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2016年産募集馬展示会報告・スイートマカロン'16 & ステラリード'16

2017-11-01 06:21:26 | イベント・募集馬検討
展示会報告の第三弾をどの馬にするか、実は結構悩んだのですが、今日は思い切って坂東牧場在厩の2頭、スイートマカロン'16とステラリード'16を一気に紹介してしまおうと思います。
理由は特にないのですが、時間が経つと記憶もあやふやになってきますし、そうなるとあることないことがゴチャゴチャになって、おかしなことを書いてしまうかもしれないので(^^ゞ (おかしなことって何だ?? いやいや気にしないでくださいm(_ _)m)

という事で、まずはダンカークの牡馬、スイートマカロン'16からです。
この馬はデストリーライズ、ゼロカラノキセキ、パワーバンドの下ですから、会員にはすでにお馴染みの血統。
特にゼロカラノキセキは“ゼロ革命ネクスト”馬ですから、応援している出資会員さんはかなり多いはず。 期待されたパワーバンドが頓挫でデビューできていないのは残念ですが、『16年産もいい馬なら出資をしたい』、という隠れ出資希望者は相当に多いのではと思います(^^)
(スイートマカロン自身が人気のあるイイ馬でしたしね)









昨日紹介したウェルシュステラ'16もそうですが、スイートマカロン'16も大きな馬ですね。
特に、スイートマカロン’16は小柄なステラリード’16と一緒に出てきましたので、それがいっそう際立っていた気がします。
馬体のイメージは同じダンカーク産駒のレフィナーダ'16とは全く違い、似ているという意味では、むしろウェルシュステラ'16に近いイメージ。 大きいながらも全体のバランスは悪くなく、まだ太目でもボッテリした感じ、鈍重な印象は全くありませんでした。

歩かせたときの身体の動き、脚捌きは大きくてゆったり柔らかく、なかなか良かったのではないでしょうか。
もちろんまだ全体的に緩さはありますし、トモの力強さなどもこれからといった印象ですが、例えば最初から完成度が高くて評判が良かったパワーバンドと比べても、筋肉の柔らかさではこちらが上ではないでしょうか。(緩さと柔らかさは表裏一体ではありますが…)
単純比較は難しいですが、どちらが“好きか?”と聞かれたら、私はパワーバンドよりこちらかもしれません。
(実は、“緩い馬”が結構好きだったりします(^_^;))

調教メニューはまだごく軽いもので、ようやく2000m程度の軽いキャンターが始まったばかり。
それでも荒木さんの評価はとても良くて、「実際に動かしてみると思ったより全然動いてくれるし、トモの甘さはあるものの大型馬にありがちな嫌みを全く感じません。性格も大人しくて扱いやすいので、これからの調教も問題なく進めていけると思います」 さらには、「コンパクトなステラリード'16の方が動きが良いと思われがちですが、スイートマカロン'16も全然問題なく動いてくれます。実は、私はコチラの方が好きです」、とのことでした。
最新の近況でも荒木さんは同様のコメントをされていましたが、「動かしたときにイイ」というのは歩きの良さにも現れていましたし、「好き」だと告白されては、もうツッコミようがありません(^~^;

懇親会では木村さんが牧場時代のスイートマカロン'16について、レフィナーダ'16との比較の観点でこんなことを仰っていました。
「同じダンカーク産駒でも、レフィナーダ'16は母レフィナーダの特徴を受け継いだ綺麗な馬体で、最初からよく動けていました。一方でマカロンの方は、正直、重さが前面に出ていて、『うーん…』という感じだったんです。ただ、坂東牧場に移してから荒木さんと会話をすると、すごく動きがイイとの評価で。。どうやら牧場時代とは変わったようで、イイ方向に予想を裏切ってくれたので期待をしています」
なるほどなるほど。 木村さんの評価はそれほど高くなく、荒木さんは高く評価をしている。 どうやらこの馬についてはそういう事のようですが、私はかなり楽しめる馬なのではと思っています。

