友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

スポーツも人生もタラ・レバばかり

2017年11月05日 17時19分49秒 | Weblog

  そんなに熱心なプロ野球ファンではないのに、昨夜は日本シリーズの第6戦を最後まで見てしまった。見ていながら、とにかく長い、長すぎると文句を言っていた。私はテレビ観戦だからいいが、球場で見ているファンはいつ終わるのかと気が気でないだろう。福岡球場がどんなところか分からないが、午後11時を回って電車があるのかと心配になる。

 「いい試合だった」と言う人もいるが、いくら何でももう少し早く終わって欲しいなどと思うのは、やっぱり野球ファンではないのだろう。あの延長戦で、ホームベースに投げられた球がもう少し正確であったなら、キャッチャーが見事に捕らえてタッチしていたら、もう1回延長戦にもつれ込むところだった。スポーツに「タラ・レバ」はつきもので、そこが勝負の面白いところだと友だちは言う。

 私の知り合いのゴルフクラブの名称は「タラレバ会」で、文字通り、ああだったら、こうすればと愚痴っぽい仲間の会だと聞く。先輩がよく「人生はそんなものさ。いい時もあれば悪い時もある。いい時も悪い時も、決して長続きはしないから、なるようになると思えば気楽に生きられる」と言う。もうすぐ80歳を迎えるが、いつもながら誠に「お気楽」な人だ。「どんなに気を付けていても、向こうから車がぶつかってきたら終わりだ。死ぬ時が来れば人はみな死ぬ」と放言する。

 穏やかに晴れた日、絶好の作業日和だったので、私は朝からルーフバルコニーにいた。こんなに手間をかけて土の入れ替えなどしなくても適当でいいじゃーないかと声が聞こえる。どうせ初めのうちは丁寧に作業していても、後半になると適当になるのだから、初めからそうすればと囁く声がする。どうしてこんなバカげた作業に時間を費やしているのかと自分でも思う。それでも、まあ、やり始めたのだから出来るところまではやろうと思い直す。

 チューリップの球根が届く前に、鉢の土を全て入れ替えておきたい。来年のチューリップがこのルーフバルコニーで見られる最後なのだから、最後がみっともないことにはしたくない。これも私の生き様でもある。

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