minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

高知木馬から淡路島へ。

2019年11月24日 | 
四国ツアー最終は高知市「木馬」。ここのオーナーでドラマーでもある吉川英治さんと福田誠pianoさんとご一緒させていただくようになって4回目です。

一年に1度しか合わせていないのに、私たちのレパートリーを2人でみっちり練習してきてくださるので、毎回頭が下がる思いなのですが、今回はさらにすごいことになって・・・.まるで長年共にしているバンドのようなサウンドになりました。本当にありがとうございました。楽しいなあ〜。

木馬での写真がないので残念ですが、来年もまたさらにグレードアップした演奏になると思います。今から楽しみです。



そして、本日は淡路島の遍照院という大きなお寺。




新しく仲間入りした「六地蔵」がめちゃくちゃ可愛い!


荘厳なご本尊の前で。

ここは蒼開中高ジャズバンドの顧問の先生が子供達と一緒にライブを企画してくださって本当にありがたいことです。早くから集まって会場や客席作り。ご苦労様。



お寺のご近所の方たちも「昨年素晴らしかったのでまた来ました!」と早々とお越しくださったり、差し入れまで。嬉しいな〜。







立派なご本堂の前で熱心に聞き入ってくれる観客とともに音楽を演奏するので多少緊張感が漂いましたが、最後はノリノリでw。

遍照院のご住職も奥様も音楽や芸術の話がとてもお好きなようで、終わってから酒宴を設けてくださり、美味しいご馳走と音楽談義に花が咲きました。ごちそうさまです。

本当に淡路島で学生たちと交流ができて心が洗われる(伊藤志宏談)機会をいつも作ってくださる蒼開中高ジャズバンドの郡先生たちに感謝いたします。

また来年もどこかで演奏できますように。



四万十の中高生たち@風雅

2019年11月23日 | 
四国の中で辺境の地である、四万十市。美しい海と四万十川に囲まれた素晴らしい場所。





ここに見せられて4年・・・風雅というお店で演奏させてもらうようになったのは今年で3回目だ。

四万十川の辺りにひっそりと可愛らしい洋館が佇む。普段は予約制のレストランで時々ライブを行っている。ここのご主人はもともとは高校の校長先生をしていらして、奥様も高校で音楽の教師をされていた、仲睦まじいご夫婦なのだ。奥様の手料理は本当に美味しくて評判のレストラン。さらにリクエストがあれば、ママはピアノを弾いて歌ってくださるというサービスつき。常連客でいつもいっぱいなのだ。

そんなご夫婦が「この辺は閉鎖的だから、もっといろんな人にTReSを聴いてもらいたいですね。」とおっしゃってくださり、去年から地元のミュージシャンたちも交えたセッションを行うようになった。さらに今年は先生の力をお借りし、中村高校の吹奏楽部にトレスが指導に行くということになったのだ。



ライブ前日に中村高校で1時間半の交流だったが、25人弱の中高合同の吹奏楽部の生徒たちはみんな礼儀正しく、素晴らしい演奏を聞かせてくれた。私たちも一曲ミンガスのビッグバンドの曲をやったのだが、「わ〜、知ってます。昨日もこの曲聴いていました!」とサックスの女子が嬉しそうな声。

さらに、持っていった課題曲を演奏して、全員がアドリブをとる、ということにチャレンジ。最初のうちは恥ずかしそうだったが、一人一人個性的なソロを聞かせてくれて、みんなものすごく楽しそうな笑顔。彼らの素直な才能にこちらも感動するという素晴らしい体験ができた。



サックスパートでパチリ。

翌日の風雅のライブにも彼らの何人かが聴きに来てくれるというので、「あの曲をやるからよかったら楽器を持って来てね。」と伝えると「え?いいんですか〜」と嬉しそうな声。こちらまで嬉しくなるw。

本番の日はあいにくの雨模様。霧に煙る四万十川もまた美しい風景だったが、お客様たちは来てくれるのかなあ・・・・という心配をよそに、続々と集まってくれた。本当にありがとうございます。なんと、カメラマンのハマちゃんまで駆けつけてくれるなんて!!!


