井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

京都の「市さや」とやら 芸妓の風上にも置けぬ

2016年09月16日 | 日記

十八の頃から知っているので、どこか娘みたいな気分もある三田寛子ちゃんの
ことです。

歌舞伎役者と芸妓なんて、何かあって当たり前ぐらいなんでそれはいいとして、
ただ、許せないのが女のほうの、けじめのなさなのです。

この前の稿にも書いたように、あたしゃプロでないやつってのが、でえぇっきらい。
皇族もそうなんです、変な言い方ですけど。
要するに立場をわきまえてない人。身に応じた振る舞いが出来ぬ人。
耐えぬ人、努めぬ人。

市さや、とかいう人は男の一世一代の大襲名披露を前のお練りに、のこのこ顔を出していたとかで、しかも「にいさん、私の顔を見てくれなかった」って、ばかでしょうか。

日陰の身なら日陰に徹しなさいよ。愛人という立場でも、昔は
プライドと共にけじめがありました。のこのこ、日の当たるところに
シャッつらさらして、恥を知りなさいっての。

表に出りゃ、妻の顔に泥を塗るでしょうが。
子供たちが傷つくでしょうが。
妻の親が泣くでしょうが。

個人名を書くのは控えていたけれど、密会の場が
私も参列した披露宴のホテルだと。バカにすんじゃないよ、と
関係ないっちゃないんだけど、あたしまで泥水浴びせられた気分で
珍しくキレちまった。

最低だね、愛人のプロとして、花柳界のプロとして。
売れっ子だか知らないけど、心根は柳の陰で茣蓙(ござ)しょって、
おいでおいてしてるランクです。線香一本燃え尽きるまで、
蕎麦6杯分価格の昆布巻き安女郎だっての、ホテルで小一時間の
逢瀬だと。

そりゃ女のほうだけ責めるのもなんですが、寛子ちゃんにとっては
それでも大事な旦那さんだから、あたしゃ言えないし、

顔写真載っけてやりたいぐらい、珍しく個人に向かって腹を立てている井沢満でした。
ただ、今回に限らずプロ意識の低い連中が跋扈していることを、常日頃
嘆いていたところなので、つい。
こんなけじめのない昆布巻き芸者が売れっ妓とは、昨今花街の客の見る目も貧相になったのだろ。

お見苦しいところをお見せしました。


名花一輪

2016年09月16日 | 日記

いやぁ・・・・・美しいなぁ・・・・

ネットに流出の画像は、著作権のありどころが解らぬものが多いので、
なるべくアップは避けているのですが、美しさに打たれるあまりに・・・・

花泥棒は見過ごしてもらえないかな・・・・・

 

 

洋装も美しいですが、和服がより艶を添えるようです。
「凛とした」という表現も、和服ならではこそ。

和服を忌避する皇族を私は信用していません。和服を厭われるなら、おすべらかし、十二単を嫌悪なさるはずで、それなら最大のお役、祭祀が務まらないからです。

日本のある年齢以上の男(たぶん55歳くらいから上)は、洋服体型ではないので、皇族も紋付き羽織袴で出られればいいのに、と思うことが
あります。

武家社会のものなので、と言う人がいますが、今上陛下、皇太子殿下ともに羽織袴はまれにですが、お召しです。武家云々を持ち出すなら、お住いがもはやかつての将軍の城(の跡地)です。

今、わたくしの原作で「Georgie」という作品がローマの劇場で上演されていますが、そのローマのホテルに昔、宿泊した折のこと。ちょうどオランダの女王陛下がお泊りで廊下に衛兵が銃を持ち佇んでいましたが・・・・

火点(とも)し頃、夜会服の淑女たちをエスコートしてタキシードの男たちが、玄関から波のように押し寄せてきて、威風堂々、その華麗な様に、わたくしはその時以来、タキシードは諦めたのでした。決定的に日本人には似合わないと思い知ったので。

その後、アカデミー賞の授賞式にハリウッドに客で行った時は、だから変わり和服でした。上に白の毛皮のハーフ・コートを羽織って、かなり崩し気味でしたが、ちんちくりんのタキシードよりは、いくらかましだったかもしれません。今は動物愛護で、毛皮は白い目で見られるでしょうが、ジョディ・フォスターが「羊たちの沈黙」で受賞したその当時はまだ大丈夫でした。

