少し寒さが和らいだ数日前、明智光秀の菩提寺である西教寺に行ってきました。
(県内です)
JR湖西線大津京駅で降りて、京阪大津京駅で坂本比叡山口駅方面の電車に乗り、終点で降ります。
坂本比叡山口駅改札口
駅を出て左に進みまもなく、歩道の脇にお地蔵様が安置されています。
微笑み地蔵尊
そこから目と鼻の先に、天台宗の開祖、最澄が生まれた場所に建立された生源寺があります。最澄の産湯の井戸もありました。井戸の傍らには最澄の幼形像も立っています。
本堂
さて、西教寺に行くには西に進みます。信号を1つ過ぎて、穴太衆積みの石垣に沿ってしばらく歩きます。
穴太積みの石垣
石垣が終わったところで、右に。。。山の麓なので坂が多いです。歩くこと20分。目的の西教寺に着きました。
西教寺は明智光秀の菩提寺になっています。創建は聖徳太子。信長による比叡山焼き討ちの際に全焼しましたが、光秀が復興に携わり、総門は光秀の居城、坂本城から移築されたそうです。
総門
大本坊
明智光秀辞世句の碑
修行の道には順縁と逆縁の二つがある。しかしこれは二つに非ず、実は一つの門である。すなわち、順境も逆境も実は一つで、窮極のところ、人間の心の源に達する大道である。
而してわが五十五年の人生の夢も醒めてみれば、全て一元に帰するものだ。
と解説されていました。
この碑の近くに明智光秀一族、そして阿弥陀如来二十五菩薩像を挟んで光秀の妻煕子のお墓があります。
この日、歩いた距離は9km弱、歩数は13,000歩強でした。