minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

盗難自転車が・・・

2007年10月30日 | 家族の日常
 自転車が盗まれたと10月初め頃騒いだ。それも池袋の駅で撤去されて、5000円で取り戻しに行ったばかりだったのに。

「またか~。どこかに置き忘れてきたんじゃないの?」などと家人からは私がボケたかのように疑われていたのだが・・・・自分でもいまひとつ自信なかったけど(情けない)。

 先週、自転車保管所から一通のはがきが来た。地下鉄駅の交差点で撤去されたらしい。盗難届を交番に出した前日だったために、罰金の5000円は支払うはめに...悔しい~~~!と思いつつ、家の自転車置き場で鍵もかけずにいた私が悪かったんだと自分に言い聞かせ、本日、てくてく歩く事30分、いつもの保管所へ行ったのだ。

「あれ?これはうちじゃなく、南長崎だよ。ここから歩くと20分くらいかな。」
ひえ~~、いつもの場所じゃなかった。はがきを良く見ると「南長崎保管所」ってちゃんと書いてあるのに・・・。徒歩歩。

 今日は良い天気で汗が噴出して来るほどの日差し。歩くのが嫌いな私に神様が与えた試練(いや良い運動)だわ。てくてくと全行程1時間かけて南長崎保管所へ遂に到着。

 にこにこと出迎えてくれた2人のおじさんに連れられて見に行くと・・・濃紺の自転車のはずなのに、そこにあるのは真っ白なママチャリ。

「これは私のではありません!」
「おかしいなあ。登録ナンバーとあなたの住所、名前が一致しているんだから。」
「でも私のは紺色です。でも、綺麗だし、これでもいいかな~。」
「え~?私たちは何とも言えないけど・・・間違いなく貴方の防犯登録なんですけどねえ。」

 おじさんたちと事務所のパソコンを見ながら頭をひねっているうちに、だんだん、どうでもよくなってきた。白の自転車だろうが、紺色だろうが、5000円で自転車を買うと思えば良い訳ね。

「おじさん、とりあえず自転車ないと困るのでこの自転車をひきとります。私のより綺麗だし。」
ともう一度自転車を見てみると・・・・ああああああ!!!!白いペンキで丁寧に塗られた私の自転車だった。よ~~~く見てみると裏側や塗り残したところから紺色がはみでていたのだ!

「う~~~ん、こんなの初めてだなあ。しかし上手に塗ってあるね。そんなにしてまで盗難車に乗りたかったのか。」
などとおじさん達は妙に関心している。とりあえず私は5000円払って持って帰ってきたのであります。鍵まで直してくれた優しいおじさんたち、ありがとう。

人の自転車を盗んでおいて、塗り替えて、鍵もそのまま利用していたとは...。でもおまわりさんの自転車みたいに真っ白じゃなくて、荷台だけ赤に塗ってくれると可愛かったのに・・・それにしても、まめな犯人だなあ。盗まれたという事が証明されてほっとしたけど、この自転車を私より余程大切に扱っていたんだな~なんて、犯人にちょっぴり同情している。

昭和か!

2007年10月28日 | 家族の日常
 台風が去って今日は素晴らしいお天気なので、他所様はみんなお掃除や衣替えに精を出していらっしゃったようだけど、私は・・・明日こそ掃除と衣替えをしようと心に誓う。そんな私の横を2匹の猫が猛スピードで部屋中を走り回っている。ナンダ?ナンダ???と思ったら『ご飯足りな~~~い!!』という不満とストレスを発散しているのだった。猫にも食欲の秋があるんだな。

 昼過ぎに恒例になった川越のメガトンマーケットに買い物に行って、野球の練習で行けなかった息子にもお土産に洋服と欲しがっていたマフラーを購入。

「細長くて膝くらいまであるマフラーがほしい」と前から言ってたのだが、どんなものだかよくわからないので、女の子用にかかっていた白い毛糸のマフラーを買ってみたのだが、「こんな、『昭和』のじゃないんだよ。わからなければ買ってこなくてもいいのに。」と怒られてしまった。昭和だって・・・とほほ。

 夜から利樹は六本木の知り合いのクラブイベントへ出かけ、息子は文化祭の打ち上げで夕食はいらないよ、と言って出かけて行った。私は・・・掃除、洗濯&衣替え、宿題山積み・・・ぼちぼちいこか。
 

 

雨の中を・・・ありがとう。

2007年10月27日 | 家族の日常
 どしゃ降りの日はなるべく外に出たくない。傘はボロボロ、靴はベチョベチョ、洋服びしょびしょ。あ~~~、雨の日ようのおしゃれな格好って全く持っていない。特に足もと。濡れても良いおしゃれな長靴もない。ほとんど濡れたらやばいよ~っていう靴ばかり。夏は安物サンダルで動けたけど、もう寒いし・・・という大嫌いな雨天のなか、朝から学校へ行きました。

 吹奏楽部の演奏が主役とも言える文化発表会。一生懸命毎日遅くまで練習してきた息子達の音楽は不完全ではありましたが、やはりいいものです。親ばか大集合の中、一際めだつ永田家応援団。でも、生徒の頭でバリトンを吹く息子の姿は全く見えず・・・。ああ、上段に鎮座するトランペットやティンパニは格好良く目立っているのになあ。残念!

 私がちょっとだけ冒頭用にアレンジした「愛唄」では、先生がラストにも使ってくださって、終わってイエ~イ!とSちゃんと2人で歓声をあげてしまったw。
「永田、演奏格好良かったよ。ホレちゃった~~~?」と同級生の男子に言われたそうな。男子か。

 最後に校内展示場に。利樹は卒業以来の校舎を懐かしい,懐かしい、と感慨深そうに探索。息子たちが初夏に尾瀬に行ったときの和歌が並べてあった。和歌というよりは、川柳にちかいものが多かったけど遼介の友達のが面白かった。

「しっとりと川の流れに 水芭蕉 木道脇に 初夏の尾瀬咲く  by 遼介」

「ポーカーで 多額の借金抱え込み どうしようかと 考える夜 by Y.K」

「尾瀬ケ原 腹へりすぎて 死にそうだ 見晴らしにつき 救われる僕 by S.K」

「20キロ 気が遠くなる 尾瀬ケ原 就寝時間とともに爆睡  by S.Y」

こんな雨の中、わざわざ来てくれた友人Sちゃん、Mちゃん、おばあちゃんたち、本当に感謝いたします。写真は暗すぎて失敗(汗)。mixiにはちょっとアレンジ部分をアップしておきました。


地球温暖化の余波

2007年10月26日 | 家族の日常
 昨日も勘違いの指摘を受けた私だが、屋上のさくらんぼの木も春と間違えて花を咲かせてしまった。地球温暖化がここまで来ているのか、私の勘違いが花にまでうつったのか、緑の葉っぱまでつけだして・・・おいおい、これから冬なのに。

 今日はこれから阿佐ヶ谷ジャズ祭りの一環で小さな酒場「ジャンブジャンブ」でライブ。今年最後(次はいつになるかわかりません)の利樹とのDUOです。よかったら遊びにきてください。唾被りの席で生音を堪能できる???

 そして明日は息子の文化祭。サックストリオのアレンジもうまくいくのかな...ドキドキワクワク楽しみです。

刺激を与える一匹狼?

2007年10月25日 | 家族の日常
 昨日はシアターモリエールで藤井郷子さんと田村夏樹さんの帰国10周年コンサートがあった。ちょうど10年前にアメリカから帰国した彼女達がオーケストラをたちあげたばかりで同場所でコンサートを企画したのだった。

「夫婦でミュージシャン、しかも一緒にいつも行動するって・・・・大変でしょ(気持ち悪くない)?」
こんな質問をよくされる。「気持ち悪い」というのは直接言われた訳ではないけど、そんな気持ちが込められている質問だと思う。

 藤井さんと田村さんも、ずっと一緒に渡米して今も尚、世界中を2人で協力しあって活動を続けている。人が何と言おうと2人だからこそできる事が沢山あるのだ。1+1は2でなく3にも4にもなる。

 もう、私らも夫婦という領域ではなく同志。コンサートやCD制作を企画、準備、完成、様々な困難を乗り越えて、成功したときの喜びは半端じゃない。それを2人で味わえる幸せ。夫婦でなくても、もちろん、それが他人だとしてもこういう相棒は必要だと思う。やはり、一人では生きて行けない。

会場作りから全てをこなしてお疲れの郷子さんが楽屋で早川岳晴bさんに向かってつぶやいた。
藤井「ああ~、楽器だけ弾いている方がずっと楽よね。」
早川「いや・・・バンドにもよるな~~~w。」

 藤井さんたちのコンサートも大成功おめでとう。やはり10年勢力的な活動を続けて来た結果がきちんと音になって証明された日だった。

 帰ってから夜食にふかしいもを作って食べていた利樹。
「食べる?」
「じゃあ、ちょっとだけ・・・うわ、これ何入れた?辛いね~。」
「マヨネーズと唐辛子」
「ひええ、いつも唐辛子とか、刺激物がないとだめなんだね~。あ、そうか、私も誕生日辞典で『刺激を与える一匹狼』だって書いてあったけど(しかも挿絵は唐辛子!)、利樹にとって私は唐辛子?」
「あのね、悪いけど『誕生日辞典』を俺は全く信用してないんだよ。しかも、一匹狼って・・・紗知の場合、人が一緒に行動してくれなくては何にもできないだろう。そういうのは『一匹狼』とは言わないんだ。『一匹狼』っていうのは林栄一saxさんみたいな人の事を言うんだよ。」

 また大きな勘違いを指摘された私でありました。一人じゃなにもできないって・・・・だめじゃん(涙)。


 
 

 

寂しいのは君だけじゃない

2007年10月23日 | 家族の日常
 息子の試験順位が発表になり、中学に入ったときからの目標だった「10位以内に入る!」というのをようやく達成できたのでニコニコ顔で学校から戻って来た。よかったね~。そして母からの電話で気がついたのだが、私達も結婚19年の記念日だった。でも結婚記念日なんていつも素通り。結婚指輪もいつの間にかどこかに消えてしまったが、ここしばらくプレゼントなんて貰った事もないし。来年は20周年か。ふ~~ん。でもそんなの関係ね~~~(悲)。

 今日は豚バラとにんにくたっぷり鍋で、友人を誘って急遽パーティになった。別にお祝いするつもりではなかったのだが、ちょっと元気のない友人を励ますつもりで「暇な時に遊びに来てね。」とメールしたら「30分後に彼女と一緒に伺います。」と返事が来たので大慌てて鍋の材料を追加。昨日のサムタイムに久々に顔を出してくれたので、少しは元気になったのだとほっとしていたがまた今日も会えるとは・・・・w。

 私が入院して寂しい時に何度も見舞いに来てくれ「紗知さんが作曲とかに使えるように」と小さなキーボードと五線紙まで病院に持ってきてくれたありがたい友達。病院のごはんは刺激が少なくて・・・と言ったら大好きな「黒胡椒」を持って来てくれた友人。その彼が落ち込んでいるというのだから、放ってはおけない。

 自分がどれだけ人から必要とされているのか。「ちょっと助けに来てくれない?」とか「手伝いに来て欲しいんだけど。」と言われるのがとても嬉しいんです。と彼は熱く語っていた。本当に自分が誰かの役に立っていると思えるだけで、人間って強くなれるんだと思う。私も演奏して「元気になりました、明日からまた仕事に頑張れます」などとお客様に言われたり、感動して下さる人たちがいるからこそ演奏を続けてこられたのだ。

 サムタイムでのアンコールはそういう意味を込めて演奏させて頂きました。Take care of all my friends・・・。

写真はその昔、ヨーロッパツアー(ニュールンベルグのジャズフェス)のときに中平穂積氏が撮って下さったものです。あの頃から15年経つのか・・・。

 
 

 

 

 

濃厚な週末

2007年10月22日 | ライブとミュージシャンたち
 生まれて初めて「日暮里」という駅を降りた。山手線沿線に住んでいながら殆ど新宿周りしか乗らない。まだまだ知らない素敵な街があるんだな。東京の下町ばんざ~~い。

 ボーカルのさがゆきさんや前田優子さんが常連で出演する『バーポルト』。「ポルト」とは「港」とか「安息の地」という意味らしい(素敵なネーミング)。ここで憧れの小畑師匠とのDUO、きゃああ(嬉しいあまり叫ぶ)。初めて師匠の演奏を九州のブラジルのお店で聴いたとき「私もいつかこんな素晴らしいギターリストとブラジルの曲を演奏できたらいいなあ」と一緒に歌っていた飛び入りの素人の歌手までも羨望のまなざしで見つめてしまったほど・・・・ようやく夢が叶ったのだ。むふふ。

 最高に幸せな一日でした。酔っぱらいを落語調であしらいながら、ドライブするソロを弾きまくる師匠は素敵!いよっ六弦亭。いただいた50度(?)のスコッチもおいしかった。名前忘れちゃったけど(汗)。

 めずらしく電車だったので、帰りにふらふらっと池袋バレルハウスに寄って遅い夕食をいただく。焼酎のお湯割りでほろ酔い気分のところ、利樹から電話があり「新宿まで迎えに来れない?」もうすっかり飲んじゃったので丁重にお断り。あちらも別仕事でめずらしく電車で「あけたの店」まで行ったのだが、打ち上げで飲んでいたら終電を逃したそうだ。あほっ。
 
 高円寺の友人宅に泊めてもらった利樹を昼に拾って今日は吉祥寺サムタイム昼の部。店に入ると殆ど予約テーブルになっていてびっくり。やはり1000円で聴けるし食事もできるというので日曜の午後のひとときをサムタイムで、というお客様で一杯。ご機嫌ノリノリでアンコールまでやって無事終了。CDも沢山売れ、ありがとうございましたあああ。

 友人が「私達の隣に座っていた男の子が連れの女性に解説していたんですが、『濃厚なのにくどくないね』ですってw。」う~~ン、上手い事言うなあ。本当に濃厚な2日間、体力さえあれば毎日ライブでもいいな(嘘)。

ペーパームーン25周年

2007年10月19日 | 家族の日常
 昨日、久しぶりにペーパームーンに行った。
「この店も12月で25年になるんだよ。別に25周年とか大層な事はやりたくないけど、1月頃にライブやってくれない?」
と店主いっきさんに言われ、もちろん『喜んで~~』とお引き受けする。そうか、もう25年の月日が経つのか・・・。

 まだ右も左もわからない頃、利樹に誘われてこの店で初めてDUOを演奏した。それまでカルテットでピットインの朝の部に出演していた私たちに、いっきさんは「ジャズは形じゃなくて、音と音、人と人との出会い、ぶつかり合いだ」と熱く語ってくれた。自分をさらけ出して、ぎりぎりのところから新たなものが生まれた。そんな一瞬をいっきさんも見逃さず、とても誉めてくれ、それが私達の自信にも繋がって行ったのだ。

 ヨーロッパから来たミュージシャン達と即競演しちゃったのもこのお店があったお陰。そこから私達の世界もぐんと広がり、ヨーロッパツアー、NYツアーと海外遠征も増えていった。大切な大切な出会いの場だった。

 一緒に試行錯誤しながらお店で実験的なライブを次々にやっていき、いっきさんやペーパームーンの常連たちが涙したり、いっきさんとお客が喧嘩したりしながら歩んできた25年。パーカッションの八尋トモヒロに出会ったのもこの店。一緒にトリオでオーネット・コールマン特集をやったなあ。つの犬drとも何度も演奏した。とにかく、けんとヤヒロ君が大好きないっきさん。原点に返ったつもりで1月、ライブをやりたいと思っている。

 すぐ思い出話になってしまうのが、歳をとった証拠なのだが・・・w。

いっき「だいぶ前だけど、この店の前あたりで泥酔して寝転んでいたのは、永田だろう?」
利樹「えええ?そんな事してないよ。」
いっき「絶対、永田の顔だったよ。『永田君、大丈夫?』って声かけたら「あっち行って。」って言われて、俺もそのまま帰っちゃったんだけど。」
利樹「ぜんぜん、憶えがない。」
いっき「そうだよな、そうとう酔っぱらっていたから。」
紗知「本当?『あっちいって』なんて利樹だったら言わないんじゃない?」
いっき「いやあ、目に愛情がこもっていたから、あれは絶対永田君だったと思う。」
利樹「そんなはずはないと思うけど・・・」
紗知「ここ何年か、そんなに泥酔して帰った事はないよ(きっぱり)。しかも、そんな状態の利樹をほったらかしにして帰ってしまうなんていっきさんも冷たいじゃない。」
いっき「そうだよなあ。でも俺も相当酔っぱらってたからさあ・・・」

な~~んだ、酔っぱらいの単なる勘違いだったのね・・・落語の『親子酒』みたいだなw。いっきさん、飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。とにもかくにも、25年おめでとう!
 

綺麗な御母さんは好きですか?

2007年10月18日 | 家族の日常
 お天気良かったのでプールで泳いで来た。サックス吹いている時にはちっとも痛みがないのに、プールで呼吸するとぐぐぐっと肺が痛む。肺に水が溜まっているのが、泳いで肺呼吸しているとわかる感じ。それでもめげずに20分だけノンストップクロールで泳ぐ。気持ち良い~~~。

 プールの帰りに息子のいる中学へと向かう。どうしても、昨日渡したアレンジが気になって、急に思い立って学校に行ってしまったのだ。いきなり行ったら絶対怒るだろうな、とは思いつつも・・・。

 音楽室に近づくと合奏の練習をしていたので、終わるまで廊下でこっそり聴かせてもらう。みんなとっても上手い。でも『エルクンバンチェロ』はもう少し軽快なテンポで演奏してほしいな、踊りだしたくなるような!などと思いながら、校舎の窓を見ると夕焼けが美しくどんどん変化していくのが見えてちょっと感動でした。

 遼介と先輩サックス2名のサックストリオの演奏は初見にもかかわらず、素晴らしかったです。文化祭での彼らの演奏に期待しつつあわてて夕飯の買い物に大急ぎで学校を後にしたのであります。

 近所のスーパー「いなげや」に寄る。このスーパーは最近有線でジャズをがんがんに流しているのだ。お肉を選んでいるとゴリゴリのテナーが聴こえてくる。「あ、川嶋君のテナーに似ているな・・・」とか「マクリーンはやっぱいいね~」なんて、ついついお肉を手に持ったまま聞き惚れてしまう。音量も大きいのでついつい聴いてしまうのだけど、おっと、早く帰ってご馳走作らねば、と我に返って慌ててレジへ進む。ちょっと変な感じ。ジャズってこういう店のBGMには合わないんじゃないかナ・・・と思っていたら、「スターバックス」でも「牛角」でもジャズが流れているそうな。ふ~~ん、ジャズをかければ『高級感』が漂うって事かしらん?いなげやも98円の卵に高級感を持たそうという心憎~い演出をしているのか?頑張れ、いなげや。マル●ツなんかに負けるな!

 我が家から歩いて2分のところにある「マル●ツ」は我が坂下商店街の敵。『あのスーパーのせいで、坂下商店の各店がどれだけ客をとられたか』とこちらに嫁に来た頃、義母たちからさんざん聞かされて『マルエツのビニール袋をもって帰るのなら、裏道からこっそり帰れ」と注意された。ひええええ。

 その教えもあってか、あまり「マル●ツ」には行かない私。そしてたまに行くと感じるのは、店員の態度の悪さ。
 
 2度ほど腐ったものも買わされてしまった。1度なんぞ、「あの~、このパイナップル腐ってますよね。」と文句を言いにいったら「え?」と私の目の前でその腐ったカットパインを口に入れ、「は?腐ってなんかいませんよ。」とめちゃくちゃな態度で煩そうに私を睨んだ。あきらかに腐っていたので、隣のレジの人に「ちょっと、あなたも食べてみてよ。」と言って腐っているのを証明してもらったが、最初の兄ちゃんは謝りもしないで「ほら、お金返せばいいんでしょう。」と小銭を投げつけるように渡して来たのだ。ふが~~!こんな店つぶれてしまえ~~~~!!!と呪いをかけて帰って来た。

 しかし、酒屋をやめて3年くらいになるが、義母も利樹も「マル●ツ」を今では頻繁に利用している。わざわざ遠くまで買い物に出かける習慣がついてしまったのは私だけか・・・?しかし、どっちにせよ、この商店街を裏切っている事に違いはないけど。
 
 夕食をとりながら「今日は急に行ってびっくりした?」と息子に尋ねたら、
「ったく、ちらちら覗くなよ。s先輩が教えてくれたし、知ってたよ。それより、スッピンだったろ?」
「え???」
「スッピンで学校に来るなよ。」

いつもほとんどスッピンなんだけどさ・・・特に今日はプールの帰りだったし・・・。そんな事で文句言われるとは全くの想定外でした。とほほほほ(涙)。

 

 

 

 
 

 


アレンジ三昧

2007年10月16日 | 家族の日常
 ライブが終わって翌朝とっても嫌な電話があった。人間って突然豹変するんだな。よほど、このブログに全部ぶちまけちゃおうかと思ったけど、あまりネガティブな事は書かないと決めたので断念(ちょっとだけアップしたけど即取りやめにしましたw)。むしゃくしゃしたので、気分転換にプール行こうと思ったら月曜は休み・・・とほほ。その代わりに家でアレンジの仕事が溜まっていたので引き蘢りになっておりました。(嫌な事があったお陰で仕事に集中できたのだから、豹変おやじに感謝かな?)。

 12月に岡崎でコンサートをやるのだけれど、矢作の中学生とのジョイントがある。昨年、初めて一緒に演奏させてもらったのだが、中学生たちの熱心な態度にとても感動し・・・なんと今年は3曲も書いている!(1曲は利樹がやってくれてるのですが)。

 アレンジがようやく終わりそうでほっとしていたら、学校から帰ってきた息子が
「母ちゃん、文化祭で『愛唄』の冒頭にサックス3人が前に出て来て演奏する事になったんだよ。8小節くらいでアレンジしてくれないかな。明日までに。」なんて鬼のような事を言って来たから・・・さあ大変。

 ポップスなんだから、そんなバッハのコラール風にしなくていい、とかジャズっぽくしなくてもいい、などと横から注文をいちいちつける息子。インペグ屋より怖いよ。たった8小節と言えども3人がみんな目立つようにしてあげたいナ、なんていろいろ考えながら・・・・。

 殆ど徹夜で譜面を作って、朝起きて来た息子に渡す事ができた。「母ちゃん、ありがとう。」と小さな声で言われたので、やった甲斐がありました(涙)。親ばかちゃんりん。