花の日々

はなのひび

8年越しのシャコバサボテン。父の笑顔と共に…。

2019年12月30日 | Weblog

やっと輝いてくれました。42年前亡くなった父が育てていたシャコバサボテン。それを大切に育ててくれていた叔母が、8年前株分けしてくれました。遠方からとあって元気がなくなっていましたが、何とか根がついて、何年か前1倫咲きましたがそれっきり。

2年前、育て方に詳しい方が葉摘みをしてくれて、茜、梓にもと、葉摘みした葉をもう2鉢へ植えました。元気に成長したのですが、花はさっぱり咲かず…。今年の梅雨前、思い切って新しいシャコバサボテンの土に植え替えました。そしたら3鉢とも蕾が次から次から。叔母からもアドバイスをしてもらって、咲きましたよ~

父の笑顔に42年ぶりに出会えたような感じ。「頑張れよ!いつも側におるけんの。」と父の声が聞こえるようで、涙が出る…。

葉摘みして植えた鉢も、こんなに蕾がいっぱい。

私の年「亥」も終わろうとしています。年々体力低下を感じつつ、次々やるべきことが舞い込んできて、悲鳴を上げつつ日々を過ごしました。こんなに1日1日が長く、それでも時間が足りないと思えた毎日。充実していたのでしょうね、良いことです。そして悲しい別れもいくつかありました。でもそれぞれに前向きに明るく生き抜き、いつも私に寄り添ってくれた方ばかり。辛く悲しい出来事ですが、涙の後は「ありがとう。あなたの分まで頑張るね。」とそれだけ…。でもやっぱり浮かんでくる笑顔を思い出した時、寂しくなる……。何故生かされているのか、生きているのか…考え直してみようと思います。

来年は子年、梓へバトンタッチです。シャコバサボテンが華やかに咲き、満天の父の笑顔が明るく幸せの日々へ導いてくれるはず。令和2年、良い年になることを願いたいです。

川崎市の知人から、ほんのり香る春が届きました。

長い闘病生活で、年明けにはまた治療が始まるそうです。でも負けずに仕事をしながる頑張る日々、私も弱音なんかはいてはおれません。一緒に歩きましょうね。

「負けないよ。」あなたの笑顔と声が聞こえます…。

今年もたくさんの温かな支えに出会いました。ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

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「佛通寺」のもみじの紅葉

2019年12月16日 | Weblog

11月19日、紅葉が見頃と聞き、佛通寺へ行きました。平日にもかかわらず想像を超える観光客で、何か所かある駐車場は大混雑。離れた駐車場からは、シャトルバスが通っているようです。

もみじの紅葉が広がる。

なんだか嬉しい。

川沿いに沿ってもみじのトンネルを見上げながら、佛通寺に向かって歩く。

巨蟒橋(きょもうきょう)を渡るとお寺の入り口です。


正門は石段ですが、少し先にちょっと急ですがスロープがありました。

トイレ、駐車場も車いす用が設けられ、みんなにやさしいお寺だなあと思いました。

境内はとてもきれいに整備されています。

正門を入ったところの出水。

その後ろにはたくさんの仏像。

見上げると多宝塔。

道際に大きな木。たくましい生命力を感じる。

駐車場の前にある茶屋で、甘酒をいただきました。生姜が効いておいしいあったまる~。

茶屋の向の山。

歴史を感じる紅葉名所、佛通寺。風に揺れるもみじや、静かに流れる川の音、落ち着きます…。この場所も同じく天気のいい日に、また来たいと思います。

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赤く染まるベニマンサクの森。

2019年12月11日 | Weblog

 11月初旬、午前中広島県廿日市市大野にある『おおの自然観察の森』へ、ベニマンサクの紅葉を訪ねに行きました。

見頃は過ぎていましたが、赤く染まる葉っぱに嬉しくなります。新聞やTVで毎年のように紹介されるベニマンサク、やっと出会えました。今日は薄曇り。天気がいいと日が当たり、もっともっときれいなんだろうなあ…。

全国的にベニマンサクの自生地が少ないそうで、広島県の天然記念物に指定されているそうですよ。花のように見える枝がありました。額かな?


気持ちの良い静かな道では、時折山歩き人に出会います。

ベニマンサク湖。

湖の側には自然観察センター。

ここでは水辺に集まる野鳥観察ができるようです。湖に向かって、2、3台の双眼鏡が常設されていました。野鳥好きのHIDEさんと私は興味津々。珍しい数々の昆虫の標本。トンボってこんなに種類があるんだあ。

自然観察センターを出て、またベニマンサクの森を散策。いい感じ。見頃で日が当たるときれいなんでしょうね。

近くで見えるように、小さな木道。
 

 

あ、トンボ。「トンボさん、この辺りに生息するトンボですか?」

ハートの形。

静かなベニマンサクの森。

来年は、晴れた日の見頃の頃に来よう。青空の下、紅く染まる葉っぱがきらきら輝く森を、ゆっくり楽しみたいなあ…。

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みんなで乗ったよ、SL山口号。秋の風を感じながら…。

2019年12月08日 | Weblog

カレンダーも12月。今年は1日1日が充実していたようで、1日がとても長く感じました。でも10月頃からことが増え、自分のことが溜まって行く毎日…。早い早い、駆け足で1日が過ぎて行くんですよ。この年になると体も心もなんだか思うようにいかず、ため息が多くなる。ふう~…。なんて言ってられないのでした。ラストスパート、頑張らなくては!というわけで、またまたさかのぼってのお話です。

