水戸梅日記

水戸・いばらき

山のシューレ

2010-07-26 | 栃木

Ra raconter vol.42

 最新号が届きました。

 

 福島・茨城・栃木を

 拠点とした情報誌。

 

 2年前に那須の

 syozo cafeで出会いました。

 

 

 今月の話題としては、 

 常陸太田市(茨城)の「常陸窯」と

 

 那須(栃木)の「山のシューレ」(←集まる人がすごい)

 が紹介されていて 

 

 どちらも 「絶対、行きたいっ!」

 と思いました。

 

 raconter

 http://www.raconter.org/

 

 

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デフレの正体

2010-07-26 | 読んだ本

デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
価格:¥ 760(税込)
発売日:2010-06-10
  

 

 以前、講演を聴いたことがある藻谷浩介さんの本。

 (小飼弾さん、山田真哉さんなどが絶賛しています。)

 

 藻谷さんの講演は、多い時で年間400回、

 累計では、3,000回以上こなしているとのことで

 

 実際に日本全国をくまなく歩いていることから

 新聞報道等とは違う、本当の地域の状況が分かっています。

 

 藻谷さんが、講演で話すのは、

 誰でもアクセスできるデータを基にした考え方。

 

 通説と思われている間違ったことを

 次々とひっくり返していきます。

 

●景気が悪いといいつつ、実は国際経済「勝者」の日本。

   (世界中から莫大な金利配当がある。

  日本から黒字を稼ぐのは、フランスとイタリアくらい。)

 

●国際競争に勝っているのに、内需は無関係に縮小。

  (地域間格差ではなく、日本中が内需不振。

  実は、首都圏の方が厳しい。)

 

●日本経済は、「景気の波」ではなく、

 「人口の波」に洗われている。

  (問題は、「少子化」ではなく、

  「現役世代の減少」と「高齢者の激増」。)

 

 

 藻谷さんが繰り返し言われているのは、

 “率”(有効求人倍率など)を見るのではなく

 

 “絶対数”(生産年齢人口など)を見るべき、ということ。

 (問題なのは、「KY」(空気しか読まない)だそう。)

 

 

 私が一番納得した話が、

 過剰出店状況を示した「小売店舗の売場効率」

 

 店舗1㎡あたりの年間売り上げは、

 1990年度から2006年度の間に、2割低下したそうで、

 

 これによって、地価の高い中心商店街で

 小さな店を借りてやっているような人たちが立ち行かなくなった。

 

 (面白い店から先につぶれてしまい、

 地域に暮らす人から見れば、消費環境が質の面で貧しくなる。)

 

 

 最後の章で、日本の経済や政治に関して

 大胆な提言がなされています。

 

 (これを多くの人に考えてもらう機会が

 あったらいいのにと思いました。)

 

 

コメント (4)
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