何だか疲れてしまった。精神的にも肉体的にも落ち込んでいる。昨日、「つまらない」ことが多すぎると書いたが、そういう私も「つまらない」男だ。今日も井戸掘り。参加者は２人しかいない。こんなことで仕事ができるのかと思うが、先輩は「２人だから、ゆっくりやりましょう」とやはり前向きだ。こういう性格の人が羨ましい。
それでも午後になって、２人が参加してきたから何とか井戸掘りは出来た。２人でも３人でも、数が少ないと不一致点が目に付く。相手が何を考えているのか分からない。何のためにそうするのかが理解できない。けれど、２人の時は特に、分からなくても相手に合わせていかないと対立することになるのでそれは出来ない。
３人でも、それほど変わる訳ではないが、２人の時よりは気楽で、いつでも相手に合わせていなくてもいい。そんなこんなで暑いのに大変な一日だった。かなり急激にウツ状態に陥った。国会の閉会に合わせて、安倍首相が「印象操作のような議論に対し、つい強い口調で反論してしまう私の姿勢が、結果として政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省している」と述べていた。
安倍政権に対する不支持が多くなったことに対する懐柔の言だ。「印象操作」などという言葉を用いて、いかにも「悪者」にさせられていると言いたいのだろうが、首相だからこそ役人は「忖度」し、民間人は利用しようとする。安倍首相も「それが政治」と思っているからこそ、これはマズイと反省を口にしたのだ。
こんなことでへこたれる安倍首相ではないから、しばらくすれば支持が不支持を上回るだろう。だからこそ憂鬱になる。疲れが貯まる。何もかも嫌になる。明日と明後日は「井戸掘りを休む」と先輩は言う。ちょっとは楽になりそうだ。
