中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

桑の木山~ネコブ山

2022-05-04 22:02:49 | 新潟の山

★2022年5月4日~5日

 

■目的地:桑ノ木山~ネコブ山(新潟県)

■メンバー:hitoshiさん、NAKA-TAKA

■コースタイム

【1日目】7:31三国川ダム展望台駐車場~8:15十字峡登山口~13:24桑ノ木山頂上(テン場)

【2日目】5:51テン場~7:40ネコブ山頂上7:54~9:28テン場9:49~13:26駐車場

■天気:1日目、2日目とも快晴

■登山概要 行動時間:13時間30分  

移動距離:21.8㎞ 

登り/下り:1661m/1680m

 

 

【概要】

≪1日目≫

例年であれば、ゴールデンウィークは山スキーであるが、

今年はHitoshiさんからのお誘いがあり、

残雪期にしか行くことができない山に登山に行くこととした。

 

目的はネコブ山。

岳人2002年4月号でマイナー12山になった渋い山である。

なんと、山と渓谷の今年の5月号にネコブ山が載っていたのに驚いた。

なお、我々がネコブ山に行こうと決めたのは、ヤマケイの記事を見る前である。

 

 

さて、早朝4時に、

長野自動車道の某所でHitoshiさんをピックアップし登山口へ向かう。

三国川ダム展望台駐車場には、2,3台停まっているだけである。

 

最初はダムの周遊路を歩く。

この道路も夏には車が通れるようになるようだが、

現在はまだ一部雪があり、倒木もあり荒れていて通行止めである。

 

十字峡のそばの給水管脇の管理道を登ることから本格的な登山が始める。

(現在地の矢印の上からの伸びる登山道の無い尾根を登る)

 

最初から急登、重い荷物が足に来る。

終了地点には管理小屋がありここで小休止。

阿寺山、八海山方面がよく見える。

 

 

(左奥が阿寺山、奥が八海山)

 

この先は、地図上登山道はないが、少しは物好きな登山者がいるので、

藪の凄いところもあるが、僅かであるが踏み跡はある。

所々で笛を吹き、熊に注意しながら登っていく。

 

やっと雪が現れる。

 

更に進むと尾根上も雪がつきだしたので、尾根通しで登る。

雪はザラメでアイゼンも必要ない。

(阿寺山と八海山)

 

(左奥が越後駒ケ岳、右が中ノ岳)

 

途中の景色に癒やされながらのんびり登っていく。

今日はハードではなく午後からの宴会に備え、水分を調整する。

(桑の木山方面)

 

今日のテント場の桑ノ木山頂上に到着。

絶景かな絶景かなである。

山頂は非常に平らで広い。

(右手前が桑の木山、真ん中奥がネコブ山)

 

先ずはビールを冷やし、

それから、テントは風を少しでもさけるため、笹の側に張る。

(八海山(200名山)、中ノ岳(200名山)、越後駒ケ岳(100名山))

 

さあ、雪で机と椅子を作り宴会開始。

まだ2時である。

ビールで乾杯。うまい、旨い、美味い。

 

(テント横にはなんと三角点あり)

 

今日の料理は、

キャベツと塩昆布の和え物、

ハンバーグ、

最後は山梨の名物ほうとうである。

 

チーズやスナックも食べながら、ビールからGI yamanashiの赤ワインと進む。

今日は気温もちょうど良く、風もなく、本当に宴会日和である。

 

締めのほうとうには、大雪渓(池田町の日本酒)がよく合う。

 

日暮れが近づいても無風であるので、夕暮れを存分に堪能する。

 

 

 

 

 

夜8時頃就寝。

夜中に起きたら天の川がよく見えた。

 

 

≪2日目≫

4時半頃起床。

寒くないので、外で朝食。

野菜たっぷりマルタイラーメンである。

 

要らないものをテントにデポし、アイゼンを装着し、ネコブ山を目指す。

 

途中で藪もあり少し大変なところもあったが、

周りの景色を楽しみながら登っていく。

雪がなくなれば藪藪なので遠い山になるのだろう。

 

 

(桑の木山と、その後方の越後三山)

 

稜線に登りあげると更に景色は最高となる。

(ぽつんと黒いのがネコのコブ)

 

ネコブ山のコブの上で記念撮影。

(右が巻機山(100名山)、左が谷川岳(100名山))

 

その後頂上を目指す。

マイナー12山登頂。

八海山や巻機山、遠くは平ヶ岳、武尊山、谷川岳まで見渡せる。

近くにはマイナー12山からもれた下津合山も見える。

(ネコブのコブと一緒に)

 

(右に下津川山、左奥に至仏山)

 

帰路も景色を楽しむ。

桑ノ木山頂上は、新潟の雲の平と言われることもあるとのことだが、

なるほど、周りには鷲羽岳や水晶岳に似た山もある。

 

(手前が雲の平、右が鷲羽岳、左が水晶岳といったところ)

 

テントをちゃちゃっと片付き、帰路につく。

 

 

久しぶりの登山で疲れましたが、充実した二日間でした。

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