Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

5月中旬の皇居東御苑(5)ボタン、ニシキギ、ノイバラ、キンギンボク、タチバナ、エガミブンタン、トヨカ、リンキ、トベラ

2022年05月20日 | 皇居東御苑
皇居東御苑は東京駅から徒歩で20分位、ビル街のある大手町駅からも15分程の
所なのですが東御苑の中には雑木林があり武蔵野の林を歩いているように感じ、
車の走る音も聞こえてきません。


今回はあまり多く野草が見られなかったのですが前回4月末に来た時は「キンラン」、「ギンラン」、
「チョウジソウ」、「ホタルカズラ」等が見られまし、4月末から5月にかけては
『散策路脇に「ヤマツツジ」(山躑躅)』が緑に映えて咲きます。

二の丸雑木林を少し離れると「諏訪の茶屋」があり

近くに行って見ると木戸の脇で「ボタン」(牡丹)が咲いているのに気づきました。

二の丸雑木林に戻り歩いていると散策路際で「ニシキギ」(錦木)が見られ、実が出来ていました。

広めの散策路そばでは「ノイバラ」(野茨)が満開でしたが

少し見ごろ過ぎの様でした。

今年は「キンギンボク」(金銀木)が絡みついていてちょっと驚きました。
「キンギンボク」だけを撮ってみました。

本丸広場で撮っていてアップし忘れた花や実がありました。天守台脇にある
「タチバナ」(橘)の花、実は何回も見たことがあったのですが花を見たのは初めてでした。
雛飾りに桜の木とともに橘が飾られます。


古品種果樹園では「エガミブンタン」(江上文旦)の花が咲いていて

「トヨカ」とう柿の古品種も咲いていました。

古品種の林檎、「リンキ」が実り始めていたり

桃の古品種「ヤカン」(薬缶)もありました。

大手町入口に戻った時受付の反対側に小さな花をたくさんつけた大きな木があり、
そばに行って名前の札を見ることが出来なかったのでネットで調べてみると「トベラ」でした。
2m位の低木しか見たことがなかったのですが環境が良ければ10数mの高さになると知りました。

撮影日 2022年 5月 15日

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春が訪れた皇居東御苑へ(3)ミヤマシキミ、ミスミソウ、クロモジ、オオカメノキ、イカリソウ、クサボケ、イマムラアキ、ヤカン、マンザエモン、オハツモモ

2018年04月04日 | 皇居東御苑
皇居東御苑の本丸休憩所辺りから野草の島に向かって歩いて行くと
散策路脇に並んで植えられている「ミヤマシキミ」(深山樒)の花が枝の陰で咲いていました。

散策路を少し先に行った木々の茂った下、植え込みの陰に
「ミスミソウ」(三角草)が数輪咲いていました。
ミスミソウを東御苑で何回か見ていますがこのような山野草が見られるなんてとても不思議です。

野草の島では「ミヤマウグイスカグラ」(深山鶯神楽)の他に
「クロモジ」(黒文字)の花が咲いていました。
クロモジの木を利用した楊枝は少し太めでお茶席等で使われT良い香りがします。

すぐそばでは「オオカメノキ」(大亀の木)の花が咲いていました。
葉脈が亀の甲羅のようなことから名前がついたようで
別名「ムシカリ」というようです。
「ニオイコブシ」とも呼ばれ良い匂いがするようですがその時知らなかったので
次回に香りを調べてみようと思います。

さらに野草の島を歩くと「バイモ」(貝母)が咲いていて
その先に一輪だけ白い「イカリソウ」(錨草)が木の根元で咲いてたり

「クサボケ」(草木瓜)が緋色の花を咲かせていました。

野草の島の隣には古品種果樹園があり「イマムラアキ」(今村秋)という
梨の花が咲いているのを見、

「ヤカン」(薬缶)という変わった名前の古品種の桃がの花が咲いているのを見ました。

「マンザエモン」(万左衛門)という桃の花や

「オハツモモ」という変わった名前の桃の花もありました。

撮影日  3月28日
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梅雨明けの日に皇居東御苑へ(3)オニユリ、ハエドクソウ、アカツメグサ、ナツハゼ、タマアジサイ、ツリバナ

2017年07月21日 | 皇居東御苑
東御苑の古品種果樹園でモモの古い種類「ヤカン」(薬缶)を見た後、
「野草の島」へ行きました。
野草の島でも「オニユリ」(鬼百合)が目立っていました。

