暇なので、またパズル雑誌を買ってきた。
でも解いていると、すぐつまらなくなってきて、やめてしまう。
なんだか同じような問題ばかりで、おもしろくない。
しかし何にもしないでいるのもつらいので、またパズルを解く。
そんなのの繰り返しだ。
早くこのスランプから抜け出て、もっと芸術的なおもしろいことをやってみたいものだ。
何もネタがないから、また解脱の指導のことでも書こう。
きのうは百人ばかりやった。
馬鹿どもも焦っているみたいだ。次から次へと話しかけてくる。
もう壁にぶつかりまくっているんだろう。
こうなったら解脱するしかないという感じだ。
図書館に行ってまた本を五冊借りてきた。
迷ったけど、また同じ作家の本ばかり借りてきた。
やはり本霊が自分で書いてる本物の作家の方が、安心して読めるんだ。
でも、本物の作家は今とても少ないからね。
すぐに全部読んでしまいそうだ。
近所の空き地のすみのアサガオに、本葉が出てきた。
だんだん大きくなってきている。
でもここって、近所のごみ置き場になってるんだよね。
ごみを入れた袋に押しつぶされないかと心配だ。
無事に育ってくれるといいな。
小さな亀を飼っている。
いつもは市販のえさをやっているんだけど、最近生ジャケを小さく切ったのをやるようになったら、喜んで食いつくようになった。
わたしの手から、直接取って食うんだ。
それがかわいくて、ついよけいめにあげてしまう。
人間の都合で自由を制限しているんだからね、よくしてやろうと思う。
何もすることがないので、一人部屋でぼんやりしていると、かのじょの過去の記憶がよみがえってくることがある。
われわれはかのじょと脳みそを共有しているからね、かのじょ自身の経験も自分の経験のように感じるんだ。
この存在の若いころは苦労の連続だった。いやなことがたくさんあった。
そのころの記憶がよみがえってきて、また苦しむ。
もう終わったことだし、今はなんとかなってるんだから、そんなに思い悩まなくたっていいと思うんだけどね。