里の家ファーム

すべて無農薬・無化学肥料、不耕起栽培の甘いミニトマトがメインです。完熟したミニトマトから作る無添加ジュースは逸品です。

爆弾低気圧?

2017年11月11日 | 自然

急速に発達する温帯低気圧のこと。気象庁では,中心気圧が 24時間で 24hPa×sin(φ)/sin(60°)以上低下する温帯低気圧(φは緯度)と定義され,たとえば北緯 40°なら 17.8hPa/24hとなる。春に広い範囲に強風をもたらす日本海低気圧や北日本付近で急発達する低気圧,冬に日本の東や千島近海で急発達する低気圧などが爆弾低気圧と呼ばれる。しかし今日では,気象庁は「爆弾」という用語が不適切であるという理由で気象用語としては使用せず,「急速に発達する低気圧」と表現している。(コトバンクより)

 

 それで、最近「爆弾低気圧」という言葉を聞かなくなったわけだ。発生していないわけではなかったようです。それにしても今回の”低気圧”すごい風。

 

道内強風 12日明け方まで

 発達した低気圧が通過する影響で、道内は11日、日本海側と太平洋側を中心に強い風が吹き、大荒れの天候となった。強風は12日明け方まで続き、海は大しけとなる見込みで、札幌管区気象台は強風と高波への警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、11日正午までの最大瞬間風速は留萌管内羽幌町焼尻で37・2メートル、日高管内えりも町襟裳岬で36・1メートルを記録。札幌でも21・4メートルを観測した。

 留萌市でプレハブの車庫が風でひっくり返ったほか、滝川市で空き倉庫のトタン屋根がはがれるなどの被害が出た。けが人はいなかった。

 12日の予想される最大瞬間風速は日本海側と太平洋側で35メートルの見通し。気象台は、低い土地の浸水や沿岸施設への高潮被害に注意を呼び掛けている。


 

  今日、予定通りパイプ類の搬送を終えた。天気のことを考えて先にずらそうと思って昨日電話したのだが、それじゃあ今やってしまおうということになってしまい、昨日夕方からトラックに積み込み始め、積んだところで暗くなってしまった。
それで、今日はどうしても降ろさなければならない。
ということで午前中のまだそれほど荒れた天気になっていない時間に、合羽を着こんで降ろし終えた。急いでいたので、ただ降ろしたということで、これからハウスを建てる近くまで人力で運びながら、雪に埋まってもいいように並べて置く。
それにしてもこの風はいやだ。
もし、まだハウスにビニールが掛かっていたらと思うとぞっとする。
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水霜か?

2017年09月26日 | 自然

陽はどんどん短くなり、5時には電気をつけなければならない状態。
朝の寒さもどんどん「進化」して、今朝は3℃台。

今日は晴れの予報。
明日からは雨交じりのぐずついた天気で、気温も下がり、高い山では初冠雪の予報も・・・

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最強クラスの太陽フレアが発生

2017年09月08日 | 自然

11年ぶり、最強クラスの太陽フレアが発生

Astroarts 2017.9.8

   日本時間9月6日、大規模な太陽フレアが2度にわたり発生した。とくに21時ごろのフレアは11年ぶりとなる最強クラスのフレアで、この現象に伴う太陽風の乱れが8日の夜ごろ地球に到来すると予測されている。

201797 NASA宇宙天気ニュース情報通信研究機構

   9月6日18時ごろ(日本時間、以下同)、太陽表面の南西の活動領域(黒点群)2673で大規模フレアが発生した。太陽フレアの強度はピーク時のX線強度によって弱い方からA、B、C、M、Xに分類されるが、このフレアの強度はX2.2で、2015年5月5日以来2年4か月ぶりのXクラスのフレアだった。

   さらに同夜21時ごろ、同領域でいっそう激しいX9.3の大規模フレアが発生した。最強であるXクラスのフレア強度が9以上に達したのは、2006年12月5日以来11年ぶりである。


太陽観測衛星「SDO」がとらえたX9.3の大規模フレア(右下の明るい部分)(提供:NASA/GSFC/SDO)

   太陽活動は約11年の周期で変動しており、2008年12月に始まった現在の活動サイクルのなかで太陽は極小期に向かっている。こうした時期に太陽の表面で今回発生したような大規模な爆発現象が起こることは珍しいが、長い歴史という観点から見ればじゅうぶんあり得る現象だ。

   21時ごろのX9.3フレアに伴い「コロナ質量放出(CME)」も起こった。CMEは太陽磁場のエネルギーが突然解放され大量のプラズマ塊が放出される爆発的な現象で、莫大な量の荷電粒子やエネルギーが地球へ到達すると磁気嵐が起こり、人工衛星やその観測機器が影響を受けたり、地球上でも通信障害が発生したりすることがある。


太陽観測衛星「SOHO」がとらえた、X9.3フレアに伴うコロナ質量放出(右下)。太陽は白丸のところにあり、コロナが見やすいようにコロナグラフで隠されている(提供:SOHO (ESA & NASA))

今回発生したCMEは地球の方向にも向かっているとみられている。CMEによる太陽風の乱れは8日の夜ごろに地球に到来すると予測されており、地球の磁場が乱され磁気嵐が発達したりオーロラの活動が活発になったりする可能性がある。


