西海岸のシアトルから東海岸のワシントンDCに移ってきた翌日の土曜日に
とんでもないことが起きました。
いかにもアメリカという大きな冷蔵庫が
突然働いてくれなくなったのです。
まだ15年だというのに、、、
と思ったら、15年とは長く頑張ってくれた方らしいですね。
なくては本当に困ります。
早速新しいのを買いに行きました。
ここでもまた夫さんとの意見の違いがあって
ちょっとふくれちゃいましたけれど
もうあきらめて、彼が「これにする!」と一目で選んだ
ハイテクにしてメタリックにして、、、、、等々の
冷蔵庫とあいなりました。
うちの夫さんは見かけはいかにも優しそうですけれど頑固一徹
料理人のメイおばさんの意見なんて
聞いているようで全然聞いていないんですからね(笑)。
それにこんな「優れもの」の冷蔵庫を買ったって
いったいこの家に年間何日いるの?
こんないろいろな機能を使いこなせるの?
メイおばさんは、だいたいにして「シンプル イズ ベスト」なんですが(笑)。
新しい冷蔵庫が届くのは3日後の火曜日です。
それまでは、野菜やお肉やお魚や牛乳などは
必要最小限、一回で使い切るぐらいの量にしなければなりません。
これがまた至難の業(わざ)です、特にこのアメリカでは。
何たって全てがビッグサイズなんですから。
大きなスーパーマーケットを右往左往、ぐるぐる歩き回りながら
メニューを考え続けました。
そしてようやく手羽元(ウィングスティック)が「たった」5本しか入っていないパックを見つけました。5本なんて珍しいことですよ。
「あ、これだ、これなら簡単に一回で食べきれる!
そうだ気になっていた『オレンジチキン』を作ってみよう!
レモン、オレンジマーマレード、醤油、黒砂糖、バジル、缶みかんさえあればできるはず。」
ということで作りましたよ。
こんなに美味しいものだったとは、、、、
5本では足りませんでしたね(笑)。
夫さんが「これは美味しい!」と喜んで食べてくれるものですから
5本のうち3本をあげました(笑)。
ハワイのカウアイ島のレシピです。
チキン(本来は胸肉ですが手羽元でも)にレモンの絞り汁と、オリーブオイル、バジルと塩胡椒をもみこんで耐熱皿に広げて並べます。
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190度C(華氏なら375度)に予熱したオーブンに入れて片面15分ずつ焼きます。
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焼いている間に、オレンジマーマレードと醤油、黒砂糖、缶みかんの汁を小鍋で火にかけソースを作ります。
↓
オーブンの中のチキンにソースをまわしかけさらに30分焼いて
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最後に缶に残ったみかんを散らします。
しばらくそのままにしておけば余熱でいい具合になります。
相変わらずの大雑把レシピですが、いちおう参考分量を書いておきます。
適当に調節してみてくださいね。
胸肉3枚の場合
オリーブオイル等の油 125cc
レモン1個の絞り汁
バジル 小さじ1杯 (メイおばさんはプロヴァンスミックスとやらのスパイスで代用しました。)
オレンジマーマレード 250cc
醤油 60cc
黒砂糖 60cc
缶みかん 1缶(11オンス=312グラムぐらいのもの)
カウアイ島のレシピでは白ごはんと一緒に食べるようになっていましたけれど
メイおばさんはマッシュポテトを作り
残り物のフォカッチャを添えていただきました。
味が濃いので、淡白なマッシュポテトとの組み合わせもなかなか乙でしたよ。
時間はかかりますが、手間はかかりません。
甘目の物が苦手でないなら
たとえ冷蔵庫が壊れていなくてもぜひトライしてみてください。
メイおばさん、次回はオレンジの代わりにパイナップルを使って
「パイナップル・チキン」を作ってみようかな
なんて思っています。
Bon appétit!
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「メイおばさんの宝箱」はこちらでございます。
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7月19日:ただいま電気が使えません。
7月18日:西のシアトルから東のDCへ
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