友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

藤井聡太君の新記録を喜ぶ

2017年06月27日 17時44分20秒 | Weblog

 プロになってから無敗を続けている将棋の最年少棋士、藤井聡太4段が歴代最多の新記録を達成した。まだ、中学3年生なのに大勢の報道陣に取り囲まれても淡々と話していた。連勝の感想を聞かれて「嬉しい」と言いつつ、「連勝はいつか必ず途切れてしまうので、意識せずに一局一局全力でさしていきたい」と大人顔負けの話しぶりだ。

 日本ハムの大谷翔平選手に似て、童顔で優しい雰囲気なのに、どうしてあんなに強いのだろう。試合になると顔つきが変わるのかと思ったが、ニコニコ顔こそないが険しい様子は見えない。中学3年生で大人相手に堂々と話すことが出来るなんて驚く。私だったら、ドキマキしてしまい、うまく話せない気がする。

 バラが2度目の花盛りを迎えている。曇り空だからと水やりを怠るとすぐ元気がなくなる。咲き終わった花ガラを掃除しながら15鉢のバラを見て回る。春先のバラのような大輪ではないが、それでも一生懸命に咲こうとしている。古い葉が行く手を邪魔している時もあるし、大きな葉が若い葉の成長を妨げている時もあるから、そんな時は「ご苦労様でした」と切り取っていく。

 絵本『葉っぱのフレディ』にあるように、役目を終えるのは次の世代に引き継ぐためだ。「人生に無駄はない」か「無駄な人生はない」か、定かではないが、全てのものに意味はあり価値がある。葉も茂り過ぎれば陽が当たらなくなるし、枯れた花がいつまでもとどまっていれば葉を痛める。

 サルビアを見ていても、花を咲かせるために膨大なエネルギーを使っていることが分かる。元気のないサルビアは花を一度切ってやると葉が大きくなり、再び立派な花を咲かせてくれる。世代交代がうまくいけば、花たちはいつまでも咲き続けてくれる。それでも時期が来れば、命を終わる。花を見ているとなるほどと思う。ガンバレ、藤井聡太!

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