11月2日、ずっと乗ってみたいと思っていたSL山口号に乗りました!新山口駅→津和野駅の旅、娘達と一緒です。誕生日を迎えた日、「還暦のお祝い何が良い?考えておいてね。」と娘達から言われつつ、なにも思いつかず夏を迎えました。「みんなでSL山口号に乗りたいなあ。」とhideさんに言ったのが、こういった形でプレゼントとなりました。

以前、車椅子でSL山口号に乗れると山口駅で確認していたのですが、広島駅でチケットを取る際に乗れる乗れないのすったもんだ劇。1回目の予約の時、朝駅へ連絡し夕方まで待たされたあげく「乗れないと言われた。」、と気落ち気味のHideさん。おかしいなあ、HPには車椅子対応車両の写真が紹介されている。私が直接山口駅へ電話して聞いてみました、やはり大丈夫とのこと。気になる箇所のサイズを測っていただくと、車両の乗り降りのドアサイズは、91cmと広く段差はスロープで対応。席への通路は狭く61cmだけど、私の車椅子なら十分通れる。座席は新幹線と同じく1席外してあり、車椅子スペースは85cm。津和野駅も対応大丈夫と言われました。予約再チャレンジ!広島駅はやはりの1点張り。「頑張ってよ!」とhideさんの背中を押し、広島駅の知識不足判明。1日がかりのやり取りで、やっとチケットを手に入れることが出l来ました。やったー!

大きい車椅子は、駅、車両内に車椅子が常設されていたようなので、飛行機と同じく乗り換えれば乗れるかも?ご確認くださ      いね。

SL山口号広島北口新幹線乗り場前で茜達と合流。梓達は岡山から乗って、新幹線内で合流。広島駅で駅弁を買い出発です。それぞれの父ちゃんは、仕事で来れず残念!


★広島駅→新山口(新幹線) 新山口駅→津和野駅(SL山口号)
  SL山口号:下り新山口駅10:50→津和野駅12:59
        上り津和野駅15:45→新山口駅17:30

新山口駅でかわいいSL発見。これを見るだけで、すでにワクワク。

SL山口号、予定通り10:50出発!車両の客車は5号車まであって、それぞれに様式が違う。車いす対応車両は5号車。レトロだあ。

★SL山口号客車 http://www.c571.jp/slinfo/passenger.html

思いの外、ちびっ子達はいい子です。時折、窓を開けようとする悠太を止めるのは仕方ない(笑)開けたくなるよねえ。そして心配をしていた揺れは、ほとんど気にならない。このSLの音、煙まじりの懐かしい匂い、椅子や窓の感じとか子供の頃がよみがえって来る…。

ドア。

通路。狭いなあ、もう少し広くしてほしかったなあ…。

見えるかなあ。車椅子を押すhideさん。狭い…。

福地駅?だったのかなあ。撮影時間が持てるように、10分ほど停車。途中徳佐駅にはリンゴの木。この集落にはリンゴ園があり、走りながら見えました。リンゴ狩りが出来るのかも?    

hideさん夢中。

撮り鉄や待ってる人が、どこを走ってもたくさん。大人気です。

駅を通過すると次の駅が表示される。この表示も新幹線とは違って、温かみを感じる。もうすぐ津和野です。

12:59津和野に到着。津和野駅は、改札に行くには陸橋だけど、車椅子が通れるスロープがありました。

津和野駅の前にSLのオブジェ。小さな運転手さん達。

街路樹のイチョウも黄色に染まり始め、紅葉が始まっていました。

歩き始めた夏明。なにやってるの~?

私、ムササビになりた~い!

津和野について、すぐお揃いSLのTシャツを買って着替えた悠太と倫太郎。11月だというのに、青空が広がり日差しはやさしい。私には嬉しいけど、ちびっ子達には少し暑いようで顔には汗。この2人の時間をどうやってつぶさせようか、と思っていたけど堀の鯉に夢中で走り回り、飽きることもなく大喜び。よかったー。ソフトクリームを食べ一休み。

 

ほんとうに仲良し微笑ましくて嬉しくなる。

あっという間に時間は過ぎて帰りの時間。ほんとうにあっという間なっだ…。時別何をするわけでもなく、ちびさん達が楽しそうに遊ぶ中、久々に娘達とたわいもない話が出来て、良い時間を過ごすことが出来た津和野。何でもないこんな時間が幸せに思えました…。


15:45、モクモクと吹き上がる力強い煙と警笛と共に新山口駅へ出発!

車両の後ろにはデッキがあります。

帰りは車両から出れて、hideさんやちびっ子達は出ました。出て間もなくトンネルに入り事件です、3人とも手や顔は真っ黒(笑)


途中、枕木火災で駅にしばらく止まった為、新幹線に間に合わず。通過の多いこの駅、次の新幹線が来るまで1時間近く待ちました。夕食を済ませ新幹線に乗り、広島へは19:30頃着。梓はさらに岡山へ40分。もうすっかり日は落ち、というより夜。風は冷たい。悪かったなあ…。ちょっと疲れたけど、楽しいSL山口号での思い出が出来たよ~。チビさん達が大きくなった時、覚えていていてくれるかなあ。hideさん、茜、梓、そしてチビさん達、ありがとう!

ただただとても悲しい事件発覚!家に帰って気付いたのですが、みんなで写真を撮るのをすっかり忘れていました。SL山口号と一緒に記念撮影を、と思っていたのに…。残念!!! 相変わらずの我が家です(笑)

 

 

 

 

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