最初に「群り星(むりぶし)」という沖縄の歌を歌うグループが登場。3曲披露してくれました。2部はTReSが5曲たっぷり演奏し、3部はセッション大会。群り星の人たちとトレスで「上を向いて歩こう」、そして楽器を持って来てくれた中村高校吹奏楽部の女子2人とドラム(パーカッション)の男子の3人がトレスに加わって昨日演奏した曲を共演。堂々と素晴らしいソロをとってくれました。ピアノで風雅のママも参加してくれてめちゃくちゃ盛り上がりました。









最後に地元のジャズバンドで活躍するテナーサックスの山地高さんと「ことぶき屋」の安田利一さんのギターが来てくださって、2曲スタンダードを演奏。さらにもう一曲!とお客様たちから声がかかって急遽アンコール。

















子供達との交流、ジャズの醍醐味も経験出来た素敵な一夜となりました。「また来年も来てください!!絶対また来ます。」という高校生たち、お客様たち。みんなが大喜びの素敵な笑顔が見れたことも大満足。本当にありがとうございました〜〜〜!!!!風雅、ばんざ〜〜〜い。


さあ、高知市へもどって「木馬」です。お待ちしております。

写真提供/ KAZHAMA







抱腹絶倒@高松So Nice

2019年11月21日 | ライブとミュージシャンたち
ツアー2日目は高松へ。

なっちゃんが待つ、ここ高松のSo Niceは最初に来た時から気があってしまって。本当にいつ来ても楽しい時間を過ごさせていただいてます。

今日もトシキの大学時代の先輩でもあり、名プロデューサー&ドラマーの鹿庭さんや、札幌ジェリコで出会った北大ジャズ研のヴィクティム、そして、徳島から2時間半かけて原チャリで駆けつけてくれたベース弾きの青年、さらにプリティケイコさん、と懐かしい仲間が集まった。



鹿庭さんとヴィクティムは2曲演奏に参加。鹿庭さんは美しいドラミングで私たちを盛り立ててくださり、ヴィクティムは初めて共演したのですがお店のコンガで気持ちの良いラテンビートを叩いてくれました!!本当にありがとうございました!!!!

なっちゃん、いつもありがとう。プリティとの写真が今、手元にないのが残念やけど、また来年も楽しい打ち上げよろしくお願いしま〜す。お腹がよじれるくらい笑わせていただきましたw。

明日から2日間、高知県の四万十市へいきます。高校生たちとのコラボレーション。楽しみ。

今治市浄土寺ライブ

2019年11月20日 | 
名古屋から家族と合流、今治市へ。
四国に入るのに今回は淡路島を経由せずに「しまなみ街道」という岡山方面から入る経路をとった。瀬戸内海の小さな島々を渡りながらの街道。きっと夜じゃなければ美しい景色が見られたのだろうな。

夜10時過ぎに、浄土寺に到着。ここの住職でもある遠藤くんが待っていてくれた。お寺も年を重ねるたびに綺麗に設備も整っている。宿坊も護摩焚きの業ができるような建物に変わっていました。

翌日の昼間に時間があったので海辺に散策。なんと、美しい海岸が静かに広がっている。その脇には日本食研の会社のベルサイユ宮殿のような建物。なんだか、日本ではないような雰囲気。こんな面白い場所が今治にはあったんだ!!





