花の日々

はなのひび

続・秋色に包まれた1日…筒賀の大イチョウ

2020年11月16日 | Weblog

8日、廿日市市吉和町の紅葉散策に行きました。戸河内インターは大渋滞。

三段峡も、紅葉が見頃なのでしょうね。吉和町へ行く途中に、道沿いに沿って筒賀の大イチョウがあります。見頃とあってたくさんの人、車もいっぱいです。帰りに寄ってみることにしました。赤やオレンジ、黄色の紅葉を、川の流れる音と一緒に楽しみながら走って、目的地『魅惑の里』へ到着。

何年ぶりだろう。静かで風も空気も気持ちがいい。一時期閉園されましたがまた復活。車椅子でも、少し山を歩く気分になれるこの場所、嬉しいです。

水の流れる音と一緒に。

木々の楽しい話声が聞こえて来るよう。

気持ちいいなあ。

ゆっくりゆっくり歩く。

時が止まったような感じ…。

いつまでもここに居たいな…。

あらもう2時を回っている。レストハウスへ。

私はこの辺りの特産品、キノコの天ぷらとおむすびをいただきました。キノコはあわび茸、舞茸。あわび茸はアワビというくらいで、香りはもちろん触感がいい。舞茸もたまらない。写真を撮るのを忘れ、お見せできないのが残念!おいしかったです。ごちそうさまでした!

ここにはお風呂があるのです。車から家族連れが下りるとき、スーパーの買い物かごのようなかごを持っていたのは、お風呂に行くためのようです。キャンプ場やウォーキングコースなどあるので、お風呂は嬉しいですね。レストハウスから出ていると、家族連れがかごを持って入っていくなり、「ええー!もう終わりなのー!」という声。お湯が無くなったようです。人気なのですね、気になるお風呂です。

次は筒賀の大イチョウです。5時ごろ到着、でもまだまだ人は多い。駐車場場からの大イチョウ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色いじゅうたんで神殿へ迎えてくれる。

樹齢1,100年。高さ48メートル、周囲8,2メートルの巨樹。


見上げても見上げても黄色。

車椅子生活前、ロード自転車でこの近くまで走って来たら、道端にたくさんの車が止まっていて、降りて来られる方は本格的なカメラを持参されている。なになに?と自転車から降り、押してついて行くとこの大イチョウ。見上げても見上げても青空は見えず、黄色一色。しばらく見上げていた。あの時の感動は、今でもはっきりと覚えている…。

葉っぱが地面に落ちる前にキャッチできると、好きな人へ想いが届く…。ってロマンチック。

いつまでもいつまでも、この場所にいてくださいますように…。

この日も夕日がきれいでした……。

 

 

 

 

 

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秋色に包まれた1日…熊谷守一展

2020年11月06日 | Weblog

待ちに待った大好きな画家『熊谷守一展』が、広島県三次市にある奥田玄宗美術館で始まりました。3日初日、天気も良く紅葉を楽しみながら『熊谷守一展』へ行きましたよ。中国道は、ここのところの朝夕の冷え込みで一気に木々も色づき始め、もみじの赤がまぶしい。

中国道、広島市安佐北区辺り。

メタセコイヤはもう少しかな。

江の川SA.

落ち葉のジュータン。

奥田玄宗美術館『熊谷守一展』。一瞬マスクを外して

この度のテーマは”わたしはわたし”。

テーマだけで魅かれてしまう。ワクワク…。

年代を追って展示される作品。年代ごとに守一の紹介や移り変わり、想いが書かれています。守一の新たな発見と同時に、益々引き込まれて行きます。
①脳梗塞を患ってから、草むらに寝転がって何時間も空や草花、虫を観察。一つ一つの花や虫をそれぞれにデッサンし、いろんな構図や色を頭でまとめ、描き始めるときには絵が出来上がっている。
②そのものの色にとらわれず、背景やバックに合う色で描く。
③守一はバイオリンを弾き、バッハが好き。いろんな人の絵を見た時、音楽を愛で、楽器を弾けるかどうかが分かるそうだ。守一の絵からも音符が踊っているようなメロディを感じる。
④晩年は取材等で午前中は忙しくなり、午後1時~4時まで寝て、夜の8時から1時間ほどが創作時間だったそうだ。

守一に引き込まれる理由が、ここにもあったようです。①は、私も外で画材を見ながら描くことができないので、風景や風などと照らし合わせながら画材をいろんな角度から何度も見て、気に入った構図の物をカメラで撮り、その時に感じたことや思いを自分なりの構図でまとめる。②も私と同じ。③私も4歳からピアノやエレクトーンを始め、バッハが大好き。絵は五線紙の上を風に揺られながら、音符が踊ったり歌ったり。④年々いろいろと忙しくなったのと、体調との相談もあり絵を描く時間が思うように作れなくなった。と、なんとなく共通するものがあり、守一が共感してくれているようで嬉しくなる…。

椿。話しかけて来る…引き込まれる…。

私の大好きな作品。青い蟻が、絵から歩きだして来そうだ。

気が付くと、2時間半近くも見入っていました。堀文子さんの時と同じく、この部屋に泊まって守一の絵といっぱい話がしたいと思いましたよ。可能でればもう一度訪れたいな。

秋の詰まったかわいい贈り物が届きました。

以前お世話になっていたリハビリの先生が、送って来てくださいました。娘さんと山に登られたとのこと、落ち葉や松ぼっくりは秋の山を感じることができて嬉しい。

家の裏の柿だそうです。

かわいい姫リンゴと酢橘。

珍しいこんな物も。


いつまでも気にかけてくれてありがとうございます。その気持ちに感謝して頑張らなくっちゃ!

原画展の時、エレクトーンの恩師から頂いたチョコレート。この年になっても「真理ちゃん」といつまでも気にかけていただいて幸せです。先生と会う度、あの頃へタイムスリップ…。メロディが聞こえて来そうなかわいいチョコレート。食べられなくて冷蔵庫に入れたままでしたが、音符に包まれた守一にあやかって食べることにしましょうかね。

今日の夕日。明日は雨だそうです。また秋が深まっていくのかな…。

 

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