 核兵器による電磁パルス攻撃の脅威と恐怖 8/18 でも取り上げた

電磁パルスは核爆発だけでなく、太陽表面の巨大爆発で起きる磁気嵐(太陽嵐)が地球を直撃した時にも発生するため・・・

これがそれなのだ。飛行機には乗らないこと、原発は止めるべき、停電に備えるべし、地震にも備えるべし・・・・・

 「人体には直接的には影響はない」とされていますが、それは健康な一般の人の場合であってペースメーカー等への影響は少なからずあると思います。ただ、地球上のすべての地域に一律に現れるものではないはずです。どこにどのように現れるのか、情報が欲しいところです。

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短時間強雨

2017年08月26日 | 自然

<連続台風1年>短時間強雨、
 道内で急増 30年前の3倍

台風9号による豪雨で、道路が冠水した日高管内新ひだか町中心部。この日の1時間降水量は65ミリに達した=2016年8月23日
台風9号による豪雨で、道路が冠水した日高管内新ひだか町中心部。この日の1時間降水量は65ミリに達した=2016年8月23日

 道内で短時間に強い雨が降る頻度が30年前の3倍以上に増加し、全国平均の約3割増を大きく上回ることが札幌管区気象台への取材で分かった。主な要因は地球温暖化とみられ、冷涼で強雨が少なかった北海道は特に影響が大きい可能性が指摘されている。道内の堤防や道路などのインフラは本州に比べ少ない降水量を前提に設計されており、専門家は「今後も強雨が増えると予測され、災害対策がますます重要」と警鐘を鳴らす。

 史上初めて四つの台風が相次いで道内に上陸・接近し、このうち最大の被害を出した台風10号の最接近から30日で1年。全国で毎年のように豪雨災害が起きる中、道内でも短時間強雨が頻発している現状が明らかになった。

 札幌管区気象台によると道内の地域気象観測システム(アメダス)の本格運用が始まった1976年からの10年間で、1時間に50ミリ以上の強雨を記録した日数は計36日だったのに対し、2016年までの10年間は計117日と3・25倍に増えた。

 1年当たりにすると11・7回で、この10年間は平均で月1回、道内のどこかの地点で強雨が観測された計算だ。死者・行方不明者6人を出した連続台風のあった昨年8月の後半は、伊達市大滝の1時間70ミリなど、同50ミリ以上の雨を記録した日が7日あった。

 道内のアメダス地点数は76年は182地点、現在は225地点と30年間で多少の増減はあるが、1地点当たりの平均日数に換算しても、強雨の頻度の増加率は3・23倍。全国平均の1・34倍を大きく上回った。

 札幌、旭川など道内主要7地点の平均気温はこの100年間で1・6度上昇した。気温が上がると大気が取り込める水蒸気の量は増える。大気中の水蒸気が冷えて雨になるため、気温上昇により降雨は強まる。

 北大大学院の谷本陽一教授(気候力学)は「温暖化で1時間当たりの雨が強くなったと考えて矛盾はない」と指摘。「道内のインフラは強雨への耐性が低い。本州のような豪雨はないとの意識は変えなければ」と訴える。同気象台は、21世紀末には道内の平均気温はさらに3度程度上がり、短時間強雨の回数も全道で増加すると予測している。

 <ことば>短時間の強雨 1時間50ミリ以上80ミリ未満は滝のように降る「非常に激しい雨」で、屋外は水しぶきで白っぽくなり、都市部ではマンホールから水があふれる強さとされる。

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日照不足 & ペルセウス座流星群

2017年08月11日 | 自然

日照不足

日照不足を感じたので調べてみました。
ところが、空知地方は例年を上回る日照時間がある。
オホーツク海側や函館方面、東北地方の日照不足が顕著だ。
どうして日照不足と認識してしまうのか?
それは午前中の日照不足を感じるからだろう。
作物は朝の光が重要だ。
特にトマトは。
午前中、すっきりと晴れる日が少ない。

 

ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群は7月17日から8月24日頃まで見れる流星群だ。
特に8月12日から13日にかけてがピークだ。
前後数日も大丈夫なので是非、夏休み中の子どもたちに見せてあげたい。

  ピーク時刻も12日22時頃と条件も良く,12日の夜半前から13日未明に注目です.加えて12日夜明け前も注目してみましょう.

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立秋

2017年08月08日 | 自然

 夕べ部屋のカーテンを閉めるとき、「おや、日が短くなった」と思ったのです。やっぱり立秋でした。暑さも30℃近くまではなりますが超える日はそんなにありません。でも暑さがこたえます。それだけ体力が落ちてきているのでしょう。無理はできません。これから札幌へ行ってきます。友人たちと夕飯を食べてから帰りますので、今のうちの更新です。
 満月に地震が起きやすいです。気をつけましょう。

2017.8.9

中国・四川省でM6.5の地震、100人死亡の恐れ


 

立秋の日の過ごし方

MYLOHAS編集部 - MYLOHAS - 2017年8月7日

   一年のうちで暑さがもっとも厳しいといわれる「大暑」が過ぎたものの、体感的にはこれからが暑さのピークといえるかもしれません。残暑が体にこたえ、夏の疲れが出やすい時季です。

暮らしに活かす二十四節気「立秋」の過ごし方

「立秋(りっしゅう)」・毎年8月7日頃

 昨日(2017年8月7日)は、二十四節気の「立秋」です。暦のうえでは秋の始まりを意味し、季節の便りは暑中見舞いから「残暑見舞い」に変わります。とはいえ、肌で感じる季節は夏真っ盛り。とうぶん暑い日が続きます。冷たい飲み物や、素麺などのど越しのいい食事がおいしく感じられ、冷房の効いた室内で過ごすことが当たり前。そんな毎日が7月中旬あたりから続いているのではないでしょうか。もし、最近は大好物を目にしても食欲がわいてこない、体がだるくて楽しいイベントごとにも腰が重い......このようなサインが現れていたら、体に冷えがたまってきているかもしれません。

