友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

これだけはハッキリしている

2023年05月22日 18時45分53秒 | Weblog

 ルーフバルコニーの植木鉢をどう処分するか、昼も夜も考えていたら、寝ているのに頭が冴えてしまい、ああでもないこうでもないと堂々巡りに落ちた。こんなバカなことに神経を使うのはまっぴらと、眠りにつこうとするがますます頭が冴えてしまう。

 朝、起きて早速ペチュニアの花の手入れに精を出す。咲き終わった花をハサミで切り取りながら、なぜ童謡の歌詞を思い違いしていたのかと考えていた。それは『背比べ』という童謡で、「柱の傷はおととしの 5月5日の背比べ ちまき食べ食べ兄さんが 計ってくれた背の丈 昨日比べりゃ何のこと やっと羽織の紐の丈」の歌詞。

 私は初め、昨日と比べて紐の丈も背が伸びるのかと思ってしまった。でも、よくよく見ればおととしと比べていることが分かる。それにしても「羽織の紐の丈」とはどのくらいなのかが分からない。童謡なのにどうしてこんなに難しいのかと思った。羽織の紐の「丈」は、どこ長さを指すのだろう。着物を着ない生活になって、童謡の世界も遠くなってしまった。

 外国の言葉を日本語に訳す時や、日本語で話した言葉を外国語に訳す時も、きっと大変だろうなとG7首脳会議の報道を見ていてそう思った。インドやブラジルなどの招待国も含めれば、世界の指導者が集まったのに、新しさや過激さは全く無く、これまでの焼き直りのような感じだ。それでも何か、あったと思いたい。

 市川猿之助さんの両親が向精神薬中毒で亡くなった。報道では、家族会議で「死んでやり直そうと話し合った」という。「死ぬ気になってやり直せ」とはよく聞くが、死んでしまったらやり直すことは出来ない。言葉が違う気がするが、真相は分からない。でも、この報道の時、どこの局も「心の電話相談」を紹介しているから、「悩み」があったのだろう。

 誰でも悩みはあるけれど、死んでしまえばやり直すことは出来ない。これだけはハッキリしている。 

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