井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

民度の差

2016年06月26日 | 日記

某賞のため番組審査を始めました。

11番組を順次、評価表に評価を書き入れながら

見ていきます。

中に一つ、有田焼の白磁についての番組があり白磁は

おそらく唯一、日本が朝鮮からもらった文化です。

陶磁器そのものの起源は中国でしょうから、それ自体が
朝鮮文化とは言えぬでしょうが・・・・白磁が彼らのオリジナルであることは
事実でしょう。

白磁も、17世紀の朝鮮には染付や色絵の技法は発達していなかったので、
染付の絵は中国から頂戴したものでしょう。

韓流時代劇のあのカラフルなチマ・チョゴリも時代考証無視のものであり、
染料が乏しかったので庶民は白、それも洗濯していない清潔とは言えない
チマ・チョゴリをまとっていました。

衣類文化は圧倒的に日本が豊かでした。

有田焼の祖は、17世紀初頭、朝鮮から来た李参平です。

佐賀県有田町では、この李参平の像を作り神社まで作って感謝を
捧げ毎年例祭を行っています。そしてそこには日の丸と
太極旗がひるがえっているのです。

日本人は本来、排他的ではありません。
日本という「家」の「家風」を守り、溶け込んで暮らしてくれる
外国人はゆったりと受け入れ、彼らもまた穏やかに
日本に溶け込んで行きました。

逆があるでしょうか?

韓国では、生花、武士道、日本刀、忍者、俳句・・・・あれもこれも
韓国起源を主張します。日本起源のものに対して感謝を
捧げ、そこに自国旗と日本の国旗を並べる発想はありません。

審査用の番組を見ながら感じたことを、荒っぽくですが書いてみました。