こまめな冷え取りで夏冷えをリセット

 暑い日が続くと、どうしても涼しい環境や冷たい飲食を求めてしまいますが、必要以上の冷えは代謝を下げて、体を疲れさせるモト。立秋の頃は、夏特有の冷えによる不調を感じやすいときです。自然のリズムにおける養生法において、この時季は「冷え取り」がポイントになります。

 具体的なアクションとしては、エアコンの設定温度を見直す、たまには屋外で日光にあたる、冷房の効いた室内では温かい飲み物をセレクトする、シャワーですませず湯船につかる、などなど。どれも簡単なことですが、体の冷えをこまめにリセットするのに有効です。立秋の日だけでなく、次にめぐってくる二十四節気の「処暑(8月23日)」までは、意識して続けてみましょう。そうすることで、夏バテを予防し、秋口の急な気温の変化にも動じない健やかな自分をはぐくむことができます。

特別な満月に再生や復活を願って

 立秋の翌日(8月8日)は、満月です。でも、ただの満月ではありません。日本全国で「部分月食」が起こるのです。そんな特別な満月に、願いをかけてみませんか?

 日本語では、満月のことを「望月(もちづき)」とも呼びます。また、天文学では満月のことを「望(ぼう)」といいます。望の文字には「願うこと」という意味があり、まんまるの月に願いをかけるのは、とても自然なことといえそうです。

 暦のうえで秋をむかえてから、はじめてめぐってくる8月8日の満月は、地球の影にいったん隠れてから再び輝きを取り戻す特別な月。やさしい光で闇夜を照らし、私たちにやり直しや立ち直るチャンスを与えてくれます。再生や復活に通じる願いをかければ、月が叶えてくれるかもしれませんよ。

次に巡ってくる二十四節気は、「処暑(2017年8月23日)」です。

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少ない雪。

2017年01月31日 | 自然

やっぱりそうでした。例年の半分もないなと思っていたところです。
今は楽でいいのですが、あとがどうなるか心配です。
これだけ少ないと田んぼを潤す農業用水も当然少なくなります。


北海道 日本海側の雪は史上最少?

        国内 - tenki.jp - 2017年1月29日

  7日~28日にかけて北海道は大荒れの天気となり、上川地方の音威子府では2日間で39センチの雪を観測するなど、雪の量も多くなりました。しかし、今回のような大雪が今年は少なく、北海道の日本海側では28日までの降雪量は平年の半分しかありません。このまま経過すると、史上最も雪の少ない1月となりそうです。

●過去の記録は64%

 1月1日から28日までの降雪量を地域ごとに平年と比べると、北海道の日本海側は50%、太平洋側は85%、オホーツク海側が65%となっています。

 全体的に平年と比べて雪が少ない今月の北海道ですが、特に日本海側の雪が少なく、平年の半分にすぎません。1月の降雪量の平年比は、1961年の統計開始以来最も少なかった年で2015年の64%ですので、このまま経過すると大幅に記録更新することになりそうです。

●原因は低気圧のコース

 今月に入ってからは冬型の気圧配置があまり長く続かず、雪の量は全体的に少なくなっていますが、特に日本海側の雪が少ないのはなぜなのでしょうか?原因は低気圧の通るコースにあります。

 今月は北海道の南側を低気圧が通ることが多く、低気圧そのものによる雪は主に太平洋側で降りました。
さらに南側を通った低気圧は、その後北海道の真東に位置することが多くなりますが、この位置に低気圧があると、低気圧周辺の風で運ばれる雪雲が日本海側に入りにくくなるのです。

 普段ならば日本海を北上してきた低気圧が雪を降らせた後、オホーツク海に抜けて冬型の気圧配置となるため、風向きは北西から西となり、日本海側で主に雪が降るのですが、今月はこの形で雪の降る日が極端に少なかったのです。


 

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なぜ虫の「声」が外国人には聞こえないのか?

2017年01月28日 | 自然

なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか?

まぐまぐニュース! / 2017年1月10日

   誰しも一度は耳を傾けたことがある、虫の声ですが…、この虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、世界中で日本人とポリネシア人だけという事実をご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、そのメカニズムを紐解きながら、わたしたち日本人の「全世界に対する責務」についてが論じられています。

日本語が作る脳
 
  東京医科歯科大学の角田忠信教授が、1987年1月にキューバのハバナで開かれた第一回国際学会「中枢神経系の病態生理学とその代償」に参加した時の事である。キューバではいまだ戦時体制が続いており、西側諸国からの参加者は角田教授一人だった。開会式の前夜に歓迎会が開かれ、東欧圏から大勢の科学者が参加していた。キューバ人の男性が力強いスペイン語で熱弁をふるう。

   しかし、教授は会場を覆う激しい「虫の音」に気をとられていた。なるほど暑い国だな、と感心して、周囲の人に何という虫かと尋ねてみたが、だれも何も聞こえないという。教授には「蝉しぐれ」のように聞こえるのに!

   午前2時頃、ようやくパーティが終わって、キューバ人の若い男女二人と帰途についたが、静かな夜道には、さきほどよりももっと激しく虫の音が聞こえる。教授が何度も虫の鳴く草むらを指して示しても、二人は立ち止まって真剣に聴き入るのだが、何も聞こえないようだ。不思議そうに顔を見合わせては、お疲れでしょうからゆっくりお休みください、というばかりであった。

   教授は毎日、この二人と行動をともにしたが、3日目になってようやく男性は虫の音に気づくようになった。しかし、それ以上の感心は示さなかった。女性の方は、ついに一週間しても分からないままで終わった。どうも日本人の耳と、外国人の耳は違いがあるようだ。

虫の鳴き声を「声」として聞いているのは、日本人とポリネシア人だけという不思議

 左脳と右脳
   こうした聴覚の違いを切り口に、角田教授は日本人の脳が他の民族の脳と違う点を生理学的に追求してきた。その結果が驚くべき発見につながった。人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ得意分野がある。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する。左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ。ここまでは日本人も西洋人も一緒である。

ところが、虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった。西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめる、ということが、角田教授の実験であきらかになった。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになる。

   キューバ人にとっては、会場を覆う激しい虫の音も、いつもの騒々しい雑音だと慣れてしまえば、意識にのぼらなくなってしまう。我々でも線路沿いに長年住んでいれば、騒音に慣れて、電車が通っても意識しなくなってしまうのと同じ現象なのだろう。しかし、虫の音は日本人は人の声と同様に言語脳で聞いているので、雑音として聞き流すことはできない。スペイン語の熱弁と激しい虫の音は、教授の左脳でぶつかっていたのだ。

   このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られ、中国人や韓国人も西洋型を示すという。さらに興味深いことは、日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまう、というのである。脳の物理的構造というハードウェアの問題ではなく、幼児期にまず母国語としてどの言語を教わったのか、というソフトウェアの問題らしい。

 左脳か、右脳かの実験
   この違いを考察する前に、こうした結果がどのような実験で得られたのか、簡単に見ておこう。人間の耳から脳への神経系の構造は、左耳から入った音の情報は右脳に行き、右耳から入ると左脳に行く、という交叉状態になっている。

そこで、左右の耳に同時に違ったメロディーを流して、その後で、どちらのメロディーを聴きとれたかを調べると、常に左耳から聴いた方がよく認識されている事が分かる。これで音楽は、左耳、すなわち、右脳の方が得意だと分かる。同様に、違う言葉を左右から同時に聴かせると、右耳、すなわち左脳の方がよく認識する。我々がほとんどの場合、右耳に受話器をあてるのは、このためだそうだ。さらに複雑なテスト方法もあるが、これが最も基本的な実験方法である。

   こういう実験で、いろいろな音で、左脳と右脳の違いを調べると、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通であるが、違いが出るのは、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かった。

日本独自の「自然観」が、脳の働きにも影響している!?

 アメリカでの虫の音?

   虫の音と言えば、筆者にもこんな個人的な体験がある。ボストンから内陸部に車で2時間ほど入った人里離れた山中で、見晴らしの良い所があったので、車を止めて一休みしていると、昼間なのに虫がしきりに鳴いている。

   それを聞いているうちに、ふと、そう言えばカリフォルニアに4年も住んでいたが、虫の音に聴き入った覚えがないな、と気がついた。乾燥したカリフォルニアでも沿岸部にはかなり緑も多い。しかし私の記憶の中の光景では、なぜか常に豊かな緑がシーンと静まりかえっているのだ。やかましい蝉しぐれだとか、秋の夜長の虫の音だとかは、どうしても思い出せない。

   アメリカ人が虫というとまず思い浮かべるのは、モスキート(蚊)、フライ(蠅)、ビー(蜂)など、害虫の類だ。アメリカでは蜂はまだしも、蚊や蠅はほとんどお目にかからない。だからたまに蠅を見かけると、とんでもない不衛生な所だという感じがする。文明生活の敵だとして、とことん退治してしまったのだろうか?

   また昆虫を示す単語には、悪い語感が付随している場合が多い。「insect」には「虫けらのような人、卑しむべき人」という使い方があり、「bug」は、「悩ましい、てこずらせる」から、転じてソフトウェアの「バグ」などと使われる。日本語なら「虫けら」とか、蚤、シラミのイメージだ。

   虫はすべて害虫であり、その鳴く音も雑音と同様に聞くとなれば、蚊や蠅を退治する殺虫剤で、見境なく一緒に全滅させてしまったとしても無理はない。

虫の音に聴き入る文化

   日本では対照的に、虫の音に聴き入る文化がある。現代でもコオロギ類の画像と鳴き声を納めたインターネットサイトから、飼育法を解説した書籍まで無数にある。「虫の声」という以下の童謡は、虫の音に聴き入る文化が子供の頃から親しまれている一例である。

 

あれ松虫が鳴いている

チンチロ チンチロ チンチロリン

あれ 鈴虫も鳴き出した

リン リン リン リン リーン リン

秋の夜長を鳴きとおす

ああ おもしろい 虫の声

 

 この伝統は古代にまで遡る。

         夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこおろぎ鳴くも

(万葉集、しのに:しっとりと濡れて、しみじみした気分で)

近世では、明治天皇の御製が心に残る。

           ひとりしてしづかにきけば聞くままにしげくなりゆくむしのこゑかな

   一人静かに耳を傾けると、虫の声がより一層繁く聞こえてくるという、いかにも精密な心理描写である。また虫の「声」という表現が、すでに虫の音も言語脳で聞くという角田教授の発見と符合している。もう一つ明治天皇の御歌を引いておこう。

 虫声

       さまざまの虫のこゑにもしられけり生きとし生けるものの思ひは

    松虫や鈴虫など、さまざまな虫がさまざまな声で鳴いている。それらの声に「生きとし生けるもの」のさまざまな思いが知られる、というのである。人も虫もともに「生きとし生けるもの」として、等しく「声」や「思い」を持つという日本人の自然観がうかがわれる。虫の音も人の声と同様に言語脳で聞く、という日本人の特性は、この文化に見事に照応している。

 「日本人の脳」ではなく「日本語の脳」
       犬は「ワンワン」、猫は「ニャーニャー」

   角田教授の発見では、虫の音だけでなく、そのほかの動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎまで、日本人は言語脳で聞いているという。これまた山や川や海まで、ありとあらゆる自然物に神が宿り、人間はその一員に過ぎないという日本古来からの自然観に合致している。

   幼稚園から小学校の4、5年ぐらいの日本の子供に、犬はなんといって鳴くかというと、ワンワンというにきまっているのです。マツムシはチンチロリンという。外国人に聞きますと、ひじょうに困るのです。なんというていいか一生懸命考えて記憶を呼び出して、ウォーウォーといったり、ワーワーと言ったり。(『右脳と左脳』p122 対談者の園原太郎・京都大学名誉教授(心理学)の発言)

   日本の子供が「ワンワン」と答えるのは当然である。親が犬を指して「ワンワン」と教えるのであるから。同様に猫は「ニャーニャー」、牛は「モーモー」、豚は「ブウブウ」、小川は「サラサラ」、波は「ザブーン」、雨は「シトシト」、風は「ビュウビュウ」。まるで自然物はすべて「声」をもつかのようである。

   このような擬声語、擬音語が高度に発達しているという点が、日本語の特徴である。幼児がこれらを最初から学んでくれば、虫や動物の鳴き声も自然音もすべて言語の一部として、言語脳で処理するというのも当然かもしれない。あるいは、逆に、言語脳で処理するから、言語の一部として擬声語、擬音語が豊かに発達したのか?

   いずれにしろ、自然音を言語脳で受けとめるという日本人の生理的特徴と、擬声語・擬音語が高度に発達したという日本語の言語学的特徴と、さらに自然物にはすべて神が宿っているという日本的自然観との3点セットが、見事に我々の中に揃っているのである。

 人種ではなく、母国語の違い

   角田教授の発見で興味深いのは、自然音を言語脳で受けめるという日本型の特徴が、日本人や日系人という「血筋」の問題ではなく、日本語を母国語として最初に覚えたかどうかという点で決まるということである。

   その端的な例として、南米での日系人10人を調査したデータがある。これらの日系人は1名を除いて、ポルトガル語やスペイン語を母国語として育った人々で、その脳はすべて西洋型であった。唯一日本型を示した例外は、お父さんが徹底的な日本語教育を施して、10歳になるまでポルトガル語をまったく知らずに過ごした女性であった。その後、ブラジルの小学校に入り、大学まで出たのだが、この女性だけはいまだに自然音を言語脳でとらえるという完全な日本型だった。

   逆に朝鮮人・韓国人はもともと西洋型なのだが、日本で日本語を母国語として育った在日の人々は、完全な日本型になっている。

   こう考えると、西洋型か日本型かは人種の違いではなく、育った母国語の違いである可能性が高い。「日本人の脳」というより、「日本語の脳」と言うべきだろう。角田教授の今までの調査では、日本語と同じパターンは世界でもポリネシア語でしか見つかっていない。

 日本人のみが発揮できる「独創性」

違うがゆえに独創的なものが生まれる

   日本語による脳の違いとは、我々にとってどのような意味を持つのだろうか? 理論物理学者の湯川秀樹博士は、角田教授との対談でこう語る(『右脳と左脳』p114)。

   つまり日本人はいままでなんとなく情緒的であるというていた。(西欧人が)論理的であるのに対して、より情緒的であるといっていたのが、構造的、機能的、あるいは文化といってもいいけれども、そういうところに対応する違いがあったということが、角田さんのご研究ではっきりしたわけです。

   そうするとそこで私が考えますことは、その違うということを生かすという方向です。違うということは上とか下とかいうことではなくて、その違いということを生かす。(中略)違うがゆえに独創的なものが生まれるのである。西洋に比べてあかん、劣っているという考え方が根深くあったけれども、そういう受け取り方をしたら劣等感を深める一方です。

   「違うがゆえに独創的なものが生まれる」とは、独創的な中間子理論でノーベル賞を受賞した湯川博士の言葉だけに重みがある。日本語の脳の違いは人類の多様性増大に貢献しているわけで、「虫の音に耳を傾ける文化」などは人類全体の文化をより豊かにする独創的なものと言える。

   こうした「生きとし生けるもの」の「声」に耳を傾けるという自然に対する敬虔な姿勢は、今後「宇宙船地球号」の中ですべての生命と共生していくために貴重な示唆を与えうる。

   我々が受け継いだこの「日本語の脳」の違いを意識的に極め、その独創性をよりよく発揮していくことは、我々日本人の全世界に対する責務とも言えるだろう。

文責:伊勢雅臣image by: Shutterstock

『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』

 著者/伊勢雅臣

       出典元:まぐまぐニュース!

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根雪(長期積雪)の初日が10月29日で確定

2016年11月28日 | 自然

 

tenki.jp - 2016年11月27日

旭川では午後6時の積雪が12センチと、今日(27日)も積雪が続いており、10月29日から積雪が30日連続で観測されました。これで、根雪(長期積雪)の初日が10月29日で確定し、北海道史上最も早い根雪のスタートとなりました。
●これまでの記録は10月31日
根雪が始まるのは平年だと早い所で11月下旬から。旭川が11月22日で最も早く、札幌は12月4日など、12月に入ってからの所の方が多くなっています。根雪が始まるといよいよ本格的な冬に突入、というイメージがありますが、今年の旭川は10月中にその根雪が始まってしまいました。
1961年の根雪の統計開始以来、道内の最も早い根雪初日は2002年に後志地方の倶知安が記録した10月31日で、昨年までで10月中に根雪が始まったのはその1度のみでしたが、今年の旭川はこの記録を更新することになりました。
(なお、倶知安での根雪の観測は、観測所が無人化されたため、今は行われていません。)
●根雪が早くなった理由は?
根雪が早い原因として考えられるのは大きく2つで、早い時期から雪が多く降ること、そして、雪が降り出してからの気温が低いことです。
では、まず雪の量から見ていきましょう。今年の旭川は、10月の月降雪量が26センチと、10月としては史上3番目に多く、記録的に雪の多い冬のスタートとなりました。さらに11月に入っても雪は多く、昨日までで167センチと、11月の8位の降雪量をすでに記録しています。
続いて気温ですが、旭川は今年の11月の月平均気温は昨日までで-0.8℃です。根雪の統計が始まった1961年以降で見ると、11月の月平均気温が今の所、最も低くなっています。
記録的に雪が多く寒い1か月になったことで、北海道民でも驚くほど早い根雪初日を迎えることになりました。

●明日は札幌でも雪強まる恐れ
今日は低気圧の接近に伴い、暖かい空気が入り込んだため、一部では雨も降った北海道ですが、明日には再び寒気が流れ込み、北部を中心に再び雪と寒さが強まりそうです。
札幌中心部ではしばらくまとまった雪になる日がなかったため、街中の雪もすっかりなくなりましたが、明日の雪は札幌中心部でも積もる恐れがあり、車の運転などには十分な注意が必要となります。

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北極の異常な高気温

2016年11月26日 | 自然

 昨日は昼前から札幌へ行ってきたのでブログの更新もできなかった。
寒いけれど日が差す時間もあり、国道はぐしゃぐしゃに融けていた。
おかげで帰りは、これが凍り付いて、ひどいでこぼこ道とブラックアイスバーン。
大型トラックと乗用車の衝突事故のわきを通って帰ってきた。

こんな異常事態でも人間は戦争しているんです。
そっちの方が異常だわ!


北極の異常な高気温、気候変動の「悪循環」が拍車

【AFP=時事】大量の熱を蓄えた海水と北向きの風が、北極域での異常な高気温を引き起こしており、気候変動の「悪循環」がそれに拍車を加えているとの研究報告が24日、発表された。

 北極の天候の変化を1時間ごとに追跡記録しているデンマーク気象研究所(DMI)が発表した観測データによると、極氷冠上空の大気の温度が、平均を9~12度上回る状態がこの4週間続いているという。

 DMIの気候研究者のマルティン・シュテンデル(Martin Stendel)氏によると、北極点(North Pole)上空の温度は先週、数日間にわたって0度を記録し、11月中旬の例年の水準を約20度上回ったという。

 シュテンデル氏はAFPの取材に、人工衛星による観測データ収集が開始された1979年以降の記録としては、先週の気温はずば抜けて高いと述べ、「現在観測されている状況は、極めて異常だ」と付け加えた。

 北極の海は夏季の海氷融解で露出するが、例年のこの時期には、その表面に毎日数千平方キロの氷が張り、再び凍結する。だが今年は、それがまだ起きていない。少なくとも例年と同様のペースでは起きていないと、シュテンデル氏は指摘する。

 また、電話での取材に同氏は、「氷が通常通りに成長していないだけでなく、暖気の流入によってさらなる融解が起きていた」と説明した。

 米国立雪氷データセンター(NSIDC)の報告によると、10月の海氷面積は約640万平方キロで、観測史上最小だったという。北極圏でも、2016年9月16日に約414平方キロと史上最小を記録した。

 科学者らによると、いくつかの要因が、10月下旬以降の北極の異常な高温を引き起こしているのだという。

 最も直接的な要因は、欧州西部とアフリカ西海岸沖から吹き上がってくる暖風だ。

 仏気候環境科学研究所(LCSE)の科学者、バレリー・マソン・デルモッテ(Valerie Masson-Delmotte)氏は「この熱を運んでくる暖風は、一時的なものだが、ほぼ前例のない気象現象だ」と説明した。暖風は、24日以降になってようやく和らいできたという。

■ミラー効果

 また、その他の要因として、記録的な強さとなった太平洋のエルニーニョ(El Nino)現象が挙げられる。

 だが、いくら強力であっても、断続的なこれらの要因に拍車をかけているのは、中でも最大の要因である地球温暖化だと専門家らは口を揃える。

 英気象庁(Met Office)極地気候部の主席研究員、エド・ブロックリー(Ed Blockley)氏は「北極の海氷の長期的な減少は、気候変動に原因があると考えられる」と話した。

 温室効果ガスが熱を吸収することで発生する人為的な気候変動により、地球の平均表面温度は、産業革命前との比較ですでに1.0度上昇している。

 ところが北極圏では、温暖化が2倍のペースで進行している。この原因の一端は、科学者らが「正のフィードバック」と呼ぶ悪循環にある。

 太陽の熱放射は、白い雪や氷の上に降り注ぐと、その約80%が宇宙空間に反射される。デルモッテ氏はこの現象を「ミラー効果」と呼ぶ。だが、露出部分がはるかに拡大している深い青色の海に太陽光線が当たると、その熱の80%が反射されずに海水に吸収され、そのまま蓄積される。