歩かせたときの動きは本当に良かったですし、これからのトレーニングでトモの強化が進んでいけば、さらには気持ちの面で火がついてくれば、比較的リーズナブルな価格設定も含めて、この世代のダークホース的存在になるかもしれません。
(実は、ゴールドアリュール産駒がいない事が大きい気もしています…)
あとは、あまり大きくなるといろいろ心配もありますので、サイズが本当に落ち着いてくれれば… ですかね。
ただ、私はすでにレフィナーダ'16にいきましたので、さすがにダンカーク産駒2頭は避けることにしようかと… (^^ゞ

スイートマカロン'16
牡1歳 芦毛 2016.03.25生 新ひだか産
父:ダンカーク 母:スイートマカロン (母の父:Tale of the Cat)
美浦・尾関知人厩舎
販売総額 1,600万円 / 総口数 2000口






やりだすと結構大変ですが、最初に宣言をしてしまったので、今日はもう1頭、ステラリード'16についても書いちゃいます。
ステラリードは言わずと知れたウェルシュステラの初仔で重賞・函館2歳S(札幌で開催)の勝ち馬。
父ノヴェリストのステラリード'16は、そのステラリードの3番仔になります。
本馬の上2頭、ステラバレット、エンジェルリードはいい結果を出したとは言いにくい状況ですが、エンジェルリードはまだ一戦したのみですし、ノヴェリスト産駒が想像以上に早い時期から走っていることもあり、馬の出来次第では出資検討の選択肢に入る牝馬だと思っていました。









スイートマカロン'16の報告で書いた逆になりますが、こちらは大型馬と一緒だったので、小柄な感じが強調されてしまいましたかね。
もともとステラリードが小柄な馬でしたし、大き過ぎるよりは“らしくて”いい気もしますが、トレーニングが始まったことで最新近況時440kgより体重が減り、今は420kgほどとのこと。 正直、サイズはもう少し欲しい気がします。
ただ、小さいなりに馬体はまとまっていて大きな欠点はないタイプ。 こういう姿かたちにまとまっている牝馬は、当たり外れの幅が小さいイメージがありますので、そのあたりは好みの問題になってくるでしょうか。

歩いたときの身体の動きはキビキビとしていて、スイートマカロン'16のゆっくりゆったりとは好対照。 キビキビ感という意味では、同時期のエンジェルリードと比べても、動きは本馬の方が良いと思います。
(もっともエンジェルリードは年明け3月頃から急に良くなりましたけれど…)
ただし、コンパクトにまとまっていている分、大物感があるかというと、さすがにそういう感じはしませんでした。
もちろん、これはやってみなければ分かりませんが、イメージとしては、仕上がりの早さ、運動神経の良さを武器に器用に立ち回り、気がついたらササッと勝ち上がっていました… というパターンを狙いたいところでしょうか。

本馬について荒木さんは、「同時期のエンジェルリード以上に軽くてスピードがあるタイプ。従順で大人しく、手が掛からないので調教もやり易く、早い時期のデビューを狙える一頭だと思います」とのことでした。
懇親会では木村さんが、「大きくない分、動きも良く、こういう馬になっていくだろうなぁ、というのが想像しやすいタイプ」と仰っていましたが、今後のトレーニングの中で運動神経の良さがどの程度前面に出てくるか、早めのデビューは本当に出来そうか、そうは言ってもコンパクトな馬体がどこまで成長してくれるか、といったあたりが本馬成功のカギになってきそうです。

で、私はどうするかですが、正直非常に悩んでいます。
ステラリードを応援したい気持ちがある反面、さすがに全部を買うわけにはいかないよなぁ…とも。
そうなると同世代の牝馬、サンデーローザ'16やMiss Fear Factor'16、さらにはフェニーチェ'16といった馬たちとの比較になるわけで、現時点でステラリード'16に決め手があるかと言うと、そこはまでは難しい…といった感じです。
まあ、しばらくは他馬の状況把握をしながら本馬の成長度を確認していく、そういう事でいくしかないですかねぇ(^^ゞ

ステラリード'16
牝1歳 青鹿毛 2016.02.15生 新ひだか産
父:ノヴェリスト 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
栗東・小崎憲厩舎
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口



広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/

*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


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Comments (2)
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