minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

いよいよmingaツアー!初日は甲府桜座です。

2013年07月30日 | ライブとミュージシャンたち
まだ九州ツアーの余韻に浸りながらも家の片付け、山積みの雑用をこなし、あさってからのツアーの準備。

8/1(木)甲府 桜座
8/2,3 (金、土)名古屋 Jazz inn Lovely

出演:早坂紗知sax RIO bsax 吉田桂一p 永田利樹b コスマス・カピッツァper 大儀見元per





この3日間は超豪華な<Minga Special>です。
なかなか東京でもできない顔合わせなので、お近くの方は絶対に見逃さないように!お薦めですよ!
皆様のお越しをお待ちしております。


そして、そのあとは minga4で回ります。

★Minga4 早坂紗知sax 吉田桂一p 永田利樹b コスマス・カピッツァper


8/4(日)大阪 ワイルドバンチ http://www.geocities.jp/bcwildbunch/

8/7(水)広島市 JUKE http://www.live-19-juke.com/


8/9(金)京都キエフ http://www.restaurant-kiev.com/ 食事は18:30~、ライヴは20:00~21:30
★ロシアディナー付ライブになりますが、希望があれば、音楽のみでもご参加いただけます。お店にお問い合わせください。

8/10(土)奈良 Gallery & Cafe 廣栄堂 http://uda-koeido.jimdo.com/


西日本の皆様、お会いできるのを楽しみにしております!




三島・テケテケ・ばんざ~い!

2013年07月28日 | ライブとミュージシャンたち
7/27(土)曇りのち、時々どしゃ降り

ツアーも終了し、三島で花火大会を見る予定が大幅に狂って、その代わりに素敵な事が沢山あった1日だった。

まずは三島のセレクトショップ、テケテケでお買い物。ここのママとは10年以上のおつきあいになるけど、まだ一度も行けなかった念願のお店だった。彼女の着ている洋服、彼女の描く絵、本当にいつも素敵だな~と感心していたので、ぜひともお店に行きたかったのだ。お店は誰もわからないような秘密の隠れ家的場所にぽつんとあった。


入り口にはロータスの花が美しく咲いていて、お出迎え。


カラフルな店内に入った途端、ワンダーランド!

スペインのデザイナーブランド、Desigual(デジガル)のものを扱っているけれど、それ以外の服もみんな素敵。値段もすごく安くてびっくり。思わず大人買いしちゃいましたw。わ~~~い!

そして、中村さんたちに夕食をご馳走になり、(浜焼太郎)これでもか!というくらいの海鮮ものづくし。おいしいサザエのつぼ焼き、白はまぐり、エボダイの唐揚げ・・・・しばらく東京では魚は食べなくていい程、たらふく食べたぞ~!こんな毎日を送っていたら痩せる暇がないな。

そして、さきほどのテケテケのご主人がやっている小さなバー(テケバー)に向かった。





サックスを持って行ったので結局バーでも演奏会が始まり、常連客が大喜びでCDも沢山売れちゃいました~。

さらに深夜になると、メキシコ人、コロンビア人、ペルー人の常連がやってきて、RIOとスペイン語で会話。彼らの為にもう1ステージ開始。


イエ~イ!とノリノリのAmigos。

「君たちの音楽は今までに聞いた誰よりも素晴らしいよ!」と感激してくれ、CDも買ってくれたCarloは最後にジェンベを叩いて一緒に共演。ノリノリのラテンナイトとなったのであります。



オフの日も結局演奏、このツアー1日も休みなく吹き続けたぞ・・・旅芸人は毎日演奏できる事こそ最高の喜びなのだ。テケテケ&テケバーばんざ~い。ありがとう!!!!さあ、明日こそ、東京に戻ります(苦笑)。

テケテケのHPはこちら

TReSツアー終了!

2013年07月27日 | ライブとミュージシャンたち
7/26(金)

第2の故郷、岡崎の杉浦邸でたっぷり休養させて頂く。愛知、幸田町の「我流」の手打ちうどんは絶品でした。また行きた~~い!



そして、帰りに会沢邸で頂いた懐かしのからし豆腐。お豆腐の中にのりに巻かれたからしが仕込んである。この岡崎周辺でしか食べられない私の大好物。東京でも売り出して欲しい。





さあいよいよ最終ライブの三島アフタービートへ。

ここでのライブはずいぶん久しぶりだ。箱根のドラマー、中村さんご夫婦が沢山お客様を集めて下さって、なんとその半数以上が地元のアマチュアミュージシャンたち。

長めの1セットでTReSの演奏は終了。2セット目は彼らと一緒にジャムセッション。この辺の人達のギター率、高かったな~w。みんなこれからも頑張って音楽続けてくださいね。



最後の演奏だけあって、TReSのまとまり方もよく、気持ち良く演奏させて頂いた。この長いツアー、無事に健康で演奏し続ける事ができたのがなによりも嬉しい。日々発見があり、出会いがあり、RIOにとっても(もちろん私たちにとっても)大きな財産になった、と確信している。



多くの方達にお世話になり、応援していただき、心から感謝しております。神様、仏様にも見守られたツアーになりました。本当にみなさん、ありがとうございました(涙)。

今日は1日沼津で花火大会見てから帰京しま~す。そして、また1日から甲府~西日本minga ツアーです。旅芸人の記録はまだまだ続く・・・。






九州最後の夜@周船寺タリラリラウンジ

2013年07月24日 | 環境
7/23(火)

久原大河プロデュースのラスト、周船寺タリラリラウンジ。ここは小さな飲み屋。9時頃からスタートと遅いので、まずはお昼にみんなで中華料理店へ・・・。



おじいさんとおばあさんが二人でやっているという中華料理店だが、どれを頼んでも超美味しい。ラーメンも博多長浜よりも全然ここの方が上手い!!



そして、夕方は「まむし温泉」に。久しぶりの温泉でまったり。この温泉、弘法大師がまむしに噛まれてそれを温泉で治した、といういわくつきの温泉。遠くに田んぼと海が見える露天風呂は快適だった。





海岸沿いを走ると美しい夕陽が今日も見れた。毎日、危険マークがつくほどの灼熱が続く福岡だけど、夕暮れになれば少し涼しくなる。本当にお天気が良すぎるくらい恵まれたツアーになった。



大河の愛息子、ロクローちゃんと遊びつつ、録画していたダラーブランドのドキュメントを見せて頂く。ちょうど私がツアー前にやろうと思ってアレンジしていた曲の話がでてきたりして大変面白かった。よっしゃ、今夜はこの曲やろうね!などと盛り上がる。

9時に店に行くと、すでにカウンターにお客様が。10人も入れば満員で、私たちは中のカウンターで演奏する事にw。しかも、偶然九州ツアーしているウシャコダの藤井康一さんが遊びに来て下さって、途中で一曲ご一緒する事ができた。藤井さんとはいつも旅先ですれ違っていて、一度お会いしたいと思っていたので超ラッキー。素晴らしい生歌声で共演してもらえて本当に感謝感謝感謝。

カウンターの中でのライブってペーパームーンでしかやった事なかったけど、いや~、楽しかった。来ているお客もいつもよりお酒の量が増したらしく、ノリノリだったのにライブ終了後につぶれている人やら貧血でフラフラになる青年などが相次いだ。まあ、これも音楽が楽しかったから・・ということで良しとしようw。

12日間連続でライブをやって体が無事だった事にまずは感謝したい。そして、全ての出会った素敵な人達に心から御礼を申し上げます。沢山の素晴らしい出会い。言葉に表す事ができないほど、貴重な体験。これだから音楽はやめられない。ありがとう、九州。また来年!



二見ヶ浦海岸 BOSS KENTの夕陽

2013年07月23日 | ライブとミュージシャンたち
7/22(月)晴れ時々曇り

佐賀神社の横にある、映画にでてきそうな素敵な定食屋で昼食。なんだか、佐賀の街って京都に似ているな~と思っていたが、高い建物がないこと、神社仏閣が沢山あってお堀端があること、などが京都を連想したのだな~。とっても素敵な街でした。時間があったらもっとゆっくり散策してみたい(灼熱地獄にならない季節がいいな)。


安くて美味しい定食屋さん




さあ、いよいよ大河の本家、福岡へ出発。福岡といってもとても広い。今回行くところは周船寺(すせんじ)という街から車で20分ほど行った二見ヶ浦海岸 沿いのレストラン。

先月は松田美緒ちゃんのグループがここで演奏したようで、噂には聞いていたが素晴らしいロケーション。7時半頃から夕陽が沈むのを眺めつつ、パエリアを食べて音楽を聴く。なんて至福の時間だろう!


店内の様子




向かい側はすぐに海




俺がプロデュースしたんだぜ。と画伯。


いよいよ海に夕陽が落ちる時間・・・。

響きのよい場所なので、一曲目からピアソラ。お客様はもちろんノリノリ。気がつくと、奥で働いていた料理人たちまで全員出て来て熱心に聴いてくれてる。熱い熱い声援。ネパール人のスタッフたちも大喜び。やはり、こういうのが一番嬉しいのだ、ミュージシャンは。


福岡在住のギニアパーカッションの2人とジョイント

終了後はもちろん、ここのメイン料理、パエリアで打ち上げ。めちゃくちゃ美味しかったで~す。


最後にKENTのマスターやスタッフと、ジョイントしたジェンベチームと記念撮影。


ハートのモヒカンの料理人かっちゃん。彼は後ろに飾ってある素敵な段ボールアートも作ります!!

素晴らしい環境で音が出せる幸せ。本当にプロデュースしてくれた大河に感謝。九州ライブ、後1日です・・・。



佐賀県の老舗ジャズハウス・ロンド

2013年07月22日 | ライブとミュージシャンたち
7月21日 快晴激暑

8日間の本田さんとのライブが全て終了。本田さんの経営する大分「和ん屋カフェ」で最後のコーヒーと美味しい手作りのケーキを頂き、大分と別れを告げた。


和ん屋カフェのケーキセット(タロット占い付)は大分でも大評判!

大河の出身地の佐賀県へ向かう。それにしても猛暑を通り越して激暑だ。

小京都のような上品な佇まいの街。大河のご実家の門をくぐれば、プールのある庭・・・大河って本当はおぼっちゃまだった。そして、瓜二つの弟さんにも会えた!!


ウォータースライダー付プール。

今回はチケット販売をお手伝いして下さったマリリン(今泉さん)と合流。お昼ご飯を食べて、ロンドへ。ロンドのマスターはこれまた優しそうでお洒落なおじいちゃま。お母様も可愛らしい方で、ご家族できりもりしている暖かいライブハウスだった。このお店は平成元年から続き、その前に他の場所でロンドは30年続いたそうな。凄い歴史が流れているのに店内はぴっかぴか。



マリリンが手伝って下さったお蔭で夕方6時開演にも関わらず満員御礼。初めての佐賀ライブは熱い観客たちに支えられ、北九州からもファンの方が来て下さったり、中学生のブラスバンドの女の子が食い入るように聞いてくれていたので大成功。本当に感謝。


マリリン、大河、ありがとう~!

TReSのライブも残す所あと3本!体は大丈夫だけど、サックスがだんだん悲鳴をあげるようになってきた。ああ、福岡の江頭さんに調整してもらいたいが行く時間がない~(涙)。

明日は福岡県の二見ヶ浦海岸 BOSS KENT  という海の見えるお店らしいので楽しみ。泳げるかな~w?

二見ヶ浦海岸 BOSS KENT
opening act. ハヤシトナカオト パーカッションゲスト有。

18:30 open / 19:30 start / charge¥3000(予約)092-809-2239(BOSS KENT)
福岡市西区小田2200-1




TReS+本田和典drツアー最終日@熊本おくら

2013年07月20日 | ライブとミュージシャンたち
7/19(金)熊本「おくら」 今日も快晴

本田さんとの最終日。今回は本田さんのお蔭で全く知らない九州のDeepなJazzClubをあちこちと駆け巡るツアーになった。九州の、音楽をこよなく愛する人達と沢山出会えた事に深く深く感謝しています。ありがとう、本田さん。

Jazz(音楽)という共通点があるから、初めて出会うのにそこのお店のマスターと意気投合するのに時間はいらない。中にはお金儲けだけでやっているハコやマスター不在というお店もあったけれど、今回行ったお店はほとんどが熱い熱いライブ好きのおやじたちの思いがつまった店ばかり。「おくら」のマスターも38年もお店を続けている強者だが、飄々と優しい雰囲気ですぐに仲良くなりましたw。



セッティング終了後、名物のおくらカレーを頂く。おくらカレーと言ってもおくらは入っていなかったw。ドラムチキンがまるごと2本も入っていて絶品。「今日のは仕込んだばかりなのでまだ味が・・・」と言っていたけれどもの凄く美味しかったです!!


おくらのカレーは絶品!


老舗ジャズハウスなので、東京からも沢山ミュージシャンたちがやってくるようだ。店内のチラシを見ながらマスターと話がはずんでいると若い女の子たちが登場。なんだ?なんだ?と思いきや、今日のアルバイト。熊本大のジャズ研女子たち、バリトン2人とドラマーだった。RIOは久しぶりに同年代の女の子に囲まれてテンションがあがったのか?いつもよりブローしまくっていたなw。





NY時代、本田さんの家は「NYの駆け込み寺」と言われていたくらい、日本から貧乏な若者たちがやって来ていた。その時の友人たちが来てくれ、25年前のNYの話で盛り上がる。


画家のBoshi君と。


博くんと。


NYでラシッドと演奏したとき、博くんもいたそうだ!


ニューポート、多田さんのヨットの上で本田さんと。


さらに嬉しかったのは慶応大学ジャズ研の仲間、葉山コージご夫妻が来てくれた事だった。葉山君が熊本でサックスを吹く、イケメン実業家だという噂は聞いていたけれど、大学時代以来の再会です。




おくらでの生音がとても気持ち良く、体力的にはかなり限界が来ていたにもかかわらず、懐かしい友人たちに囲まれて熱い熱い一夜となったのであります。

アンコールでは2曲も葉山君に参加してもらって盛り上がりました~。



演奏後にマスターが出して下さったのは熊本名物の馬刺登場!おいし~!!



さらに、片付けが終了してから、葉山くんの中華料理店へ・・・。熊本ってもの凄く栄えている街で、深夜なのに「歌舞伎町」のように賑やか。九州で一番の都会なの?お洒落な店も沢山。葉山君の経営するレストランもその繁華街にで~んとそびえたち、いつも夜中の3時まで営業しているそうな。私たちが店内に入っても沢山の若者たちで一杯。凄い~!

葉山君の美味しいお店、ジャンジャンゴーはこちら


葉山ご夫妻と。

ものすご~く美味しいエスニック料理(なんと大好物ばかり!)を沢山ご馳走してくださり、本当に本当に嬉しかった。ゆうこちゃん、葉山くん、ありがとう~!楽しかった~~~~!!熊本ばんざ~~~い!

熊本から大分まで車で帰る途中の山道で満天の星空を眺め、本田さんに感謝しつつ、無事に朝4時半に大分のホテルに戻ったのでありました。

今日1日はゆっくり休養して、明日は佐賀。まだまだがんばりま~す。


熊本のギター、伊地知君と。

10年振りの「サミット」

2013年07月19日 | ライブとミュージシャンたち
7月18日 快晴

大分にもどって、本田さんは息子と再会。やっぱり大好きなパパに会えてタイラ君も絶好調。

Brick Blockは真裏が海でとってもお洒落な場所だった。貞夫さん、日野さん、蒼々たるメンバーがここに来ている。ジャッキー・マクリーンなども・・・とRIOはテンションあがりっぱなし。そして、マキさんの若い頃のポスターまで見つけちゃった。



リハーサルでTokyo Giganteをやっているとタイラ君が登場。「もう一回やって!」とせがむけど、本番まで楽しみにしていてね~。


中央にで~んと階段が。


リハーサル



開演時間にはまだ空席が目立っていたのに、気がつけばほぼ満席。しかも、演奏前からCDを買って下さる方達まで。こんなの初めて!本当にありがとう(涙)。

本田さんの頑張ってくれたお蔭で、熱い熱い夜になりました。体は結構ボロボロでしたが、本番になるとお客様からのパワーも加わって不思議と元気になる。初めてライブを聴くという方たちも沢山いらっしゃって、CDを買ってくれて「体が痺れるくらい感動しました。」なんて嬉しい言葉をかけて下さると、いままでの疲れが一気に吹き飛んでしまうから不思議。音楽のパワー、恐るべし。

実は大分で10年前に演奏したのはヤヒロ君に連れて来てもらった「ネイマ」だったのだが、ここのお店でのライブは今回なくて残念だな~と思っていたのでありました。だって、マスターの小野さんとはソウルメイトだったからw。

ところが、今回のこの場所に沢山の人を連れて来てくださったのが、なんと、ネイマのマスター(小野さん)だったのであります!


小野さんと。

打ち上げにネイマに駆けつけると懐かしい小野さんと10年前にやはりご一緒したサックスを吹く古山さん(今はご自分でバーをやっているそう)が待っていてくれました。古山さんは年に1度しかお店を休まないのに、今日は私たちの演奏を聴くためにお店を閉めて来て下さっていました。ちょっと感動。


古山さんと。


マスターの奥様の美味しい手料理が次々に出て・・・本当に10年経ったなんて思えない、素敵な再会。

「お互いに元気でよかったね~。あのとき、10歳の息子の話覚えてるよ。家族でヤクルト戦観に行くって言ってたよね。それがこんなになったのか~。」

ピアソラが20年後にジェリーマリガンに出会ってレコードを制作したように、私たちも再会するのに10年もかかってしまったんだな~。時の経つのはなんと早いこと・・・。今年で還暦を迎える小野さんのドラムはまだ聞いた事がないけど、あさってはネイマでジャムセッションがあるらしいから・・・w。

さて、明日は本田さんとの最後のギグ、熊本「おくら」です。どんなお店なのか、どんな人達との出会いがあるのか、今からとても楽しみ。あとひとふんばりだああああ。

宇佐神宮、神の森ホール

2013年07月18日 | 環境
バリトンサックスの修理が完璧に終わり、飯塚市のパンパイプ江頭さんのところで受け取る。めでたし、めでたし。めずらしい楽器が沢山でてきて、中でもルドルフ・サックス(サックスを作った人)のアルトとソプラノを吹かせていただく。ソプラノが特に美しい音色で「いろいろなミュージシャンが狙っているようだけれど、値段がつけられないんですよ。」とのこと。貴重なサックスを吹かせていただき感謝。修理代はタンポも替えてもらったので12400円也。本当に素晴らしい修理人がいて下さって助かりました~。






さあ、大分県、宇佐市に向かう。今日の場所は神の森って凄い名前だな~、と思っていたら、なんと、宇佐神宮の鳥居の門のすぐ脇にある建物。ご利益がいかにもありそうなパワースポット的ホールだった!


鳥居のすぐ脇にある黄色くて美しい建物。これが個人の所有とは・・・!!


これはご挨拶せねば!と中に入って行くと、入り口だけでも延々と続いている。時間がないので本宮までたどり着けなくて残念だったけど、今回のツアーは観音様に始まって、沢山の神様たちに支えられているような気がしてならない。宇佐神宮の神様たちにも本日のライブの成功をお祈りして会場入りする。








吹き抜けの天井、ひのきの板張りの良い香り・・・。これは生音がびっくりするくらい気持ちいい。ドラムの本田さんには悪いけれど、少し控えめに叩いて頂く事に。きちんと相手の音を聞いて叩けるドラマーだから有り難いです。ブラシ中心に美しくサポートして頂く。

アンコールでは大分県に移住したトランペットの山本ヤマさん、ご主人の高橋さん(ピアノ)が遊びに来て下さったので、またまた共演する事に。女性から地元でジャズを演奏されているアマチュアのミュージシャンたちが「ライブでこんなに感動したのは初めてです。」などと満足そうにCDを買って下さり、大成功。沢山のお客様を集めてくださった、大門さん、本当にありがとう!!


山本ヤマご夫妻


打ち上げ



音があまりに素晴らしくて、神様が降りて来たような一瞬も・・・。いや~、本当に有り難い出会いでした。会場をあとにすると、びっくりするようなスーパームーン(半月だけど)が目の前にで~~~ん。そして、夜空には満点の星、五島で見た以来の天の川。なんて良いところなんだろ。この暑さでも夜は森のお蔭か、涼しくてクーラーなしで眠れるのが喘息持ちにはとても有り難い。自然の力って本当に偉大だな。

宿泊先がかんぽの宿だったので当然夜中はお風呂に入れず(部屋にベッドは2つあって、和室までついているのにシャワールームがない)、がんばって翌朝6時に露天風呂大浴場に行ったら、おばあちゃんたちが大勢いました(苦笑)。さすが簡保の宿!でも久しぶりの温泉に入れよかった~。

そして、本日は本田さんの地元、大分市BLICK BLOCKです。



本田さんも息子の平(タイラ)ちゃんと再会し、川原へ遊びに行って束の間の憩いの一時。平ちゃんは、トシキのTOKYO GiGANGE を口ずさみ、ボイスパーカッションをやってしまう、凄い5歳児w。今日は平ちゃんの為に、Tokyo Giganteも演奏するね!





一難去ってまた一難・・・汗。

2013年07月17日 | ライブとミュージシャンたち
さて、昨日のバリトン事件のつづき。



昨夜教わった「パンパイプ」の凄腕修理人の江頭(えとう)さんに朝一番に電話をかけると、いつでも来て下さい、と快諾。江頭さんは昔々、石森にいた方で、私が中学生の時に通っていた頃の職人さんだった!優しい笑顔で待っていてくれたのだが、ここまでたどり着くまでにまたまた事件が・・・・。

太宰府のホテルでさあ、楽器屋に行くぞ、と荷物を積み込んでいるとドラムの本田さんが
「あ、譜面忘れた!」と言ってさっそく昨日のDolphy'sに電話したところ、譜面は見つからなくて(結局ドラムのケースに入っていた)、そのかわり、トシキのアイシング(腕を冷やすもの)の道具をお忘れですよ、と言われ、お店に立ち寄る事になった。このあと、忘れ物と紛失があいついだのだが、省略。

飯塚の楽器屋に到着したのは1時過ぎ。「バリトンの本体には異常はなかったので、3,4時間あればなんとか応急処置はできます。」と心強い江頭さんのお言葉。昨日の夜はどうなる事やら、と心配だったけど、福岡という大都市だった事も不幸中の幸い。こんな素晴らしい修理人に出会えるとは・・・神様、本当にありがとうございます!

なんともめずらしいルドルフ・サックスの2代目のアルトなどが飾ってあり「どうぞ吹いてみてください。」と話も弾む。しかしニューコンボに早く到着する約束をしていたので、楽器修理に1日預けて、代わりのバリトンサックスを貸して頂く事になった。なんて、ラッキーなんでしょう。ローA付きバリトンを前から吹いてみたかったRIOも喜んでいた。(いつも使っているのは古いタイプのセルマーなので、最低音がBbなのです)

リハーサルで試し吹き。

博多ニューコンボの隣りがホテル。なんと好条件のお店なんだろう!と感激しつつ、店内に入ると武家屋敷のように二階があって、奥にも横にも部屋が沢山ある。素敵な空間にびっくり。天井も高いので生音で十分いける。さっさとリハーサルをすませ、隣りのホテルにチェックイン。











こういう旅で一番嬉しいのはホテルのチェックインが早くてチェックアウトが遅い事。ゆっくり眠れる時間が少しでもとれるのが嬉しい。汗だくになって、リハーサルを終えて、ゆっくりホテルでシャワーを浴びて仮眠。これがあるので、なんとか毎日演奏してもやっていけるんだなあ。

8時スタートという事で7時半すぎにお店に行くと、トシキの大学時代の友人やリオの高校時代の友人、佐賀からは今回素敵なチラシのデザインを描いてくれた大河画伯も来てくれていて再会を喜んだのであります。感謝感謝感謝~~~。







気持ち良く演奏させていただき、さらに終了後にはマスターが料理上手なので、美味しい打ち上げが待っていた。初めての場所で演奏して、素晴らしい料理と出会いがある。赤字覚悟でミュージシャンたちをもてなして下さる有田さん、本当にありがとうございました。旅芸人はまだまだ頑張るぞ~!!

明日は東京では芳雄さんの法要が行われる。私はまたまた出席できず申し訳ないけれど、大分の宇佐市神の森ホールからご冥福をお祈りいたします。「子供たちを宜しく!」でね。