中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

七面山

2023-01-04 22:24:02 | 山梨の山

★2023年1月4日(水)

 

◆目的地:七面山(1,989m 200名山)

◆メンバー:単独

◆コースタイム:6:41七面山駐車場~9:05敬慎院~10:07七面山山頂~10:56希望峰~10:56七面山頂上~11:25敬慎院~12:49明浄院駐車場

◆山行:5:19、休憩:0.51 合計6:10 距離:14.7km 登り:1,769m、下り:1,726m

◆天気:快晴

 

 

【概要】

今シーズンは雪が少ない。

そのため、年末年始に山スキーに行けなかった。

最近はこんなことが多い。

 

このままでは、年末年始の贅沢で体が動かなくなってしまう。

ということで、そこそこハードでまだ登っていない山である

七面山に行くこととした。

 

七面山は200名山であり気になっていたが、

七面山から八紘嶺の縦走をしたいと思っていてとっておいた。

しかし、安部峠から身延町大城の林道が当分工事中であることから、

縦走は宿題とし、今回登ることにした。

 

昭文社の地図のパーキングは七面山駐車場であり、

明浄院までは少し歩く。今回は何も分からずこちらに止める。

しかし、この駐車場に並行する赤沢宿に向かう道は、

明浄院に直接車で行けるのでこちらが正解なのだろう。

 

さて、稜線にある敬慎院まで、参道というか登山道を登る。

私のイメージでは石段かなと思っていたが、ほぼ登山道である。

 

立派な杉の木に囲まれた登山道を進む。

 

(甲府方面)

 

登山道には、1丁目から50丁目まで

丁目石(石灯篭)があり目標となる。

また、簡単な句が書いてある看板があり、担当な登りのアクセントとなる。

 

神力坊、肝心坊、中適坊を過ぎ、

晴雲坊あたりから雪が出てきて、それから上は雪がまだらである。

 

 

参道を登りきると和光門がある。立派である。

 

 

その先に鐘があり、連打禁止とある。

確かにこんなところで連打したら興ざめである。

 

右に行くと敬慎院である。

トイレに行きたいので先に敬慎院に向かう。

なんとトイレの便座は暖かい。

 

境内は、雪の朝ということもあり誰もいなくて、日も当たらず神秘的である。

予想以上に立派な建物である。

今後の安全な山行を祈り先を急ぐ。

 

 

石段を登り登山道に合流。

この合流地点である随身門から見る富士山は神々しかった。

 

 

(真ん中左が毛無山)

 

七面山を目指す。

途中、軽アイゼンを装着する。久しぶりの軽アイゼンである。

左側には大崩れがあり、ここから見る富士山も素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

七面山頂上着。

眺望はまったくなし。

写真を撮り、南アルプスが見えるという希望峰を目指す。

 

 

アフリカ大陸最南端の喜望峰は、

大航海時代の1497年、バスコ・ダ・ガマが通過して

まだ見ぬ地インドに向かったことで有名である。

 

この希望峰は白峰南嶺の山々が、

これまでと違った角度から見渡せるということで、

南アルプス好きとしては行かなければならない。

 

希望峰着。

笊が岳を中心に白峰南嶺の山々が出迎えてくれた。

その先にある赤石や聖岳は雲がかかっている。残念。

希望峰を進めば何が見えるのかは次回の宿題である。

 

(真ん中の双耳峰が笊が岳)

 

七面山に戻り、随身門で再び富士山の写真を撮る。

12月に登った愛鷹山(越前岳)が良く見える。

(富士山の右下が最初の尖がりが越前岳、富士山の左が毛無山)

 

後は登ってきた参道を戻り終了。

 

 

新年早々、心な清まる山行ができ満足でした。

 

コメント
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