2月8日は日本海側で大雪の予報が出ている日でした。
行きは9号線から福知山や朝来を通り、山陰に抜けるルートを選びました。
京都を午前6時半に出発する時は、すでに北西の山々が白くなっていました。
養父の山間部に入ると雪が強くなり、路面状況が変わりました。
降った雪が、通った車の轍のまま凍っているために、低速で走っていても振動が強く響きます。
鳥取市内に入れば状況はよくなると期待していたのですが、逆に雪は激しくなり、風も強くなっています。
雪国で住民は運転に慣れているのでしょうが、スリップ事故も発生していました。
はじめの目的地の浦富海岸に入ります。
鳥取砂丘のすぐ東側です。
風光明媚な場所として知られているようですが、一面見えるのは海以外は雪ばかりでした。
『どんどん穴を掘らなければいけない。
人類の叡智を結集しなければいけないときが近づいている。』
そこから鳥取砂丘は10キロほどの距離でしたが、到着には時間を要しました。
標識は確認しにくい状態で、また幹線道路は渋滞が続きます。
さらに砂丘エリアに入ると、どこにどう進んだらいいのかが確認できません。
このあたりと目星をつけてドライブインに駐車しました。
「昨日は暖かかったから雪が溶けて入れたけど、昨日一晩でこれだけ積もっちゃったから、砂丘には入れないよ。」
というのがドライブインにいた人の話でした。
道路を隔てた砂丘側には、確かに1mほどの雪がかきあげられています。
そこを登った奥が砂丘です。
奥に入ることを禁止されているわけではありませんでした。
試しに一人で進んでみると、膝まで雪に沈むものの、なんとか視界が開けるところまでは歩けます。
『水、大気。』
と聞こえます。
戻って仲間に知らせ、神事の準備をしてその場所に再び来ると、さっきよりずっと風が強く吹き付けてきて、長い時間はとても滞在できません。
伝えてこられた通りの祈りをしました。
『前に言ったことを約束する。
(ここに来たことが)一番の近道。』
報われた思いで車に戻りました。










