minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

嬉しい誤算@秋田カフェ・ブルージュ

2016年05月28日 | ライブとミュージシャンたち
仙台の利久で「牛タン定食」を堪能して、秋田へやってきました。



昨年、初秋田を体験したのですが、お客様の入りが思ったより悪く、さらにひろ〜いお店だったので・・・集客に一抹の不安を感じていた秋田市。今回も初めてのお店でしたが雰囲気がよさそうだったので無理やりお願いして場所を提供していただくことに。

ところが、予定していた秋田の友人たちから「今日は行けなくなりました」という連絡が次々にはいり、愕然。大丈夫か〜〜〜(汗)。また昨年の二の舞じゃないの?と思いつつお店に到着。






楽器のセッティングをし終わったころに秋田に戻ってしまったドラマーのたかやん(高田政則)が来てくれ、今回はパンデイロで参加していただくことになりました。お店の雰囲気もいいけれど、音響が抜群。生音が響き渡っていつもの半分の力で十分演奏できる。こういうところが一番嬉しい。そして、「何か飲む?食事は?」と優しいママの心遣いが。初めてのお店って緊張するのだけれど、あった瞬間に打ち解けてしまった感じです。ありがとうございました〜。

あとはお客様がどれだけ入るのか・・・。「ま、お客様が少なくてもいつも通りの演奏をすればいいよね。」と半ばあきらめムードで話し合いながら、2階の控え室に待機していると、ぞくぞくとお客様の声が聞こえて来る・・・。

時間が来て、ステージに向かうと、ほぼ満員のお客様!ここのママが音楽好きな方たちを集めてくださっていたのでした。感激!!!

さらに驚いたことに、手拍子、反応のよさ。最後のリベルタンゴでは「踊っていい?」と前に出てきて踊りだす女性まで。なんだなんだここは?南米のようだぞ?昨年の秋田の印象と全く違う、ラテンの血の騒ぐ人たちが大勢いるではありませんか!




私たちまで調子に乗って客席まで練り歩いて演奏w。

アンコールでは観客がみんな立ち上がって踊ったり手拍子したり・・・・信じられない楽しさ。そうだ、ここは日本のチャルテン(パタゴニア)なのだ〜〜〜!あのときの興奮がよみがえってきたのであります(2014年11月のパタゴニアツアーをお読みください)。

打ち上げでもママの手料理がつぎつぎにでてきて、私も持ち歩いていたマテ茶をだして、みんなで回し飲み。マテ茶の会がここにも一つできました(苦笑)。本当に素敵な出会いに心から感謝です。

日本のチャルテン、秋田市カフェブルージュ、ブラボー!!!また来年につながった素敵な夜に乾杯!たかやんもありがとうね〜!

そして、明日(本日)は大館市ミントンハウスです。どんな人たちが待っているのか・・・ワクワクドキドキ。