 シュテンデル氏は「海氷面積を調べれば、この悪循環がすぐに確認できる。そこには明らかな減少傾向が存在するからだ」と話す。

 そして短期的には、この露出した海水が、氷の再形成のペースを減速させている。0度を下回る程度の海水温は、「そこにあるはずの氷と比較すれば」はるかに高温だと、シュテンデル氏は言う。

 現在は無氷海面となっているが、その領域に氷の厚い層があれば、上空の気温は「通常、マイナス30度から40度になる」という。そのため、氷量の減少は、広範囲にわたる影響を及ぼす恐れがある。

 デルモッテ氏は、AFPの取材に「それにより、温暖化が全般的に増幅され、特に近隣の大陸での温暖化が深刻化する」と指摘した。

米航空宇宙局の衛星が撮影した北極域の海氷(2010年9月13日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News
© AFPBB News 提供 米航空宇宙局の衛星が撮影した北極域の海氷(2010年9月13日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事…

 北極海に隣接する大陸の一つであるデンマーク領グリーンランド(Greenland)には、融解が急速に進んでいる巨大な氷床が存在する。この氷床には、地球の海水面を数メートル上昇させるほどの大量の水が含まれている。

【翻訳編集】AFPBB News

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エクストリーム・スーパームーンの影響か!

2016年11月22日 | 自然

 ご存知のように、今朝早く福島沖でマグニュチュード7.4の地震が発生。
14日がエクストリーム・スーパームーンの日であり、前日にはNZで同じ規模の地震が起きていた。
今回の福島沖の地震もその影響と考えられる。
それにつけても心配なのは原発です。
こんなことが起きるたびに心配しなければなりません。
脱原発でいきたいものです。
まだ、余震が続いているようです。
寒さが厳しい折、けが、病気などないようお祈りいたします。

 これから明日にかけて大雪になりそう、風も強まる予報。
例年だと明日あたりが根雪になる時期なのですが、ここは10月30日の雪が消えず、ここまで来てしまいました。
大豆など、収穫前のものがかなりあったようです。

 

 

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エクストリーム・スーパームーン

2016年11月13日 | 自然

13日午後8時2分頃、ニュージーランド南島を震源と気象庁によると、震源地はニュージーランド付近(南緯42・8度、東経173・0度)で、地震の規模を示すマグニチュードは7・4と推定される。

 気象庁によると、震源地はニュージーランド付近(南緯42・8度、東経173・0度)で、地震の規模を示すマグニチュードは7・4と推定される。

 この地震による日本への津波の心配はないという。


株式会社サイゾー 2016.11.12

  今月14日、いよいよ「エクストリーム・スーパームーン」がやってくる。スーパームーンとは、地球を中心として楕円軌道上を周る月が、満月か新月のタイミングで地球に最接近することで通常よりも大きく見える現象だ。さらに、月が地球に最接近してから1時間以内に満月または新月を迎えた時、スーパームーンよりもさらに大きく見える現象、それをエクストリーム・スーパームーンと呼ぶ。そして今回は、実に68年ぶりに月が地球に大接近する“超”エクストリーム・スーパームーンとなるため、特別に話題となっているのだ。

 当日は月が異常に大きく見えるということだが、トカナ的には別視点からも注目しなければならない。それは「地震」との関係だ。というのも、エクストリーム・スーパームーンの前後には巨大地震が起きやすいという説が囁かれているのだ。今回は、その真偽を探ってみることにしたい。

■月の引力と地震発生には明らかに関係がある!

 これまで、月の位相(満月・新月など)と地震発生との相関を主張する学説は科学者たちから頭ごなしに否定されがちだった。しかし、現在の状況は変わりつつある。エクストリーム・スーパームーンと地震との関係について、『Newsweek』誌(日本版)が取り上げるなど、決してオカルト話では済まされない現実味のある話として認知されているのだ。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/11/post_11450.html

 過去の記事でも紹介しているが、東大の井出哲(さとし)教授らの研究グループが今年9月に英科学誌『ネイチャー・ジオサイエンス』に、月と地震の関係についての論文を発表した。それによると、1万件以上の地震データを検証した結果、M8.2以上の巨大地震12例のうち9例で、地球潮汐が最大となる「大潮」の日に起きていることが判明したという。大潮とは潮の干満の差が大きい状態のことだが、これは通常1カ月に2回、満月と新月のタイミングで発生する。

 東大の研究によれば、月の引力が特に強くなる大潮の時期には、潮汐によって海底の地殻プレートに多大な力がかかり、そこに太陽や月の引力が加わることによって大地震が起こりやすくなるのではないかという。

 また、2年前の記事でも紹介したが、2012年12月には防災科学技術研究所(NIED)の田中佐千子研究員が、「東日本大震災は月や太陽による引力が『トリガー』となった可能性が高い」ことを示唆した研究も発表されている。

■前例多数、やはり14日は危ない!

