夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『大室家 dear sisters』

2024年02月17日 | 映画(あ行)
『大室家 dear sisters』
監督:龍輪直征
声の出演:加藤英美里,斎藤千和,日高里菜,倉知玲鳳,伊藤彩沙,古賀葵他
 
平日の仕事帰り、TOHOシネマズなんばへ後述の本命目当てで向かいました。
この日は新御が結構混んでいて、なんばに到着したのが19時前。
後述の作品とハシゴするためにはこれを観るよりほか選択肢がありません。
 
上映時間43分。「特別料金」とあるから安いのかと思ったら1,600円。なんだと!?
まぁほかに観るものがないんだから仕方がない。
 
原作者のなもりのことも、漫画雑誌『コミック百合姫』の存在も初めて知りました。
百合、つまり百合族、レズビアンの恋愛をテーマにした漫画雑誌だそうな。
本作はその雑誌に10年以上に渡って連載中の『ゆるゆり』のスピンオフらしい。
 
『ゆるゆり』に登場する人気キャラクター、大室姉妹。
その「ゆるふわな日常」を描くというものです。
毎度のことですが、前知識なし。「百合」だというのも今知ったぐらい。
初見でわかったことは以下のとおり。
 
大室姉妹の長女は美人でクールな高校3年生、撫子。彼女がおそらく百合。
次女は姉妹の中でいちばんの能天気、明るさいっぱいの中学1年生、櫻子。
三女は勉強も運動もできて、学校中の尊敬を集める小学2年生、花子。
 
本当に、この3人の日常だけが描かれている作品です。
結構面白いといえば面白いけれど、花子の口癖「~し、~だし」が私はどうにも気になる。
また、花子に対抗意識を燃やす高崎みさきのキャラは、実在すればかなりうざい。(^^;
みさきは、花子がみんなから「花子様」と呼ばれるのが気に入らなくて、
自分こそが様付けで呼ばれるのにふさわしいと主張し、何かと花子に張り合います。
その割に何もできないって、普通、めっちゃ面倒くさいやつでしょう。
彼女を嫌いもせずに相手をする小学生たち、優しいなぁ。特に小川こころの優しさはまるで神。
 
こんな感じでイライラしながら観ていました。
が、6月には続編が公開されるのですと。結局観に行くんだろうなぁ、私。(--;

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 31回目の『ボヘミアン・ラプ... | トップ | 『ビヨンド・ユートピア 脱北』 »

映画(あ行)」カテゴリの最新記事