緑なれば 桜さくらとわからず
青き森に和し 清きささやきを弾く
木漏れ日を散らし 喜びの夏の
青々と染む野に 苦しき神の
愛の塵をまく
かろき怒りの 愚かさのあとを
木を背負う蟻のごと 君は嘆く
あるがごとき鎖を 地に描きて
すべて虚無に等しと 苦き血を吐き
まどろみに去ねり
緑なれば 桜さくらとわからず
鳥の眼にこもる 清き魂の音を覚ます
木を背負う蟻の 萎えし足の痛みを
野に休む風の香に教え
愛の塵をまく
愛の塵をまく
青き森に和し 清きささやきを弾く
木漏れ日を散らし 喜びの夏の
青々と染む野に 苦しき神の
愛の塵をまく
かろき怒りの 愚かさのあとを
木を背負う蟻のごと 君は嘆く
あるがごとき鎖を 地に描きて
すべて虚無に等しと 苦き血を吐き
まどろみに去ねり
緑なれば 桜さくらとわからず
鳥の眼にこもる 清き魂の音を覚ます
木を背負う蟻の 萎えし足の痛みを
野に休む風の香に教え
愛の塵をまく
愛の塵をまく