馬事公苑で良く見ていた「ハエドクソウ」(蝿毒草)が
とても小さな花を咲かせていました。
今は使われることが少ないのですが褐色の粘着液を塗った
ハエ取り紙というのが以前ありこの粘着液が、根から取れるそうです。

「アカツメクサ」(赤詰草)にベニシジミが止まっていて
懐かしい感じがしてシャッターを押してしまいました。

最近好きになった「ナツハゼ」(夏櫨)の花が実をつけていて先月見た時より色が濃くなっていました。

アジサイの種類の一つ、7月下旬頃に咲きだす「タマアジサイ」(玉紫陽花)が
丸い蕾をつけ始めていました。薄紫の花が咲くのを見に来れたらと思います。

「野草の島」の角では「ツリバナ」(吊り花)の実が多く見られました。
今回は風があまりなくブレずに撮れました。

秋には赤く色づき割れて中の種が落ちそうな
姿が楽しいのでその時を楽しみに見に来たいと思っています。

撮影日  7月19日
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梅雨明けの日に皇居東御苑へ(2)サルスベリ、ヤブラン、オモト、イワタバコ、ネムノキ、ガンピセンノウ、ミナヅキ、ヤカン

2017年07月20日 | 皇居東御苑
東御苑の雑木林から二の丸庭園へ行くと池の畔の「サルスベリ」(猿滑り)が見頃でした。

池の奥に行くと小さな滝の下辺りで「ヤブラン」(藪蘭)が咲き、

「オモト」(万年青)が実をつけていました。
東御苑で「オモト」を見るのは初めてでした。

小さな滝の流れの脇で「イワタバコ」(岩煙草)が咲いていました。

 『東慶寺で見た「イワタバコ」』はまだ咲き始めでしたが
二の丸庭園の花は丁度見頃でまとまって咲いていました。

潮見坂を登って本丸広場へ行く前、坂のそばで「ネムノキ」(合歓の木)の花が終わって
実ができていました。マメ科なので大きなサヤエンドウのような実でびっくりしました。

本丸広場の天守台跡のそばで朱色の花の「ガンピセンノウ」(岩菲仙翁)が
咲き残っていてくれました。砧公園の山野草園で咲いていた
『「マツモトセンノウ」(松本仙翁)等』の仲間です。

本丸休憩所の先を歩いて行くと「ミナヅキ」(水無月)が咲いていました。
「カシワバアジサイ」(柏葉紫陽花)にとても似ていました。別名「ピラミッドアジサイ」

「ノリウツギ」(糊空木)の園芸種なのだそうですが、
あまり似ていないような気がしました。

古品種果樹園で以前花を見ていた古品種のモモ『「ヤカン」(薬缶)』
実をつけていました。モモというより大きなネクタリンの様でした。

撮影日   7月19日
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3月末の皇居東御苑で (3) 野草の島と果樹古品種園(今村秋、薬缶、万座衛門)

2016年04月04日 | 皇居東御苑
皇居東豫園の本丸休憩所辺りから野草の島へ向かう途中で「ミヤマシキミ」(深山樒)の
白い花が終わり、小さな実をつけ始めていました。

散策路を少し進んだ先の植え込みの陰では「ミスミソウ」(三角草)の白花が
咲き残っているのを見つけました。

野草の島に入ると「イカリソウ」(錨草)や

「フッキソウ」(富貴草)が咲き

「バイモ」(貝母)が咲いているのも見られました。

すぐそばでまだ若木の「シデコブシ」(四手辛夷)が目線の辺りに花をつけていて
近くで撮ることができました。帰宅してパソコンで良く見ると蜂が花の奥に頭を突っ込んでいるのが
見えましたが撮影していた時は全く気付かないでいました。

野草の島から近い所の果樹古品種園へ行くと白い小さな花をつけた木がありました。

札を見ると、「今村秋」という「ナシ」(梨)の花でした。
江戸時代に栽培されていた赤梨の日本固有の在来品種で
新高や愛宕はこの今村秋を品種改良したものだそうです。

下の花は「万座衛門」という「スモモ」(李)の古品種です。

ちょっとボケて写ってしまったのが「モモ」(桃)の古品種「薬缶」
油桃と言われるモモの一種で「毛の無いネクタリンの仲間」で、苦くて、薬の様な味がするそうです。
ネットで調べると植栽された古品種は農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(果樹研)に
保存されている苗が入手可能な品種のうち各種類毎に地域性、相性、栽培実績などを
勘案して5種類計22品種が選定されて5、6年前に植えられたようです。

撮影日 3月31日
  
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