紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023・日本ムラサキ・水無月の生育(続々)

2023-06-24 21:08:21 | ムラサキの栽培
「夏至を過ぎ、漸く苗の茎立ちが始まる」
先々週ロゼット状の葉が、およそ30度角に立ち上がった。
これは、茎立ちの前兆かと目を見張った。じっくりと紫根は生育中と思われた。


夏至を過ぎ漸く、ロゼット状の大きな葉が変化を見せ始める。

本葉の立ち上がり角度は45度であろうか。この姿(生態)は珍しい。

真上から見ると・・・本葉は7〜8枚を数える。茎が確認できる苗は数本である。

茎立ちの1本!双葉を除いて本葉は10枚・・・対生に見える本葉は茎の生育に従って互生となる。

前々回(6/10)の当ブログで紹介の播き捨てた種子が苗の条間に発芽してきた。
数えてみると110個以上もある。日々増加中、発芽数は少ないと見ていたが・・・・。


困った事態となった。種子の選別で廃棄区分にした種?・・・メモは無し。
紙コップ3分の1程で2条の苗間に播き捨てたのだが・・・早目に処理すべきか迷っている。


本日夕刻の苗の生態である。例年ならば開花の時期である。
7月中旬頃には花を見たいものである。種子の採取は、その1ヶ月後と遅れるだろう。


  「悲しきは ふらつくあしの 我が身なり」
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023日本ムラサキと家庭菜園

2023-06-17 21:51:02 | 日本ムラサキ栽培
「自宅庭先の家庭菜園」
畑を去ったが庭先が畑状態に成ってしまった。

大玉のトマト、これは長年栽培を欠かした事はない。
今の所、手は掛からないが赤くなり始めると大変である。


長ナス、丸ナスや水ナスを栽培した事もあったがやはり長ナスが使いやすい。
他にキュウリも毎年の事である。


秋苗の2本立ちが粘り強い生育を見始めた。先が楽しみである。

秋苗とも春苗とも分からなくなってしまった。
本葉は差し渡し18cmにも達する。何故上に伸びないのか?


害虫被害で欠けた場所に種子を播いておいた。確か3粒であったが、それが発芽!

この発芽は捨て播きの種からである。やはり可能性はあったわけである。
栽培場所を見つけなくてはなるまいが・・・さてどうしようかと・・・発芽数にもよるが・・・。
考える事と実現できる事との差が、時々出てきて困惑する事しばしばとなってしまった。
日課はほぼ毎日、決まっていて・・日々老いているのも事実なのだ。


   「おいわすれ くさのめながめ はるがいき」


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023日本ムラサキ・水無月の生育(続)

2023-06-10 20:39:29 | 日本ムラサキ栽培
「隠れていた新芽!」
気温が高い日々が続く様になった。雨の日もかなり頻繁になってきた。
天気図からも梅雨の季節に入ったと思われる。


先週6/1の写真。茎立ちの苗であったが、その後の生育が思わしくない。

春苗であるが室内にて1本だけスーッと茎立ちで生育。他の苗と共に室内との気温差に
大いに戸惑った苗かも知れない。葉が傷み始めたが成長点の緑も不明となる。


これでは下部で切り落とした方が良いかと、根元の枯草マルチを除いてみた。
何と!案の定 新芽が隠れていた。


心配する事なく、根元近くで切り落とした。もっと早く切ってやれば良かった・・・。

引っ越し作業でメモ無しの種子が出てきて処置に困惑する。発芽試験をすれば良いのだが・・・。
紙コップ「三分の一」近くもある。発根らしき種子数粒を確認している。消えた苗の場所に播種。
従って、処分に困惑、廃棄処分すれば良いだけの事だが・・・
結局、苗の畝間に溝を作って種を播き捨てる様な曖昧な方法を取る事になる。
困った性分だ!


もう、花が咲いても良い頃だが・・・こんな生育状況だ。
工事現場後の庭先は、草も余り出てはこない。機材置き場になったり、
関係者の出入りの場となり踏み堅められて春を迎えた。

この種子の中から3粒の発根を確認しているので、全く発芽無しとはなりそうも無い。
期待をしている訳ではないが・・・多く発芽しても困る・・・?

  「老いてきた 脳の力を 如何にせん」 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023日本ムラサキ・水無月の生育

2023-06-03 20:39:40 | 日本ムラサキ栽培
「害虫被害を乗り越えて」
ヨトウムシの食害を受けて1週間後、新芽を出してきた苗がある。
葉を無くしたが、根が残っていた苗はしっかりした新芽を出してきたのである。


先週のブログの最後の写真、ヨトウムシの食害で双葉の1枚を残して本葉を失った苗である。
双葉の1枚が残り、根は無傷なので再生に望みと期待を抱いた苗であった。


期待通りに1週間で、ここまで再生できた。
双葉は既に傷み、間も無く消えるだろう。再生に何とか役目を果たしたか?
途切れた茎、新芽には無数の針の如き毛が密生している。新芽は虫を呼ぶ様である。


2本立ちの新芽が出てきた。元々2本目が出始めていた苗であった。
大きな葉が、全て消えていた苗だった。


これも、本葉の数、形から2本立ちかも知れない。茎立ちをするまでは不明。
グリーンのテープは害虫被害のマーク。


小さな新芽の緑は、日毎に大きくなっていく生育振りである。
根までが食害にあった苗は、この様な再生はあり得ない。


無傷で生育中の現状である。本葉数を増やすばかりで、形状は変化が無い。
茎立ちの生育を待ちたい日々が続く。

  「気は急くが 老いの現れ 先に見え」
  「気は急くが 足がよろつき 杖たのみ」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする