minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

祭りのあと・・・

2014年02月27日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は226コンサート@江古田Buddyにお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。また、沢山のお祝いメッセージをありがとうございました。

毎年「今年の226が最高だったよ!」とメッセージを頂きますが、今年も「昨年を上回る!」との有り難いお言葉を沢山いただき、ミュージシャン冥利につきる幸せです。

今回は山下さんが出演できないために、普段の226とは違った南米中心のステージを展開することになり、美緒ちゃんと本田珠也、大口純一郎という初顔合わせもばっちり。

韓国の変拍子を使った「Cannabis」の珠也の進化っぷりも見事でしたが、ESCUALO(A.Piazzolla)もこんなになっていいのか~~~?というところまでいってしまい、天国でピアソラが大笑いしていたのではないかと・・・。RIOも大健闘してくれてこれからの活躍が楽しみ(親ばか)。

最初の曲から気持ち良くって、終始幸福感に浸る事ができました。ノリの良い、あたたかい会場の雰囲気にも美緒ちゃん大喜び。

「本当に楽しかったね~~~!」とミュージシャン一同。お客様と一緒に作り上げて行くステージ。進化していく226・・・。


松田美緒vocal


大口純一郎p


本田珠也dr


永田利樹b


RIO bs



写真提供:内山繁

素晴らしい共演者たち、そして、いつも遠方から駆けつけてくださるファンの方、毎年226コンサートを楽しみにしてくださっているお客様たち、お手伝いしてくれる友人たち、そして一番支えになってくれている家族にも、こころからの感謝を捧げます。

まだまだ元気一杯で演奏しますので、これからも応援のほど、よろしくお願いいたします。

そして、明日は原田芳雄メモリアル@原宿ラドンナ。満席(全席指定)のため当日券がないようです。そちらも楽しみ~。










向かう所客あり・・・???

2014年02月23日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は久しぶりの藤井郷子オーケストラ@ピットイン。土曜だった事もあり、いつも「向かう所客無し」と豪語する藤井オケだったが、Openしたら結構なお客様。本当に寒い中有り難うございました~~~。

郷子さんたちがベルリンに拠点をうつしてからは、年に2回くらいしか行われないので貴重なものになっています。次回は秋頃に海外からのゲストを喚んで、さらにレコーディングまで企画中だそうです。今から楽しみ~。

「日本人の音楽家って世界でびっくりされるんです。絶対に凄いんですよ!エキセントリックというか、なんというか・・・。こういう文化をもっと世界中に広めていきたい。」

世界中で演奏している藤井さんの一言はミュージシャンたちに火をつけ、自信を与えてくれる重たいお言葉でありました。

そうだよね、もっと自信を持って自分の音楽をやっていきたいな・・・。生活は大変だし、病気とかいろんな困難がそれぞれあるけれど、音楽を演奏しているときはみんな一緒に楽しんでる。1年間の癌治療から復活したテナーの木村くんもようやく復活してお客様からも沢山のお花を貰って嬉しそうだったな。

長い人生、20年もバンドを続けているって本当に凄い事だと思う。みんなで生きて一緒に音を出して行けるって幸せな事なんだな・・・。がんばろ~~!


ジャズ評論家の中川ヨウさんと。


譜面の読めないバリトン奏者、ヨシダゴウチ氏(笑)。


リハーサルにて。


郷子さんの譜面は変拍子がいっぱいw!

Everytime we say goodbye 226音源公開。

2014年02月16日 | ライブとミュージシャンたち


雪に弱い関東では今大変な事になっているようですね。特に山梨県が。少しでも早く救助されますように。はがゆいですが、何もできない・・・。
しかし、ニュースはオリンピック一色。この国の偉い人達は何を考えているのでしょうか。

と、私がここでプンプンしていても仕方ないので、もう一つ、226のお宝音源を公開いたします。

5回目から登場していただいている山下洋輔氏。めったに人のバンドで人の曲を演奏する事がありませんが、この日(226)だけは、私のやりたいように、演奏したい曲を自由に文句一つ言わず演奏して下さいます。本当にありがたいですね・・・。

そして、恒例になった2ndセットの1曲目はいつも山下さんとのDUOコーナーになってます。ここだけは山下さんのやりたい曲を課題曲として出してもらって、毎回演奏しています。

youtubeにもアップした「My Favorite things」やCDにも収録した「My Funny Valentine」、数々の美しい名曲をとりあげてきました。洋輔氏のオリジナルのバラッドもやりました。

昨年は「今、一番はまっているバラッドをやりたい!」ということで「Everytime we say goodbye」を選んでいただき、かなり難しいアレンジのコードがついたものが送られてきたのであります(菊地成孔バージョンらしい)。

後ろのコードが複雑になっている分、テーマはいたってシンプルに吹こうと決めて、かなりストレートに吹ききっています。この音源、フルバージョンでアップしました。

最後のところで、「Majar to Miner.....」という歌詞が出てくるのですが、そこが絶妙にコードもメジャーからマイナーへ。「ここが一番のお気に入りなんですよ~。」と山下さん。そんなに強調しなくてもwというくらい強調してます(苦笑)。

フリーで暴れてばかりいると思いきや、こんな曲もやってたのか~~~とご堪能頂ければ幸いです。



226に高まる期待・・・

2014年02月16日 | ライブとミュージシャンたち
大雪がまたまた東京を襲い、いやはや、雪に慣れない都会人たちはもう大慌て。お願いだから、道路に水まくのはやめてくれ~~~。と叫びたい気持ちを抑えつつ、自転車にサックスを乗せてソロソロとApple Jumpへ。ライブにお越し下さった皆様ありがとうございました!

それにしても、この雪、実は先週の時点で78年振りだったそうです。しかも、それって、あの、226事件の日・・・。むむむ。本当に226にはもう降らないでください!と願うばかり。



さて、その226の前哨戦とも言うべき、大御所ピアニスト大口純一郎氏をお迎えして、ほとんどリハーサルなしの一発勝負。いや~すばらしかったですね。jazzもバラッドもフリーもブラジルもラテンもオールマイティ。流石としかいいようがありません。本当に勉強になります。

伊藤志宏君のピアノがスピード系だとしたら、大口さんは癒し系かw???どちらも素晴らしい事に違いありませんが、同じ曲をやってもピアニストによって世界ががらっと変わる。それが楽しい。



226が本当に待ち遠しいです。これはまた凄い事になりそうです。

前売チケットの郵便申込は終わりましたが、まだまだ江古田Buddyのほうでは電話予約を受け付けておりますので、そちらへどうぞ。

そして、昨年の226のアンコール映像をアップいたしましたので、こちらもどうぞご覧下さい。
おそらく、期間限定で消去すると思いますのでお早めにご覧下さい。


大きな心で・・「フーグァ」

2014年02月14日 | ライブとミュージシャンたち


雪がまた降っている・・・。毎週末こんなに寒いと、226が本当に心配だな~。あ、その前に明日も池袋Apple Jumpで大口純一郎師匠を迎えたかなりレアなライブです。なんとか足下に気をつけてお越し下さいませ~。

大口さんと共演するのは10年以上ぶり。今村裕司perグループでかなりしごかれました(苦笑)。ブラジルもの、ジャズ、オリジナルと大口さんのピアノは本当に美しくリズミカル。大御所の力を借りて今回もTReSが挑みます。こんなライブ2度とないでしょう。見逃すな~~!!


さて、先日友人Mariから教えてもらった素敵な歌と文を紹介します。

「徳之島では、他の子とは様子が違う子や、心身の発達の遅い子、または、個性が強くて育­てにくい子、そういう子を・・・「フーグァ」というそうです。

フーグァには神様がついてくると言われていて、フーグァを大切に育てたならば、その家­が栄え、村が栄えるのだと伝えられている。。。

なんて素晴しい考え方!!
世の中の人総てがそんな考え方になったら、
そういう子供たちのお母さんも、
どんなにか幸せな気持で自分の子供を育てられるようになるだろう。

♪いらない人なんていない、みんな祝福されているの
だから命踊らせて、生きて生き抜いて生き切るのです」



本当に素敵な考え方だな~。さらに、この歌の中で一番感動したところ。

フーグアよ あなたの陰口言う人が 
悪い事は 全部持って行ってくれるって 
昔の人は言うんだよ 
だから心を大きく持って 
そんな人にも感謝して 
笑って「ありがとう」を言おう

フーグァ 福をもたらす子より


ぜひ、一度この歌を聴いてみてください。
日本の歌を探して歌い紡いでいる、松田美緒ちゃんにもぜひ歌ってもらいたいです!!












未公開のお宝音源です!