売れっこをやっている頃で、全室スイートというホテルの一室で、せっせとノベライズの小説を書いていたことを思い出します。

それはさておき、タキシードもスーツも、秋篠宮殿下からですね、皇族でお似合いになるのは。

男はそうでもないのですが、女性は初めて和服を身に着けても所作が自然に和のしぐさになるのです。日本人なら・・・・・
この方国籍は? と(差別的意味合いではなく)と何となく思っていると、外股歩きに、バッグはぶらぶら、扇子は帯の中央に差すという具合です。三方の受け取り方さえ心得ていません。おそらく厠における、振り袖の処置なども教わらぬまま、いっそう億劫になっていくのでしょう。

日本にしっくりと溶け込んでいる人達は無論いて、着物姿も身に馴染んで見事な着こなしの女優さんもいます。

余談に逸れましたが・・・・

眞子さま、おかえりなさい。遠い海外でのお仕事、ありがとうございました。

 


手のひら返しの人々 豊洲をめぐる石原慎太郎氏 安藤優子氏

2016年09月16日 | 歴史・政治

数少ない長所に、直感がわりに鋭い、というのがわたくしにあります。

石原慎太郎氏が「オレも騙されていた」というのを聞いた途端、わずかに
霊感寄りの直感が、ピッキーンと作動して、「うそ・うそ・うそ」と
アラームを鳴らしたのです。

ちなみに、この手の直感は、我欲がまとわりついている時には作動しません。
あくまでも、対象に対して「無我」「無欲」であるときに動きます。

それで、知人に「石原さん、おかしいよねえ。あれ、嘘ついてるよねえ」

と話していた直後に、都知事時代の言葉がテレビで検証、さらされていました。
サジェッション、示唆とも解釈できるレベルですが、
あの強権的な石原さんの言葉は、部下にとっては無限大に命令だと
受け取られたでしょう。建屋の地下にコンクリートの箱を作れ、と
担当者は受け止めたのだと思います。

その石原さんが「役人は腐っている」として小池百合子氏に、頑張れと
言っている姿を見て、わたくしはほとんど呆然としたのです。
その、ひとごとぶりもさることながら、化粧の濃い嘘つき女呼ばわりした
その同じ口でエールです。

石原さんが意図的につかれた嘘なのか、老齢による記憶劣化による
“結果的な”嘘なのかは存じ上げませんが。

さらに、安藤優子氏。この方と、この方が仕切る番組の偏りぶり、小池憎しの
番組作りに呆れ果てたことは、先の稿で記しました。
この人達、小池氏の判断が正しいと解った時、振り上げた拳を
どう下ろすんだろうと思い、おそらく何事もなかったかのように
今度は、都を責めるのだろうなと。案の定で、小池氏誹謗と、移転延期を
これでもかと叩いていたことは、覚えてもいなさそうな口ぶりで今度は
矛先を石原慎太郎氏に向けて、批判と揶揄です。

目くそ、鼻くそを嗤うとはこのこと。

築地からなぜ移転しなければならなかったのか。
しかも、他に土地がないという理由だそうですが、それにしても
なぜ、わざわざ毒性の土地、埋め立ての不安定地、豊洲でなければ
ならないのか。築地のまま、地区を区切り地区ごとの新築は本当に
不可能だったのか、とことん検証して欲しいと思うのです。

誰が、最終的なワルであったのか、利権の金を懐に入れるのは
誰なのか、追求すべきです。でないと、また繰り返します。

移転反対の市場関係者も多いのに、推進派の人一人だけを呼び、
口を歪めて小池氏を罵らせていましたが、風向きが変わったとたん、
テレビの画面から、その人のべらんめぇ口調が消え失せました。

手のひら返しとはこういう一連のことを、言います。

■<豊洲市場>石原元知事、地下コン箱案言及 08年定例会見http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160915-

BSフジの報道番組「プライムニュース」に生出演して、「(知事時代の)僕はだまされたんですね。結局、してない仕事をしたことにして予算を出したわけですから。その金、どこ行ったんですかね?」(石原氏)

 

そういえば蓮舫さん、代表に決まったご挨拶で「つまらない男」と
言い放った岡田元代表と握手。これも手のひら返しでしょうか。

二重国籍でも代表に選出されたということは、将来党から総理を出すという
希望は、はなから捨てている? 二重国籍経歴の人物は、流石に総理は
無理でしょう。

蓮舫さん、話す時眉間に皺を寄せ、剣を立てるのは損です。
時にユーモアを交え、内心の修羅を微笑みで包んで
語る小池百合子さんは器が二回り、三回り大きいなと思いますね。

野党にしっかりしてもらわないと、内に売国奴を複数抱え込んだ自民党に
自己完結されると、困るのですが・・・。民進党と同じ穴の狢議員が自民党にいるんだよね・・・・。

(誤変換ミスタイピングのたぐいは、後ほど推敲がてら直します)