里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

カット野菜

2016年10月06日 | 健康・病気

 今日も雨になりました。おかげでそんなに寒くはならないようです。明日の予報最低気温は1℃でしたが6℃に訂正されていました。
 今日は3年前の記事を引っ張り出してきました。

2013年09月04日 | 健康・病気

 カット野菜の需要が最近急増しています。健康志向の中で、「健康のために、野菜を積極的に食べたい!」という人が増えています。コンビニなどで売られているサラダも同じカット野菜の仲間です。サンドイッチに挟んである野菜も同じです。
 自宅で野菜を切って放置しておくとすぐに萎びてしまいますよ。でも、スーパーで売っているカット野菜は、シャキシャキ新鮮のままです。なぜカットした後も長時間鮮度を保っているのでしょうか?

 カット野菜は、野菜を切った後、次亜塩素酸ナトリウムという消毒液やプールの消毒に使う 塩素水に何度も繰り返し漬けて殺菌します。においを嗅いだだけで、食べたら危ないとわかるはずですが、そのにおいを消すために、何度も水で洗浄します。野菜の断面から染み込んだものは水洗いでは落とせません。

この次亜塩素酸ナトリウムは、胃酸と反応すると、発がん性物質を発生させると言われています。

  アスコルビン酸(ビタミンC)による褐変防止処理なども行われます。野菜に含まれている栄養素は水溶性のものが多いですから、殺菌剤液に漬けたり洗浄したり する間に流れ出てしまい、ほとんど何も残っていません。あえて言えば食物繊維くらい でしょうか。
 ドレッシングが付いていることもあります。 これがまたクセモノです。ドレッシングには、保存料や化学調味料などの添加物が大量に使われています。添加物そのものは、単体なら安全だといわれていますが、複数の添加物が反応すると 人体にどのような影響を与えるかはわかっていません。
 カット野菜だけでなく、「日本茶」を含むペットボトル飲料、その他全ての加工食品に複数の添加物が入っています。これらを組み合わせるとどのような化学反応が引き起こされるかはまだわかっていません。わかっていることもあります。あえて言うなら只今実験中というところでしょう。

  カット野菜は外食産業、中食産業(弁当屋)を中心に利用が広がっているので、知らず知らずのうち食べてしまうかもしれません。


『強いシバレ続きます。』20140121

  もうひとつ、気になる記事がありました。カット野菜の売れ行きが好調で、これからも伸びる可能性が強く、食品関連会社は、その増産体制を構築するとのことです。

 カット野菜の需要は、ひとり暮らしの老人、若者、単身赴任者などに支持され、これからの人口動態を見ても、十分採算があると判断されているようです。

 大手、キューピーと全農が立ち上げた(株)グリーンメッセージ(出資金20億円、キューピー51%、全農49%、2013.12設立)。事業内容はカット野菜等の青果加工品の製造・販売で、売り上げは2015年18億円、2025年100億円を計画している。

 レタスチップ・千切りキャベツ・ミックス野菜・小ネギスライスなどが中心で、特にサラダ、サンドイッチ、トッピング用などの生食用で、生産技術力と品質力を活かし、安全・安心、健康栄養、利便性をうたい衛生面で鮮度の良い商品作りを行うという。

 以前、『カット野菜』を書いたが、「安全・安心、衛生的で鮮度の良い商品とは何によって裏打ちされているのか見極めることが重要です。また、「健康・栄養価」を謳うならば、その陰にあるものの正体を確かめる必要があります。

 レタスチップなどは数時間で腐るものなのです。腐らなくすることが彼らの「安全・安心」なのです。価値観が全く逆なのです。

 また、野菜は水洗いをするほど栄養価は失われます。なのに、「健康・栄養」をうたうことは添加物の使用を認めているようなものです。

 それにしても人の力、調理する喜び、食べる喜び、体を作る喜び、が失われています。

 

『袋詰めサラダの大規模食中毒』20160214 | 健康・病気

北米では死者も発生:袋詰めサラダの大規模食中毒

 ライフハッカー [日本版] 2016.2.13

  原文筆者は面倒くさがり屋なので、こんなことは言いたくありません。でも、カットされたレタスなどが入った袋詰めのサラダは、やっぱり食べないほうが良いと思うのです。北米ではもう何度も、袋詰めのサラダ用野菜が原因で、大規模な食中毒が発生しているからです。

(編集部注:日本での発生件数は北米ほどではないようです)

十分な殺菌がなされておらず、残った菌が食中毒の原因となった

 ごく最近のケースを見ても、ドール社の袋詰めサラダからリステリア菌が発見されました。妊婦がリステリア症にかかると、流産や死産を引き起こす可能性があります。この袋詰めサラダは2016127日にリコールされましたが、15人が入院し、1人が亡くなりました。2012年と2013年にも、同じような袋詰めサラダが原因で大腸菌による食中毒が発生しています。

 2015年にアメリカ農務省が発表した報告によれば、リステリア菌とサルモネラ菌による食中毒の原因食材の最上位は野菜と果物です。大腸菌による食中毒の原因食材としては、僅差の2位です。でも、袋詰めサラダには、丸ごとそのまま売っている野菜よりも厄介な点があるのです。2006年に、ホウレンソウに付着していた大腸菌が原因で大規模な食中毒が発生した直後、Emily Bazelon氏がウェブ雑誌「Slate」で次のように説明しています。

 袋詰めのサラダを製造するにあたって、加工工場では、複数の産地から葉物野菜を集めます。それから3種類の異なる薬剤で消毒処理を施し、乾燥させ、袋に詰めて密閉し、近くの市場に出荷するのです。ただし、薬剤による消毒だけでは大腸菌は根絶できません。大腸菌を殺菌するには、野菜に熱処理と有機酸処理を施さなければならないのです。でもそうすると、野菜はおそらくしなびてしまうでしょう。多数の産地で生産された野菜を、十分な殺菌処理をしないまま混ぜてしまうため、1軒の農家から出荷されたホウレンソウが大腸菌に汚染されていただけでも、袋詰め加工の過程で菌が拡散してしまうのです。

 というわけで、筆者はまた、サラダを自分でつくることにしました。袋詰めサラダに菌が付着していたら、消費者にはどうしようもないのですから。サラダを洗ったとしても、大半はまだ生きている菌を家庭内に広げてしまうことになりかねません(それでも洗いたいと言うのなら、酢を水で薄めた希釈液のほうが、ただの水よりわずかながら効果的です)。

 カットされていないレタスやホウレンソウを丸ごと買ってきた場合であっても、生産地で菌に汚染されているおそれはあります。けれども、はるか遠くで生産されたレタスと同じ洗浄水に浸かった履歴はないでしょうから、そのぶん少しは安全かもしれません。  Beth Skwarecki(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)