お寺のライブも4回目。今治で演奏するのは5回目になります。いつも可愛いライトや小道具も配備され、ライブ会場として整えてくれる遠藤くんと仲間たち。



毎年恒例になってきているのでだいぶ顔見知りも増えて嬉しい限り。今回初めての方たちもいたのですが、ライブ中も感嘆の声やらため息などが聞こえてきましたw。「来年も絶対来ます!!」と初めての方に言われて打ち上げもかなり遅くまで盛り上がりました〜。



遠藤くんはもともと名古屋出身なので美味しい「土手煮」を打ち上げで作ってくれます。ありがたや〜。

翌日の今日はみんなが教えてくれた、国民休暇村の温泉に入って絶景の海を眺めながら・・・・。宮古島の海の色とはまた違う、静かな美しい島々の見える紅葉の風景を見ると、「日本はなんて美しい国なんだろう」と改めて思いました。ありがとう、今治。5年も来ていたのにまったく知らない美しい場所がこんなにあったんですね。




さあ、今夜は高松So Niceです!お待ちしておりま〜す。

濃厚な2日間。〜高瀬アキDUO〜

2019年11月19日 | ライブとミュージシャンたち
緊張、そして充実した2日間を高瀬アキpさんと過ごさせていただきました。いや〜、音楽も話も楽しかったなあ。

誘ってくださったアキさん、そして横井一江さん、そしてPit Innと名古屋Lovelyにお越し下さったみなさま、本当にありがとうございました。

アキさんとこんなにいろいろなお話をさせていただくのも初めて。気さくで、ちょっとずっこけていて、おちゃめな方でした!

私が初めてハンス・ライヒエルgに招聘されてヨーロッパツアーをしたとき、「女性たちがすごい」というようなテーマのメールスジャズフェスに出演されていたアキさんとマリア・ジョアンvoのDUO。私はハンスに連れられて、そのあとのイレーネジュバイツァーの女性ばかりのバンドを見学したのを覚えている。アキさんのDUOはそのとき、見逃していたのだが・・・.

その夜、メールスフェスティバル関連の小さなライブハウスで私とハンスとつのけんはトリオで演奏したのでした。横井さんはそのことを覚えていらして、「実はあのとき、アキさんとさっちゃん、ニアミスしていたのよね。」と教えてくれたのです。その2年後くらいに、メールスジャズ祭の大ステージに呼んでいただき、自分のグループで出演することになったのですが(大昔の話で恐縮です)。30年以上も経ってから初のDUO。なんて素敵なことでしょう。





初日のPit Innではアキさんの曲と私の持っていった2曲を演奏。アキさんが私のために書き下ろしてくださった「Festa Magdarena」というのはメキシコの女性画家フリーダ・カーロのこと。素敵な曲で、フリーダを彷彿とさせる情熱的な演奏になりました。

2日目になると Lovelyではゆっくりリハーサルもできたので、私がアキさんと共演したかった「白夜」を持っていき、それもご一緒することができました。美しかったな〜。一曲ごとにお客様が「お〜!」とか「わはは」とか反応が聞こえてきて面白かったですw。


たった2日間でしたが、本当に素晴らしい体験をさせていただくことができました。また来年の秋に2人でやりましょうね、と約束をして。ぜひ来年はさらに進化したアキ&サチを聴いて欲しいものです。よろしくお願いします。


そして、翌日は名古屋でトシキたちと合流。待ち合わせ時間がたっぷりあったので、ラブリースタッフのジョニ男くんと観覧車へ。彼は2年前からラブリー出演者と観覧車に乗るのをテーマにしているのでw、私は67人目だそう。1番目は一哲くん、2番目はRIOなのだw。目指せ100人!!



さあ、四国ツアーが始まります!初日は今治市の浄土寺です。








高瀬アキさんとDUOやります。

2019年11月16日 | ライブとミュージシャンたち
宮古島の興奮さめやらぬまま、明日(本日)は高瀬アキpさんとのDUOがあります。

11/16(土/2:30~) 新宿Pit Inn

11/17(日)名古屋Lovely


私の師匠、土岐英史さんのバンドで初めてジャズを聞いた新宿タローの店。そこで聞いた高瀬アキさんの強烈な印象はいまだに忘れられません。それから、土岐さんに習うようになって布田の「武蔵野音楽院」というところで高瀬さんが隣で授業されていて・・・・・。もうかれこれ40年前の話です(すみません)。

副島輝人さんが主催した高遠ジャズフェスティバルでは自分のバンドで出演させてもらい、大トリが高瀬アキ&マリア・ジョアンのDUOで感動したことを鮮明に覚えています。

ベルリンへ移住されてからはドイツのフランクフルトでホルストが主催したジャズフェスでご一緒したこともありますが、そのときは共演したわけではないのですが、楽屋でお話させていただきました。ドイツでバリバリ活躍を続けるアキさん、格好いい理想の女性の一人だな〜とただただ憧れの人。

また名古屋の内田先生企画の浜松のイベントで、アキさんのオーケストラに参加させていただきましたが、ほとんど絡むこともなく・・・。

そんな憧れのアキさんにDUOで誘っていただけるなんて光栄の極みです。

どこまで自分が出せるか、ハラハラドキドキではありますが、ぜひお見逃しなく。

お待ちしております。

そして、来週からはTReSで四国ツアーが始まります。四国の皆様もどうぞよろしくお願いいたします。




宮古島最終日

2019年11月14日 | 
実は今回の沖縄&宮古島の旅は息子のRIOが「宮古島の飛行機と食事をお祝いでプレゼントするよ。」と言ってくれたので始まった。結婚30周年、そしてトシキの還暦の年なのです。

本来なら、「2人で旅行にでも行っておいで。」とRIOに言われていたのですが、「一緒に行って演奏旅行しちゃおうよ。」と私たち。音楽がなければただの旅行じゃ寂しい・・・。ということで、ライブを入れた旅になったわけです。

最終日の宮古島はやはりシュノーケリングがやりたい!ということでダイビングおすすめのスポット「中之島ビーチ」へ。



とにかく沖縄も宮古島も毎日お天気に恵まれて(いつものことですがw)本当に素晴らしい時期に来れたと思います。観光客もそれほど多くなくて、海も食事も満喫できました。

シュノーケルのセット(ライフジャケット付き)を1500円で旅行代理店で借りて、私は水着は持っていなかったのですがTシャツ&スパッツで海の中へ。といっても海に入った途端に熱帯魚たちがうじゃうじゃ。まるで手を伸ばせば触れそう。ニモのクマノミ、タテジマキンチャクダイ、リュウキュウスズメダイ、ホソカマス・・・etc...種類が豊富でカラフル魚の図鑑をみるようでした。ブルーの大きな魚が小魚にちょっかいを出して、逆襲されて追い出されるシーンもw。めちゃくちゃ可愛い。

船を出したり、水族館に行かないで自分で好きなだけ魚たちと戯れることができる・・・。なかなかこういう島はありません。石垣島の海も相当美しかったけれど、グラスボートを出したりして沖にでないといけない。サンゴ礁が隆起してできあがった宮古島ならではの特徴なのだそう(宮古島の方が言ってました)。

本当は「新城(あらぐすく)」という浜もおすすめだったのですが、ここは時間的に干潮の時間だったため断念しました。

夕方の絶景は「来間島(くりまじま)」の長間浜というところへ。ちょっと雲が多かったので大きな夕日が落ちる景色は見れなかったのですが、刻々と茜色から紫色に変化する美しいおおまがときを楽しむことができました。あ〜、帰りたくな〜い。



夜はおまちかねのRIOプレゼンツディナーです。宮古島の一番下のほうにある高級ホテルの鉄板ディナー。ホタテから始まって、クロアワビや宮古牛のステーキを目の前で料理人が話をしながら焼いてくれる。味もひとしお。息子からの嬉しいプレゼント。RIO、本当にありがとう!!!











家族3人でこうやって音楽旅を続けられるのはいつまでだろう、と時々考えますが、できるかぎり元気で続けていきたいなあ。としき、リオがいてくれて本当に私は幸せだとつくづく感じた夜でした。


宿に戻ってからライブハウス「がが小屋」というお店で朝方近くまでジャムセッションで盛り上がった話はまた別の機会にw。

宮古島の暖かい人たちが「また絶対おいで〜」と言ってくださったのでリピーターになるぞ!と誓った夜でした。本当に素晴らしい島でした。ありがとう、宮古島の人たち。沖縄ばんざ〜い。










不思議なことがいっぱい。@ Pisara/TReS in宮古島

2019年11月13日 | 
宮古島2日目。

ランチは伊良部島の「かめ」という蕎麦屋。伊良部そばは沖縄そばよりもラーメンにちかかったです。めちゃくちゃうま〜〜〜い。火曜定休のお店が多いのはなぜかなあ。でもここはやっていて良かった!!





ランチのあとは砂山ビーチへ。
結構観光客が多くて、しかも韓国か中国の人たちが目立ちました。「そんなの関係ね〜。」と泳ぐトシキ。もちろんライブ前とか、彼には関係ないのですw。でも宮古島の住人たちは10月頃からは泳がないそうです(苦笑)。









いよいよ、夜はPisaraでのライブだ〜。

大隈貴之氏撮影





このお店、ヨーロッパやブラジルの居酒屋のような素敵な空間。ただし、大きな看板は見当たらない。前日に伺ったときも、ヤキニク屋の呼び込みのお姉さんに「ここらへんに Pisaraというお店があるはずなんですが・・・・」と尋ねたが「さあ???」と知らなかったが、その店の横の路地を入った2階にあった。

急に観光客が増加したので、島民がゆっくり飲めるお店が少ない、ということで、店主のカジさんは敢えて宣伝していないのだそう。

それでもちゃんと好きな人は飲みに来てゆっくりと味わえるようになっている。カジさんは大西監督とよく似た感じの物静かな、聡明な方でした。もともと新潟でダイビングのインストラクターをやられていたそうな。初めての宮古島で、美味しいランチが食べられるお店やダイビングスポットなどをいろいろと教えていただいた。普段は美人の奥様が隣でエステサロンもやっていらっしゃるそうです。

そして、ライブいよいよ開始。響きが良すぎて自分のいつもの音量で演奏したら大変なことになる、というので極力小さな音で・・・・(誰だ?うそつけ、って言ってるのw)ブラジル音楽を多めに演奏。2セット目が始まる直前にお客様がたくさん詰めかけて、客席がいっぱいになるという嬉しいハプニングも。看板もないし誰も来ないんじゃないか、と心配していたけれど、カジさんが声をかけていてくださったお客様も楽しみにしてきてくださったので、よかったよかったw。



演奏後にお客様たちと一緒に飲み会。ここでたくさんの不思議なご縁が判明していくのであります。

私たちの演奏を楽しみにお土産まで持ってきてくださったご夫婦。旦那様はお医者様。こちらに移住しようと家を建築中。鎌倉と宮古島を行ったり来たりしていますがその奥様は帯を使った創作小物を作るアーティスト。そしてなんと大学時代の友人マリ(FaceBook上での)友人だったことが・・・。(マリとは実際には会っていないのだけど)。12月に開催される彼女の個展には絶対マリと行こうと思います!



宮古島出身の女性アルトサックス奏者のマリナちゃんという子がたまたま里帰りしていて、私のCDなどを昔から聞いてくれていて「前からさちさんのサックスを聴きたかったんですよ。東京じゃなくて宮古島で聴けるなんて!」スケッチオブミャークの音楽にも携わっていたり、さらに宮古島の実家はもともと国仲勝男さんのご実家だったことが・・・。え〜、そんなことあるの〜。

ちょうど満月だったこともあって、RIOが「満月の夕べ」をソロで吹き出したシーンがあったのですが、それも作曲者本人がこのPisaraでこの曲を歌っていて、来月もここにやってくるそうな!!!作曲者がソウルフラワーユニオンの中川敬さんだということも知らずにRIOは演奏したのですがw。

