心は誰にも見えないけれど 心遣いは見える
思いは誰にも見えないけれど 思いやりは誰にでも見える
東北関東大震災後テレビでよく耳にする、
ACジャパン(旧公共広告機構)のCMだ。
このCMがど~って事はないのだが、
ふと思い出した歌がある。
その歌詞の内容は、
満員電車の中、若い娘が年寄りに席をゆずった。
年寄りは、礼も言わずに次ぎの駅で降りる。
再び座った娘の前に別の年寄りが来る。
娘は年寄りに席をゆずる。
その年寄りは礼を言って次の駅で降りる。
みたび座った娘の前にまた別の年寄りが来る。
娘はうつむいて年寄りに席をゆずらない。
次の駅も、次の駅も
うつむいたまま席をゆずらない。
美しい夕焼けも見ないでうつむいている。
と言うものだ。
フォーク好きな方は、気付いた方もいるかもしれませんねぇ!
高田渡さんが歌った「夕焼け」と言う曲です。
高田渡さんの1stアルバム「ごあいさつ」に収録されています。
歌詞カード「夕焼け.pdf」をダウンロード
ここ数日は、ひさびさに気になってギターを弾きながら歌っています。
この時の娘の気持ちと言うのは、いったいどういったものだろうか?
自分がそのような立場だったらどうするだろうか?
最初から席をゆずらない???
原詩は吉野弘さんと言う、山形県酒田市出身の詩人の作品です。
原詩「夕焼け.pdf」をダウンロード
渡さんの歌詞と比較するのも、お勧めです!
4月10日の定期演奏会のときに気が向いたら歌おうと思っています。