では、今月14日のエクストリーム・スーパームーンの時には、特に大地震が起こる危険性が高まるのだろうか? もちろん、月が地球に最接近して引力が特に強くなるということなので、その可能性はありそうだ。

 実は、2014年8月11日のエクストリーム・スーパームーンの前日には、青森県東方沖でM6.1の大きな地震が起きている。そこで今回、大地震との関係をより深く検証するためにも、過去のエクストリーム・スーパームーンの前後、あるいは満月・新月の頃にM6以上の大地震、特にM8以上の巨大地震が起きた例について筆者は独自に調べることにした。その結果を以下に示す。行頭の【エ】はエクストリーム・スーパームーン、【ス】はスーパームーン、【満】は満月、【新】は新月を示す。

・ 【新】1854/12/23 → (翌日)12/24 安政南海地震(M8.4)
・ 【新】1946/12/19 → (2日後)12/21 昭和南海地震(M8.0)
・ 【エ】1948/01/26 → (前日)1/25 フィリピン、パナイ島(M8.2)
・ 【新】1960/05/23 → (前日)5/22 チリ地震(M9.5)
・ 【新】1994/10/05 → (翌日)10/5 北海道東方沖地震(M8.2)
・ 【満】1995/01/17 → (当日)1/17 阪神・淡路大震災(M7.3)
・ 【新】2003/09/26 → (当日)9/26 十勝沖地震(M8.0)
・ 【ス】2005/01/10 → (2週間前)2004/12/26 スマトラ島沖地震(M9.3)
・ 【ス】2010/02/28 → (1日前)2/27 チリ・マウレ地震(M8.8)
・ 【ス】2011/02/18 → (4日後)2/22 ニュージーランド、カンタベリー地震(M6.1)
・ 【エ】2011/03/19 → (8日前)3/11 東日本大震災(M9.0)、(7日前)3/12 長野県北部(M6.7)、(同)3/15 静岡県東部M6.4、(5日後)3/24 ミャンマー(M6.8)
・ 【エ】2014/08/11 → (8日前)8/3 中国雲南省(M6.5)、(前日)8/10 青森県東方沖(M6.1)
・ 【ス】2015/07/31 → (3日前)7/28 ニューギニア(M7.0)

 このように、(エクストリーム)スーパームーンの前後に巨大地震が起きている例は少なくないのだ。このリストには、新月・満月の時にM8.0以上の巨大地震が起きた例も加えてあるが、すべてが偶然だと考えるのは無理があるだろう。また、特筆すべき点を一点加えるならば、(エクストリーム)スーパームーンの1週間前の下弦および2週間前の新月の前後にも、大きな地震が起きているようだ。

 では、今月14日の2週間前を考えてみよう。10月31日、新月だった。そのタイミングで大きな地震が起きていたかというと、前日の10月30日にイタリア中部でM6.6の地震が起きているではないか。やはり、68年ぶりに月の引力が特別に強くなるという14日前後は、大きな地震に十分警戒しておくに越したことはないだろう。(文:百瀬直也)

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根雪にはまだ…

2016年10月24日 | 自然

昼近くから降りだしました。真っ白です。
まだ冬タイヤに履き替えていません。
いつもなら11月の中頃に履き替えるのですが、今年はヤバそう。
 
    

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初雪に・・・

2016年10月21日 | 自然

昨夜、とうとう来てしまいました。積雪まではいかなかったので助かりました。1度積もると片付けが大変なんです。
これからの週間天気予報を見ると最高気温も10℃以下、最低気温は氷点下です。

 

 

「10月りゅう座流星群」、天気が悪く、見ることができませんでした。
こんどは、オリオン座流星群です。



オリオン座流星群、ピークの楽しみ方

りょう - ロケットニュース24 - 2016年10月20日

今日は2016年10月20日、木曜日。明日頑張れば休みだし、会社帰りにの予定を立てている人も多いだろう……だが、今晩からはおとなしく空を見上げるのもオススメだ。なぜなら流れ星がたくさん見られるかもしれないからである!

というのも、本日から「オリオン座流星群」がピークを迎えるのだ。運が良ければ1時間に数個の流れ星が観測できるというから、見逃す手はない。オススメは21日の0時以降~22日未明まで。さぁ、空を駆けぬける流れ星にガンガン願い事をしよう!

・オリオン座流星群のピーク

オリオン座流星群は、10月中旬から下旬にかけて活動する流星群である。全流星群の中でも流れ星が明るいことで知られており、多い時には1時間あたり60個以上も観測されたことがあるという。

しかし、今年はピークを迎える時間帯に月が明るいことから、観測条件はそれほど良くないらしい……。ただ秋の夜長にゆっくりと流れ星の出現を待つのも、風情があるのではないだろうか。「明かりの少ない場所」で、寝ころぶなどして広く空を見渡してみよう。

・夜の天気

そして、気になるのが夜のお天気だ。21日夜は、北海道から東北は広い範囲で晴れる見込みで、西日本や東海、関東は曇り。九州、沖縄の一部では雨の予報が出ている。残念ながら悪天候な地域もあるが、ところによっては雲の間から観測できるようなので諦めずチェックしよう。

なお、10月となると夜の冷え込みが激しいので、防寒対策をしっかりすることをオススメする。観測に適した「明かりの少ない場所」となれば、なおさらだ。くれぐれも風邪をひかないように注意していただきたい。

・ネット中継

もし、夜は屋内にいなければならない場合は、21日の23時からネット中継が行われるので、そちらを利用するのも手だ。晴れる確率が高いエリア3カ所からの中継なので、きっと雲に邪魔されることなく流星群を楽しめるぞ。さて、今年は何をお願いしようかな~!

参照元:ウェザーニュース、国立天文台

執筆:りょう

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虫の越冬準備?

2016年10月16日 | 自然

テントウ虫がすごい!
外で仕事をしていると風に乗って流されてくる。
髪の毛にも顔にも。
うっとうしくて仕事にならん。
まだ、カメムシでないのが救いだ。


玄関わきの日当たりのいい場所にはぎっしりと。
玄関を開けると、一斉に入り込むのではないかと心配しながら機敏に出入りする。
雪虫も飛んでいた。
もうすぐ雪か!

食用ホーズキがたわわに実っている。

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