マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

講座「出汁にこだわる。」の参加者募集

2014年02月16日 16時50分52秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
無何有庵でのマクロビオティック料理教室「羹のコース」では、3月21日(金)に「出汁」をテーマにお料理の決め手となり、私たちの体を作るミネラルの宝庫である「出汁、スープ」にこだわって講師松見千奈美によるクラスを開催いたします。

羹のコースの卒業生も、今回は内容を一新しておりますので、ぜひ、ご参加ください。

精進出汁はもちろんですが、マクロビオティックの本質をしっかり学んでいただくために、鰹、アゴ、いりこ、ガラなどの動物性の素材も使って、本格的な出汁の取り方をお伝えいたします。



出汁に使用する主な材料は以下の通りです。


利尻「島もの」蔵囲い昆布
豊後「原木栽培肉厚冬茹」の天日干し椎茸
土佐「五回の黴付け」による本枯節
伊吹「無添加銀付き」いりこ(煮干し)
平戸「天然トビウオ」を炭火焼干しアゴ
讃岐「平飼い」「オーガニック飼料」飼育の鶏ガラ
西日本産「自然農法」「有機無農薬栽培」による新玄米、新鮮野菜
古式製法による「イキな塩」「丸中醤油」



それぞれの素材についての知識、選び方、取り扱い方、保存方法、出汁の取り方についての手順、味の決め方についての素材の相性、そして、それらの出汁を使っていくつかの調理例を実習していただきます。


私たちの命となる農作物や、水産、畜産などの食べ物は、どんどん工業化され、本来の食品の体をなさなくなってきた今、子どもたちからお年寄りまで、心身の不調がすごいスピード広がっています。また、東日本大震災時に起きた原発の事故は私たちの環境を劣悪な状態に押しやり、今なおその被害は広まっています。さらに、中国からの大気汚染なども、日本を取り巻く環境に悪影響を及ぼしています。

そのような日本を生き抜くためには、古来より受け継がれてきた伝統和食のあり方を見直す必要があります。

キッチンの冷蔵庫や流しの引き出しの中に、様々な調味料があふれていませんか?
それらの裏を見てほしいのです。
カタカナで書かれた旨味用の化学添加物のオンパレードではないでしょうか?
その上に、合成保存料や酸化防止剤、乳化剤や増粘多糖剤、PH調整剤、着色料、香料などなど、驚きの数の化学物質にまみれていませんか?

イノチとなる食べ物を工場に任せるのはやめて、自然の中に見出すべきです。

これ以上、他力(他利帰)本願になってはいけません。
イノチの基となる「食」をもっとシンプルにし、本来の健康を取り戻さなくては私たち日本人としてのアイデンティティは消えてなくなり、高い精神性も、豊かな社会形成力も崩壊の一途をたどることになります。

出汁という旨味には様々な栄養が含まれており、この天然成分により、調味料も塩と味噌、醤油があれば十分となります。

シンプルな生き方は、手間を省くことではありません。

今回の講座は、応用クラスの羹のコースでの開催ではありますが、基礎の基礎である「出汁の取り方」となりますので、初心者の方も大歓迎です。むしろ、初心者の方からぜひご参加いただきたいクラスです。


本格的なプロの技術を気軽に家庭で使いこなすためのコツを知る機会です。
どうぞ、お見逃しなく。

●日 時 3月21日(金) 10:00~15:00
●参加費 8,400円(受診されている方は7,350円)

●お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 喜田まで。





































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