還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

年金の差額加算(年金の加給の1つ)

2016年12月30日 | 雑記帳(その他)
年金には通常の給付以外に、特別加算的な給付制度がいろいろあり、自分の年金がどれだけになるのか、年金機構のサイトなどでも全部を知ることは難しいです。

:最近知ったこと:
差額加算という言葉だけでは意味が全然わかりませんが、厚生年金保険の加入年数が40年以上ある場合、基礎年金の計算期間(20歳以上60歳未満)が満額受給できる40年(480か月)に足りなくても、厚生年金保険の加入月数に応じて差額を補填する、という意味の加算があります。

私は1971年12月に二十歳になり、1972年3月下旬に就職し2011年12月に60歳定年&再雇用になり、62歳になったばかりの2013年12月末日に退職しました。

この場合、基礎年金を計算する加入月数は477か月(1972/3~2011/11)、厚生年金保険の被保険者期間は502か月(1972/3~2013/12)になります。厚生年金の基礎年金は国民年金と同じ扱いです。

基礎年金は、20歳以上60歳未満の間の加入月数で計算するため最大480カ月となり、480か月保険料を払い続けて満額支給されるわけです。最小は25年でしたがこれが10年に短縮されました。

私の場合は払い始めたのが20歳4か月目で、払い終わりが62歳到達月なので、払い初めの3か月分が足りなくて、基礎年金計算期間は480か月に3か月少ない477か月となります。

それで基礎年金額は、満額×477/480で計算される金額です。

しかし60歳到達後も、退職するまでの2年間厚生年金保険料を払い続け、退職月は2か月分の保険料を払ったので、被保険者の期間は502か月(41年10か月)となっています。

サラリーマンは保険料が給料天引きですが、今月の給料から天引きされる保険料は、前月分として年金機構に支払われることになっているようです。就職したら翌月から天引きされる、そんな形です。

私は1972年3月下旬に就職したので3月から被保険者ですが、天引きが始まったのは4月からなので、4月天引きは3月の保険料、5月天引きは4月分・・・そして、退職した12月は11月と12月の2ケ月分が天引きされました。

さて、このように厚生年金保険被保険者の期間が40年以上なので、満額に3か月足りない基礎年金相当額が厚生年金から補填されます。

補填される金額は
1626×生年月日に応じた率×480-780100×477/480 (円)
で計算され、これが差額加算になります。

1626は、基礎年金満額(780100円)を40年加入の480か月で割った金額で、小数点以下切り上げ
生年月日に応じた率は、生年月日が昭和21年4月2日以降は1
詳しいデータは、定額部分の単価、←年金機構のサイトより。
480は、厚生年金保険加入期間(ただし480か月が上限)
780100は、基礎年金満額
477は、20歳以上60歳未満における厚生年金被保険者月数
480は、老齢基礎年金の加入可能年数×12(私の場合40年×12=480)

これで計算した金額の小数点以下を切り上げた金額が、差額加算額です。実質これで満額になります。年金受給に関しては申請の必要なもの、不要なもの様々ですが、これは申請の必要はありません。

実はこの加算のことをつい最近まで知らなかったので、わずかな金額とは言えなんだか得した気分です。が、少しおめでたいのかもしれません。

冬至が過ぎました

2016年12月27日 | 雑記帳(その他)
冬至が過ぎ、昼の時間がだんだん長くなります。

しかし、日の入り時刻の最も早いのは12月上旬で、日の出時刻の最も遅いのは1月上旬です。地域によって多少違うようですが、1ヶ月くらいの差があるのですね。

日の入り時刻が最も遅くなる時期はなかなか実感できませんが、日の出の最も遅くなる時期は電車通勤していた頃に、山から太陽が出る時刻が1月5日~10日頃に最も遅くなっていたので、それなら日の入り時刻の最も早いのは冬至より前のはずだと考えて、国立天文台のサイトで調べてみると、

滋賀県大津市における冬至日の
日の出 7:00
日の入り 16:49
となっているので、
日の出から正午までは5時間、正午から日の入りまでは4時間49分となっています。時計上は日の出から正午までの時間が11分長いです。本来、日の出から南中までと南中から日の入りまでの時間は(ほとんど)同じなので、南中の時刻が正午からずれていることになります。

朝の方が長いので、南中の時刻は正午よりやや早め、11時55分頃です。

南中する時刻が時計の正午からずれるので、午前と午後の太陽が出ている時間に差が出るのですね。では、それはなぜだろうと調べてみると、面白いことがわかりました。

1.ケプラー運動による南中時刻の変化
太陽を回る地球の軌道は楕円形で、公転速度は太陽に近いと速く、遠いと遅くなります。1月に太陽に最も近づき、7月に最も遠ざかります。地球軌道は円軌道に近いのですが、積み重なって最大10分近く南中時刻が変わるのですね。

2.地軸と公転軸の間に傾きがあることによる南中時刻の変化
地球の自転軸が公転軸に対し23.4度傾いていることによる変化です。これはちょっと理解に時間がかかりました。サイトの記事を何度も読み返しました。

