『ドン・ジョン』(原題:Don Jon)
監督:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット,スカーレット・ヨハンソン,ジュリアン・ムーア,
トニー・ダンザ,ロブ・ブラウン,グレン・ヘドリー,ブリー・ラーソン他
「TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞」はまだまだ続くので、
その合間に観た本作を先にUPします。
テアトル梅田にて。
ここのところずっとTOHOシネマズでばかり鑑賞していたので、
見かける予告編は同じ作品ばかり。嫌になるくらい(笑)。
ひさしぶりにちがう作品の予告編を観て嬉しくなりましたが、
どこへ行っても見かける綾野剛。すんごい売れっ子ですね。
『(500)日のサマー』(2009)、『メタルヘッド』(2010)、『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)、
『LOOPER/ルーパー』(2012)、それに未公開がもったいなかった『プレミアム・ラッシュ』(2012)と、
いろんな味で楽しませてくれるジョセフ・ゴードン=レヴィットの監督デビュー作。
ヒロインにスカーレット・ヨハンソンを迎えたと聞いて、
そうかやっぱりあんなタイプが好きなのかと思っていたら……どうなの?
体作りに怠りなく、部屋の掃除も余念なく、友人も家族も大事にして、
週末にはきちんと教会にもかよう、モテモテのプレイボーイ、ジョン。
ナンパした女性は百発百中お持ち帰りに成功し、女にはまったく困らない生活を送っている。
しかし、10点満点中8点以上の女を抱いても、なぜか満足できない。
ネットのポルノサイトで観る動画のほうが断然ヌケる。
連れ帰った女性が眠ると、ジョンは必ずベッドを抜け出してポルノを観る。
ある日、いつものように友人たちと繰り出したクラブで、10点満点の美女と遭遇。
すかさず声をかけ、いいところまでは行ったのだが、意外に身持ちがかたい。
彼女はジョンを残してさっさとクラブから帰ってしまう。
彼女とならば、ポルノよりもいいセックスができるはず。
そう考えたジョンは、なんとか彼女の名前を調べてフェイスブックでコンタクトを取り、
待ち合わせ場所に現れた彼女、バーバラと晴れてつきあいはじめる。
バーバラの勧めで大学の夜間講座にかようことにしたジョンは、
ずいぶん年上の受講生エスターが泣いているのを見かける。
関わりたくないと遠巻きにするが、それがきっかけでエスターが話しかけてくるようになり……。
バーバラは確かにグラマラスな美女。なんたってスカーレット・ヨハンソン。
しかしどうも「私の男はこうあるべき」と決めつけているふしがあって、
途中から「なんでこんな女がいいんだろう」と思えてきます。
予告編を観るかぎりでは、バーバラにポルノ癖を知られ、
上手くいかなくなった矢先にエスターと知り合い、
エスターの助言でジョンとバーバラは円満に、という物語を予想していました。
もろネタバレですが、「なんでこんな女が」と思った頃に、予想は良い方向に裏切られます。
胸も尻も過去最高の女なのに、セックスはいままでの相手となんら変わりがない。
10点満点の女と恋人同士になってもポルノは止められない。
そんなジョンにエスターが言うのは、「セックスに埋没したかったら、相手に埋没しないと」。
バーバラではなく、エスターがその相手となったところに、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットはスカヨハよりジュリアン・ムーアですか!?と思いました。
なんとなく女性としては嬉しいではないですか。(^o^)
いつなんどきもスマホをいじっているジョンの妹が、
バーバラと別れたと家族に話したときに発する言葉も的を射ています。
ジョンとバーバラが観に行く映画にアン・ハサウェイ、チャニング・テイタム、
キューバ・グッディング・Jr.などが出演しているのも遊び心十分。
また楽しい監督作をお待ちしています。
監督:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット,スカーレット・ヨハンソン,ジュリアン・ムーア,
トニー・ダンザ,ロブ・ブラウン,グレン・ヘドリー,ブリー・ラーソン他
「TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞」はまだまだ続くので、
その合間に観た本作を先にUPします。
テアトル梅田にて。
ここのところずっとTOHOシネマズでばかり鑑賞していたので、
見かける予告編は同じ作品ばかり。嫌になるくらい(笑)。
ひさしぶりにちがう作品の予告編を観て嬉しくなりましたが、
どこへ行っても見かける綾野剛。すんごい売れっ子ですね。
『(500)日のサマー』(2009)、『メタルヘッド』(2010)、『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)、
『LOOPER/ルーパー』(2012)、それに未公開がもったいなかった『プレミアム・ラッシュ』(2012)と、
いろんな味で楽しませてくれるジョセフ・ゴードン=レヴィットの監督デビュー作。
ヒロインにスカーレット・ヨハンソンを迎えたと聞いて、
そうかやっぱりあんなタイプが好きなのかと思っていたら……どうなの?
体作りに怠りなく、部屋の掃除も余念なく、友人も家族も大事にして、
週末にはきちんと教会にもかよう、モテモテのプレイボーイ、ジョン。
ナンパした女性は百発百中お持ち帰りに成功し、女にはまったく困らない生活を送っている。
しかし、10点満点中8点以上の女を抱いても、なぜか満足できない。
ネットのポルノサイトで観る動画のほうが断然ヌケる。
連れ帰った女性が眠ると、ジョンは必ずベッドを抜け出してポルノを観る。
ある日、いつものように友人たちと繰り出したクラブで、10点満点の美女と遭遇。
すかさず声をかけ、いいところまでは行ったのだが、意外に身持ちがかたい。
彼女はジョンを残してさっさとクラブから帰ってしまう。
彼女とならば、ポルノよりもいいセックスができるはず。
そう考えたジョンは、なんとか彼女の名前を調べてフェイスブックでコンタクトを取り、
待ち合わせ場所に現れた彼女、バーバラと晴れてつきあいはじめる。
バーバラの勧めで大学の夜間講座にかようことにしたジョンは、
ずいぶん年上の受講生エスターが泣いているのを見かける。
関わりたくないと遠巻きにするが、それがきっかけでエスターが話しかけてくるようになり……。
バーバラは確かにグラマラスな美女。なんたってスカーレット・ヨハンソン。
しかしどうも「私の男はこうあるべき」と決めつけているふしがあって、
途中から「なんでこんな女がいいんだろう」と思えてきます。
予告編を観るかぎりでは、バーバラにポルノ癖を知られ、
上手くいかなくなった矢先にエスターと知り合い、
エスターの助言でジョンとバーバラは円満に、という物語を予想していました。
もろネタバレですが、「なんでこんな女が」と思った頃に、予想は良い方向に裏切られます。
胸も尻も過去最高の女なのに、セックスはいままでの相手となんら変わりがない。
10点満点の女と恋人同士になってもポルノは止められない。
そんなジョンにエスターが言うのは、「セックスに埋没したかったら、相手に埋没しないと」。
バーバラではなく、エスターがその相手となったところに、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットはスカヨハよりジュリアン・ムーアですか!?と思いました。
なんとなく女性としては嬉しいではないですか。(^o^)
いつなんどきもスマホをいじっているジョンの妹が、
バーバラと別れたと家族に話したときに発する言葉も的を射ています。
ジョンとバーバラが観に行く映画にアン・ハサウェイ、チャニング・テイタム、
キューバ・グッディング・Jr.などが出演しているのも遊び心十分。
また楽しい監督作をお待ちしています。