2014年02月12日 | 音楽&CD
朝方までスノーボードのハーフパイプ競技で興奮さめやらぬまま、眠い目をこすりつつ、川崎FMまで。

昨年に引き続き、うっちゃん(内海利勝)のラジオ番組(Love&Peace同じ空の下から)に生出演して、ちゃっかりと、226の宣伝をさせてもらってきたわけですw。まあ、2/28にも芳雄さんのメモリアルライブを原宿ラドンナで開催する告知も兼ねてですね。

今回は、芳雄さんとの数多いライブの中から、2006年11月に行われた「原田芳雄歌手生活30周年記念」ライブ@渋谷DUOの音源から「蒼い影」と「朝日のあたる家」をかけてもらいました。

著作権などの面倒な問題が山積みで、なかなか映像化したりCDになったりしないので、本当に待ち遠しい方にはぜひ、この番組を聞いてみてくださいね。boxxというmixiのようなサイトに登録しなくては聴けないのですが(汗)。どうしても聴きたい人は私にメールください。ご招待します。

やはり、芳雄さんの歌と声は素晴らしい。日本語の歌詞に徹底的にこだわった芳雄さんならではの世界です。本物の歌よりいいんじゃないか?って思う事がよくありました(苦笑)。いつかDVDになればいいのにな。みんなでお願いしましょう!(って誰に?)

この「蒼い影」ではいつもサックスのソロのあとに「早坂紗知!」と紹介してくれた芳雄さん。ご葬儀にもこれがずうっと流れていたので、自分の名前が呼ばれる度に号泣したっけ・・・・(周りのみんなが何だこいつ?ってひくくらい泣いてしまった)でも、ようやく、芳雄さんの音源も平静で聴けるようになりました。

そして2曲目はうっちゃんの素敵なギターソロから始まる「朝日のあたる家」。これも芳雄ワールド全開。
いつもリハーサルではヘロヘロとよく間違えて、メンバー全員でずっこける、でお馴染みのうっちゃんのギターが、本番では心に沁み渡る素晴らしい演奏・・・いや~、うっちゃんの味のあるギター、だ~いすきです。

この歌を28日のライブでは山崎ハコさんが今度歌ってくださるらしいのですが、楽しみですね~。

最後は226の宣伝も兼ねて、昨年の226から、宇崎竜童さんに私の希望でどうしてもうたって頂きたかった「港のヨーコ」をフリージャズバージョンで演奏した、アンコール曲をかけました。

途中から猛獣たちが暴れまくり、予想どおりぐしゃぐしゃにw。もどったら竜童さん、歌詞がふっとんでしまった、という例のいわくつきの「港のヨーコ」。これも未発表テイクです。


いや~楽しかったです。また遊びに行きま~す。この裏番組がyoutubeにアップされると思いますので、またそのときはお知らせしますね。

司会のエミィさんとうっちゃん。

226前売チケットは15日まで受付です。

2014年02月08日 | ライブとミュージシャンたち
東京は2度目の雪になりました。結構積もり始めてます。こんな日は私は完全にデスクワーク。人が殆ど通らない我が商店街、東京都心とは思えません。


1月はほとんど風邪のためにつぶれました。数少ないライブもキャンセルしてしまいご迷惑をおかけしましたが、その間、沢山の方に励ましのメール、お見舞いなどいただき、本当に感謝いたします。

「インフルエンザは恐ろしい。油断をしたら2度風邪をひく」を教訓にこれから健康にはくれぐれも注意いたします。

元気回復してからは、水泳、練習も開始。さらに226のアレンジ、TReS用の新曲のアレンジ、とデスクワークが本当は好きなんじゃね~?と思うくらい(苦笑)。

226に向けての準備も着々と進んでおります。美緒ちゃんの歌のアレンジを終らせ、あとはリハーサルで音を出すのを待つのみ。とっても楽しみ~~~。

夏のツアーとアルゼンチンツアーに向けて新譜の準備もがんばっています。さあ、これからが本番。がんばらなくては。

こんな私ですが、あたたかい目で見守ってくださいまし。

226前売チケットの郵便振込でのお申し込みは15日までです。振込手数料(80円)とは別に送料80円をお忘れなく!

最後に、つい顔が緩んでしまう可愛い映像をリンクしておきます(youtubeではないので、直接貼れませんでした)。

Don't let me down!!!! 音楽っていいな!

http://whats.be/5380