両方を合わせた南中時刻の変化
1年に1サイクルの曲線と2サイクルの曲線を足すので、複雑な曲線になりますね。最大16分ほど南中時刻がずれています。また正午に南中するのは年に4回しかないことがわかります。

太陽の動き(=太陽に対する地球の動き)は日々異なるため、時計が精密になった現代では、太陽の動きを均した平均太陽時というものを使用しています。日々使用する全ての時計は平均太陽時が元になっているので、太陽が南中する時刻が毎日少しずつ変わっています。

もし太陽の動きで時計を作ると、1秒、1時間が毎日変動するというややこしいことになります。

詳しくは → ここ
国立天文台のサイトです。

オリオン座登場

2016年12月22日 | 天文・気象
冬の星座の代表格とも言えるオリオン座の全体が、ようやく見えるようになりました。夜も更けてくればしっかり見えるのですが、8時頃見ようとすると・・・家の東側に山があるため、少し前まで全体を見ることは出来ませんでした。

天気が悪かったり予定があって、しばらく夜のウォーキングができていなかったのですが、数日前ようやく、オリオン座の全体を見ることが出来るようになりました。

星座は1日に約1度(360度/365日)西側に移動します。1ヶ月で30度足らず、半月で15度弱。地平近くで15度とか30度は視覚的には大きく感じます。半面天頂近くではそれほど感じないですね。

オリオン座には明るい星が多く
北東にベテルギウス、南西にリゲル、どちらも1等星なのですが、1つの星座に複数の1等星があるのは珍しいです。また中央に三つ星、特徴的ですよね。

夜の8時過ぎには雄大な姿を現します。

他には、少し前からカペラ(ぎょしゃ座の1等星)とアルデバラン(おうし座の1等星)が見えています。
冬の1等星は全部で8つあるので、あと4つ。
シリウス(おおいぬ座)とプロキオン(こいぬ座)、ポルックス(ふたご座)、ここまではオリオン座近辺にひしめくのですよね。

ベテルギウスとシリウスとプロキオンの3つで冬の大三角。
シリウス、リゲル、アルデバラン、カペラ、ポルックス、プロキオンの6つで冬のダイヤモンド。
ダイヤモンドの真ん中辺りにベテルギウス。

あと少しで大三角とダイヤモンドが見えるようになります♪

冬の1等星で残りの1つはカノープスですが、これは南の空の地平線近くにしか上がらないので、なかなか見ることは困難なようです。家の南も山ですし、ウォーキングに出ても、やっぱり南は山なので・・・・

入れ替わりに夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)は西にすっかり傾きました。地平に近づくにつれ、明るさも衰えてきています。

高齢者になりました

2016年12月18日 | 日記
65歳になり、前期高齢者となりました。
誕生日は明日なのですが、法律により今日の午後12時に65歳になります。時間的には明日の午前零時と変わりはないのですが、「今日」の午後12時のため、65歳になる日は今日(誕生日の前日)になるのです。

新聞やネットで65歳以上、65歳未満と書かれた記事がありますが、今日からは若者側から年寄り側に該当することになります。

二十歳になって成人式に出たのがついこないだのように思うのですが、もう45年も昔のことなんですね。

誕生日の前日に年齢が上がるため、こんなことが起きます。
18歳の誕生日の前日が選挙の投票日になる場合、選挙権が発生するので選管から投票所入場整理券が送られてきます。送られる日はもちろんまだ18歳になる少し前ですよね。

投票日当日は18歳になるので、そのまま投票できます。しかし期日前投票はできない、それは18歳になっていないためということだそうです。投票する当日に18歳以上であること、という意味になります。

虫歯と歯周病

2016年12月14日 | 歯の健康
しばらく根尖性歯周炎に悩まされてきたので、と言うか、今でも治ったわけではないのですが、歯周炎や虫歯のことを調べる機会が増えていました。

それで面白いことがわかったのですが、虫歯になりやすい人と歯周炎になりやすい人がいる、ことです。個人個人の食事や歯磨きの習慣は横に置いて考慮しないとして(^O^)

唾液にはカルシウムが含まれているのですが、唾液の多い人は歯の再石灰化作用が大きく、歯のエナメル質が溶けても修復されます。つまり虫歯にはなりにくい傾向です。

その代わり歯磨き時に残ったプラークにカルシウム等が沈着して歯石が成長しやすく、歯石を放っておくと歯周病になりやすい。

唾液が少ないとこの逆で、歯の再石灰化作用が弱いため虫歯になりやすいものの、歯石は付きにくいわけで、歯周病にはなりにくい。。。

もっともこんなことをはっきり書いた記事が有るわけでは無く、テレビでもこんなことは言っていなくて、勝手に結論づけたものです。

ところで、歯石の付きやすい歯があって、、、

唾液は唾液腺で作られ導管を通って口腔内に出ますが、最も大きな耳下腺は頬の内側、両側の上の奥歯(第2大臼歯)の歯冠の高さ辺りに出口(乳頭)があります。3大唾液腺で耳下腺以外の顎下腺と舌下腺は、下の前歯の内側に出口があります。

