切るところがあるが、

前日の大雨の影響で水量が多くて少し大変だった。

 

ロッジ長兵衛の駐車場は満車だった。

 

ロッジ長兵衛からの登山道と車道の合流地点に千石茶屋があるが、

果肉3個を使用したと謳っているモモジュースは美味しかった。

 

 

 

リフレッシュ完了。

やはり山は偉大なホスピタルである。

コメント (2)
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