紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキの栽培記録、長月

2019-09-03 19:14:49 | ムラサキの栽培
「約束の日、秋苗の発芽」
昨年9月、初めて秋苗の発芽・育苗、定植に挑戦した。
ほぼ、予想した通り期待に違わず順調な生育状況である。
紫根の収穫を待つばかりとなった。
昨年秋の生育状況では、もう10日程発芽時期が早いと良いのではと印象が残った。
苗床への播種を早めればと、ためらいも無く8月22日苗床への播種をする。
自宅室内での発根セットからの発芽は、真夏はカビの発生で不可能。停止中であろ。
畑の苗床の発芽は、大丈夫だろうか。少々気がかりである。
生憎8月末から夏風邪を引いて、体調不良で畑へは出かけていない。


漸く本日(9/3)午後様子を見に出かける。
発芽予想日は9月1日であった。双葉大きく開き、2〜3日前の発芽か。
とすれば、予想した通りの発芽である。


他の草の芽が多く一暼ではわからない。
余計な草の芽を抜いていて、漸くお目当のムラサキの芽に出会う。


これは昨日辺り発芽したと思われる。

決定的な発芽一つを見つける。種の殻を着けた発芽である。

明日発芽と思われる芽も含め、約10個の発芽を確認できた。
最高気温30℃、最低気温20℃、昨年と比べると、やや高めの気温である。


全体を見ると、まだ発芽の様子はわからない。
この時期、ハムシは余り見かけないが防虫ネットを掛けて被害なく育苗したいものだ。

   「やくそくを たがえずまちし ふたばのめ」
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