評価 (3点/5点満点)
おもしろい仕事をしたい。やりがいを感じたい。自分にしかできない大きなことを成し遂げたい。
そのための仕事への取り組み姿勢はどうあるべきか。ひとりではできないより大きなことを成し遂げるために、どう人を巻き込み、いかに組織を率いるか。苦しい状況を打ち破り、結果を出すにはどうしたらいいか。
そんな志と問題意識を持ちながら苦難や孤独と闘っているリーダー、あるいはリーダーを目指す人のために、メガバンクや大手生保を相手に企業年金事業で180戦160勝をあげた、三井住友信託銀行の大塚明生さんが語ります。
小さな組織が大きな組織に打ち勝つために有効な方法とは?
・他社が手がけていない新しいトレンド(ビジネスモデル)を作る。
・市場のニーズに敏感になる。
・自社のコアコンピタンスを見極め、活かす。
・ターゲットを徹底的に絞り込む。
・ビジネスモデルが一気に拡大する広報戦略を練る。
・広報戦略から営業への動線を張る。
・正しい指標で業績を評価する。
大塚さんのいる三井住友信託銀行は、大きな組織と思うかもしれないですが、三井住友フィナンシャルグループに属しておらず、国内唯一の独立系信託銀行とのこと。
ゆえに、独創性を発揮し、本質的な付加価値で勝負しなければならない。そんな勝てるリーダーになるための実践と心得です。