コロッケ麦ご飯カレー

大学生協の食堂はこの時期、縮小営業をしています。
特に麺コーナーは閉鎖中で、基本のソバ、うどん、ラーメンのメニューはあるものの、
いつものような豊富なバリエーションを楽しむことができません。
するとつい 「朝だけ断食、昼はソバ」 の教えを守ることができず、
食べたいものを食べたいように食べるという生活になってしまっているところです。
その場合、麺類と並んで無類のカレー好きである私としては、
カレーライスを食べる頻度がけっこう増えてしまうわけです。



定番のメニューはこの 「カツカレー・小」 です。
素カレーだとどうしても物足りなく感じてしまうので、ついカツのせを選んでしまうわけですねぇ。
ソバでなくカレーにしているだけでもヤバイのに、さらにカツですよ。
けっきょく７６６キロカロリーも摂ることになってしまいます。
ついでにすべての数値を載せておくと、塩４．６ｇ、赤１．８、緑０．０、黄８．３です。
イカンですねぇ。

ところで、最近これに代わる新しいカレーメニューを開発いたしました。
きっかけはいつ頃からか生協で麦ご飯を提供するようになったことです。
いつものようにカツカレーを注文しようとしたら、麦ご飯があることに気がついて、
「カレーのご飯を麦ご飯にしてくれない？」 と頼んでみたのです。
身体に悪いことをするときは、その中で少しでも健康によくできないかと悪あがきするものです。
残念ながら答えはノーでした。
そういうメニューというかサービスはないのだそうです。
たしかに、レジで精算するときにカレーのライスが普通の白米か麦ご飯かは見分けにくいでしょう。
レジでの混乱を考えるとそう簡単に導入できるサービスではありません。
そう納得してその日はあきらめたのですが、その後また別の新メニューがあることに気づきました。
カレーのルーだけを別売してくれるそうなのです。
それでひらめきました。
麦ご飯＋カレーのルーで麦ご飯カレーを作ることができるではありませんか。
ただし上述したように麦ご飯カレーだけだとやはりちょっと物足りない感じがしてしまいます。
そこでトッピングにコロッケを載せることを思いつきました。
コロッケはたしかに揚げ物なのでカロリー的にヤバイのはカツといっしょですが、
中身はジャガイモですのでわずかとはいえ野菜を摂取したことにできます。
というわけで私の最近の定番はこれ↓になりました。



「麦ご飯・中」 ＋ 「カレールー」 ＋ 「牛とろコロッケ」 です。
これらを合体させるとこう↓なります。



「コロッケ麦ご飯カレー」 の完成です。
どうです、カツカレーと比して遜色のない出来映えでしょう。
しかもカツカレーと同じようなボリュームながら、栄養価的に若干の改善が見られます。
６６２キロカロリー、塩２．８ｇ、赤０．４、緑０．１、黄８．０。
ザルソバや冷麺にははるかに及ばないものの、カツカレーを食べるよりはましでしょう。
特に減塩効果は目を見張るものがあります。
さらにこのメニューの素晴らしいところはその経済性です。
カツカレー・小は３７０円 （中だと４００円）。
それに対してこのコロッケ麦ご飯カレーは以下の通りです。

麦ご飯・中　 　１００円
カレールー　　１００円
牛とろコロッケ　６０円
　　　計　　　 　２６０円

素晴らしい節約です。
生協副理事長としてはこんなに安いメニューをあまり公開したくはないのですが、
本当に生活に困っている学生の皆さんはぜひ試してみてください。
「麦ご飯・小」 にすればさらに２０円安くなりますし、カロリーも控えられると思いますが、
カレールーの量とのバランスで言うと 「中」 を選んだほうがベストマッチだと思います。
というわけで、ザルソバが復活するまではこのコロッケ麦ご飯カレーで食いつないでいこうと思います。