偶然があまりに重なりすぎてびっくりの連続。本当にいろいろな素敵な出会いがありました。一本のライブをやるだけでこんなに話が広がるとは。面白いな〜。

これだから旅はやめられません。楽しい1日があっという間に過ぎていった・・・満月の夜でした。(つづく)

















TReS in 宮古島 ~初上陸~

2019年11月13日 | 
「スケッチ・オフ・ミャーク」映画の大西監督がライブハウスを紹介してくださって、ようやく憧れの宮古島に来ることができました。

沖縄よりさらに2度ほど気温が高い。もうすっかり真夏の格好。夜もほとんどカーディガンなしでいけます。

初日は早朝に那覇を出発し、お昼には宮古島に到着。さっそく島で一番安くて良心的なプレシャスタイムのレンタカーを借りて「張水御嶽」へご挨拶。大西くんから「宮古に到着したら、必ず、張水御嶽でご挨拶してくださいね。」と言われていました。神様が宿る島の古くからのしきたりだそう。張水御嶽の入り口に白いノラネコが寝そべっていて可愛かったです。





宿に荷物をおいて、さっそく舞浜海岸へ。レンタカー屋のおじさんが、「ここは絶対に行ったほうがいいですよ。」と一押しの場所でした。

海の近くになにも売店がなさそうなので、いきなり畑の真ん中にマンゴジュースあります、の看板を見つけて立ち寄ると、おいしそうなマンゴージュースの冷凍パックを購入。それを持っていざビーチへ。





海の青さが半端ない。五島の海も綺麗ですが、どちらかというと青より深い緑色。こちらは白いサンゴとコバルトブルーのグラデーション。ううう、涙がでそうなくらい感動。トシキは気がつけば泳いでいた・・・汗。

6年前に完成したという長い白い大橋を渡ると、まだ開発途中の伊良部島が。牧山展望台から見る絶景。





想像を遥かに超えた美しい宮古島に感動の連続でした。夜は明日の演奏場所、Pisaraにご挨拶してから、東京とシアトルからやってきてくれた友人たちと「郷家」で打ち上げ。かちゃーしーを踊らされるはめに・・汗。

いよいよ、明日はライブです。ドキドキ。(つづく)

TReS沖縄初上陸!vol.3

2019年11月11日 | ライブとミュージシャンたち
さあ、いよいよTReS単独ライブ@寓話です。ここのお店を紹介してくださった宮里さんも熊本からわざわざ駆けつけてくださいました。

前日、出会ったばかりのみどりさんとセバスティアンもしっかり開演前に来てくださったので軽くリハーサル。セバスティアンは世界中を股にかけて活躍されているドラマーなので、本当に初めての共演なのに気持ちの良いドラミングで私たちの演奏を支えてくださいました。美しい繊細なドラマーだな、という印象。

さらに翁長みどりさんはいろんなパーカッションを持って来てくださって、ブラジルの曲に参加してもらったのですが、最後にトシキのオリジナルを演奏中にも乱入してくださって・・・本当に盛り上がりました。二人の素晴らしいミュージシャンと出会えたことは一番大きな収穫です。

宮里さんの司会もお人柄がでるユニークな話し方で、会場があたたかい雰囲気に包まれました。感謝。



東京や横浜で私たちの演奏を聞いていた方がご夫婦で沖縄に移住されて「ここでトレスが聞けて嬉しかったです。また来年も来てくださいね。次は伊藤志宏さんも連れてきてほしいです。」など嬉しいお言葉をいただきました。

私たちが滞在しているご機嫌なゲストハウスのオーナーの女性も音楽好きな友人たちと駆けつけてくださって、なんて沖縄の人たちはあったかいんでしょう。3本のライブ全部に来てくれたそんちょう、そしてSteveにも心から感謝。



21年ぶりに来れた沖縄。印象がまた一段と変わりました。あ〜、また来年も来れたらいいなあ。ありがとう、沖縄本島のみなさま。

さあ、いよいよ宮古島に上陸します。