ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『煮込み みよし』で悠然と呑む。

2016年09月25日 20時54分43秒 | 広島・お酒呑み系

 

平日のお休み日。

天気は小雨。

 

広島のまちで呑んでやろうと思う。

 

のんだくれの果てを、頂を目指すのだ。

 

ただ、ここでムシマルの固有技能『優柔不断』が発動。

 

自分がどんな店に行きたいか、自分の内部で定まっていなかったのだ。

 

まず場所も。

(平日だから空いているはず。せっかくなら人たくさんのところでのみたい)

(でもどこが一番の流行地というかホットスポットなんだ?薬研堀?本町?胡町?紙屋町?)

 

 

そして何を食べたいかも決まっていない。

(お好み焼きや牡蠣といった広島名物? どんなのかわからないが流行のオシャレ料理?普通の居酒屋さん?)

歩いているうちに、いい店があればと思っていたが歩くたびにわからなくなる。

 

(お気に入りの店を見つけたいのか、高知にないような珍しい店に行きたいのか、高知県民に紹介したい店を探したいのか)

指針がないまま航海をしているようなものだった。

転覆しそうだぜ。

 

 

30分。

迷いながらムシマルは薄弱な自身と向き合っているようなそうでないような。

候補店をいくつか見つける。

 

あの辺まで行けば何かありそう。

あそこまでいってなかったらさっき見たあの店でいいな。

こうなってくると、今度はこういう店が気になる。

 

そういうなかで決めた。


 

『煮込みや みよし』

住所:広島県広島市中区堀川町2-5

電話;082-543-2000

営業時間:月~日、祝日、祝前日: 16:00~翌1:00


 

 

 

ムシマルのなかでは、どちらかというと逃げのお店チョイス。

さまよい歩き飽きたので、チャレンジングスピリッツを少し欠いてきたのだった。

 

煮込みを推し出す店は、なんていうか地元民に愛されそう地力がつよそうという印象論。

 

入店。レトロっぽい。

で結構広い。40人くらいのキャパありそう。

店スタッフさんも5人6人いらっさる。

 

個室風のスペースはなく、カウンターとテーブル。木材の印象つよし。

 

ビールも種類ある。

じゃあこのエクストラゴールドを。

0度でキンキンとか書いてあるのだ。

 

ビールを飲む。

普通に冷えている。

 

突き出しも来る。

突き出しがマグロ二切れだ。

ワサビじゃなくてカラシだ。へーなんでだろう。こだわりか?

 

メニューの一例。

前情報が全然ないので、おススメとか名物とかの表記に従おう。

「煮込み(520円)と骨付きカルビ(650円)を」

(肉ばっかりだ、そうだ)

「緑野菜ごまクリーム(550円)も。とりあえず以上で」

 

お刺身は頼まず。

でもけっこうあるおさかな系。


お魚をいただかなかったのはすでに突き出しで来ていたから。

辛子でお刺身いただく。

突き出しでお刺身いただくと得した気が、いたしますね。

 

ぱくり。

わさらー(わさびを好む人)だから個人的にはワサビの方がいいけれど、

なかなか面白い。いつも知っているマグロが違う顔を見せてくれている。

ポニーテールも似合うけれどアップも清楚だよ。適当に言い過ぎだ。


 

ムシマルが座っているところはカウンターだから厨房が見える。

あの茶色い、ドデカぐつぐつがきっと煮込みなんであろう。

 

待っていると、まず目につくもの、表札のごとき料理のメニュー群、広島カープのカレンダー。

野球中継も広島戦放送中だ。

 

一番最初に煮込み来る。

茶色が濃い。

ねぎが盛ってある。

ぱくり。

味濃い目です。

ねぎが中和役というか。

 

お肉はとろとろとしていて、おいしい。

 

豆腐も大きめなのが入っておられ、こっちの方が好きかもしれない。

お肉と同じくらい好きかもしれない。味が染みている豆腐のことは。


ムシマルは、一椀に、同時に二つの食材を好きになってしまっていたのですわ。

量自体は小鉢的な感じだったけれど、お酒が進む感じ。

 

塩気がやや強くてお汁を飲み干すことはできなかった。

 

 

緑野菜が来た。こういうのか、こういうことか。

ムシマルは実家を離れ、野菜県高知を離れ、ちょっとお野菜ほしくなることがある。

その発露がこれ。

彩られている。

お野菜は一種類ではない、2種3種くらいある。

 

ごまクリームでまったりとした香り。

 

よし、食事バランスにも気を使っているムシマルだ。

お野菜摂ったのでもう何を食べてもいいかしら。

 

『スナップエンドウ酒盗マヨ』 『夜泣き貝酢の物』などが気になりつつ、まだお肉一品来てないぞとそれ次第でオーダー考えようと2手先のことに思いを巡らす。

ムシマルは棋士のようだ。そっちが王手飛車取りならこっちは詰みだ。

 

でもメニューが気にかかり、『サバサンド』『コーネ炭火焼き』よさげだなとぶれる。


皮算用をしていたら、「骨付きカルビ」来る。

ワイルド風か。

わーいキャベツ付きなのちょっとうれしい。

 

骨付きクローズアップ。

がじる。

甘みが先だってきて、お肉のもつがしっかりとした旨み。

もう箸がムシマルの中で色を失う。

手で掴んで歯でむしり取らなきゃ、歯で肉質をむしり取らなきゃですよ。

 

かじり応えのあるカルビが6片くらい。

 

肉の醍醐味がここにある。

 

おかわりしたビールがまだ少し余る。

あと一品頼むとしたら何がいいかな。

 

うううーーん。一生懸命考える。


最初の候補、途中で見た候補、それら悩んで悩んでよし!

 

「こいわしの天ぷら」。

天ぷらも一人暮らしではなかなか作れないからという欲求ですね。

そして広島、もしくは瀬戸内海名物ということで地のもの感があるチョイス。

 

ぱくぱく。


骨がいいかも。

しっぽの小骨にポリポリする食感にわりかし充実感を感じる。

 

 

完食。

 

お会計は4,000円くらい。

 

カルビとこいわし天ぷらがワンツーによかったかなー。

 

いい意味で普通の居酒屋さん。気取らないって意味合いで。

お値段はまーまーですね。

 


 

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