皇居東御苑の新雑木林から二の丸雑木林の中をガイドの方と一緒に歩き始めると
散策路脇の草地で「マヤラン」(摩耶蘭)が数株咲いているのを見つけました。
散策路脇の草地で「マヤラン」(摩耶蘭)が数株咲いているのを見つけました。
明治時代に神戸六甲の摩耶山で見つけられ、牧野富太郎博士によって名前が付けられた蘭です。
毎年同じ所で咲くのではなく、違った場所で見つけます。
胞子によって繁殖する腐生植物で葉がありません。
毎年同じ所で咲くのではなく、違った場所で見つけます。
胞子によって繁殖する腐生植物で葉がありません。
林の中できの枝に赤い実がなっていて、「ヒメコウゾ」(姫楮)の実でした。
和紙の原料のコウゾはこのヒメコウゾと カジノキの交配種です。
和紙の原料のコウゾはこのヒメコウゾと カジノキの交配種です。
二の丸雑木林から潮見坂を登って本丸跡へ行って楽部の近くの
草地で「ネジバナ」(捩花)が咲いているのを見つけましたが
見られたのはこの3本だけでした。
草地で「ネジバナ」(捩花)が咲いているのを見つけましたが
見られたのはこの3本だけでした。
本丸広場の東側で「タイサンボク」(泰山木)の木の高い所で花が咲いていましたが、
少し先の芝生広場のすぐ脇では低い枝で咲いている花を目線で見られてました。
散策路の反対側では「アカンサス」別名「ハアザミ」(葉薊)が咲いていましたが
東御苑では初めて見るような気がしました。
東御苑では初めて見るような気がしました。
いつも散策路側から離れて見ていた「モクゲンジ」(木欒子)、ガイドの方は
木の手前で芝生広場に入ってそばから見せて下さいました。
木の手前で芝生広場に入ってそばから見せて下さいました。
いつも遠くからしか見て、はっきり花の形が分からなかったのですが
今回ははっきりと花の様子が分かりました。
今回ははっきりと花の様子が分かりました。
本丸の中雀門跡近くで咲いていた『「ヒョウタンボク」(瓢箪木)』は
赤い実をつけていました。
赤い実をつけていました。
その先では「ハナイカダ」(花筏)に実が出来始めていました。
しばらく歩いた所で「ハクウンボク」(白雲木)の実が多く見られました。エゴノキ科なので良く見ると実はとても似ていました。
「自然教育園」でたびたび見ている「アブラチャン」(油瀝青)の実を
陽射しを受けているのを見るのは久しぶりです。
この実から油がとれ、昔は灯明の油として使われ、樹皮からも油が取れるそうです。
陽射しを受けているのを見るのは久しぶりです。
この実から油がとれ、昔は灯明の油として使われ、樹皮からも油が取れるそうです。
新雑木林で遠くからしか撮れなかった「ツリバナ」(吊り花)、風がなくてすぐ近くで撮れました。
秋には実が赤くなり、スジが入っている所から割れ、『中から種が出て落ちそうな感じになる』のが
とても面白いのです。東御苑に行かなくてもリンクした写真の「ツリバナ」は家から近い所なので
秋に見に行って見たいと思っています。
とても面白いのです。東御苑に行かなくてもリンクした写真の「ツリバナ」は家から近い所なので
秋に見に行って見たいと思っています。
撮影日 6月24日
マヤラン、いつも同じ所ではなく、場所を変えて出て来て
咲くので探すのですが何故かほとんどいつも
散策路脇で見られるので探しやすく、先に見つけた人が
目印をつけておいてくれているようです。