耳下腺の乳頭は白っぽくて少し膨れていて、鏡で見られます。触るとちょっとだけコリッとした感じで、頬の両側にあります。ちなみに導管に石が出来ることがあり、唾石と言うそうです。

この唾液腺乳頭の近くの歯は、最も唾液にされされるので歯石が溜まりやすく、そこをチェックすると歯石の状態がよくわかります。比較的見やすい場所なので自己チェックできますね。

唾液は1日に1~1.5リットルも作られるそうですが、作って溜めておいて食事の時に放出するわけではないですよね。作っては出し作っては出し・・・・

介護保険証が届きました

2016年12月12日 | 日記
6月に妻が65歳になり、市の介護保険課から介護保険被保険者証が届いたのですが、今月65歳になる私にも保険証が届きました。。

介護保険の被保険者の区分は
65歳以上が第1号被保険者
40~64歳が第2号被保険者
となっていますが、自治体が保険証を発行するのは第1号被保険者に対してのみです。

保険証の発行日は月初めなのですが添付の文書を読んでみると、65歳になる誕生日の前日に第2号から第1号被保険者となります。

そして保険料の支払いが変更されます。今までは国保の保険料と合算で支払いしていましたが、介護保険料だけ、指定の窓口または口座振替での支払いに変わります。

肝心の保険料ですが、約1.7倍の保険料になっています。

保険料は、65歳になる日(誕生日の前日)を含む月から変わります。それにしても一気に1.7倍とは・・・・激変緩和措置はありません。

また65歳に到達してしばらく経つと、年金天引きの通知が来ることになっています。つまり年金受け取り時には既に、介護保険料が支払われていることになるのです。

この年金天引きのことを特別徴収と言うそうですが、事務局の方で口座振替から天引きに手続きが変更され、口座振替に戻すにはあらためて申請しなければならないようです。

国保保険料も65歳以降は、自動的に年金天引きの特別徴収になってしまうようです。
何だかなあって・・いったんは全額手元に欲しいですよね。

治る病気なら、保険を使うのは治療中だけですが、足腰衰えて介護保険を使うようになると、なかなか介護の不要な状態に戻すのは困難です。保険料を払うとは言え、使わないに越したことはないのですよねぇ。

健康維持、ガンバリマス。

金星が日没後に見えます

2016年12月09日 | 天文・気象
このごろ金星が、宵の明星として見えています。-4等の明るさだそうですごく明るいですね。大接近した時の火星より遙かに明るいです。

ただ見える時間は日没後しばらくに限られます。昨日のウォーキングは早めに出発したので、団地から出た7時半頃では、低い空によく見えましたが、8時にはもう見えませんでした。まだ沈んではいないと思ったのですが・・・・
月と火星と金星がほぼ一直線に並んでいました。

金星はこれからだんだん空高く見えるようになり、来年1月12日には太陽から東に最も離れるので(東方最大離角)、その前後は最も見えやすいです。

火星は一頃よりはずいぶん暗くなりましたが、まだまだよく見えます。星座の中を東に移動しているので長期間見えています。東の空からはオリオン座も上がってきました。冬の1等星のうち、カペラ、アルデバラン、リゲルが見えます。ベテルギウスはまだ山に隠れたまま。。。

あと、シリウス、プロキオン、ポルックスが見えれば冬のダイヤモンド。。。
実は夏の大三角(デネブ、ベガ、アルタイル)もまだ西の空に見えているんですよね。デネブは中では天頂に近いので、はくちょう座全体はまだまだ見えます。

しかし、もう少しで冬の大三角と入れ替わります。

ビワイチウォーキング(マキノ-永原)

2016年12月06日 | ウォーキング
12月2日のヴォーリズ記念病院での診察の後、計画していたビワイチウォーキングに出かけました。本日の予定はJR西日本湖西線永原駅を出発して、同線のマキノ駅まで歩きます。

家を出たのが昼前で、途中の道の駅「あぢかまの里」で昼食用に寿司と栗餅を買い、そのまま駐車場で食べてしまいました。チョコレートなどは売っていませんでした。

そこから数分車を進めて永原駅に到着、駅前の無料駐車場に停めました。

さて、準備を整えてと言っても、ご飯は食べたし、おやつもないのでリュックはほぼ空。先月山辺の道を歩いた時は、昼食後リュックは軽くなったのですが、その後に沿道で柿などを買って出発時より重くなってしまいました。

1時35分出発
大浦川に沿って琵琶湖に向かいます。

大浦川に架かる橋から永原駅方面を望む


数分後琵琶湖に出て、コースを右に取りしばらく進むとキャンプ場に出ます。その辺りから大浦集落を望みます。


えり漁をやっています。
この少し後に野生のニホンザルが1頭道を横切りました。見ないようにやり過ごしたので写真はありません。

竹生島


海津大崎キャンプ場付近
トンネルが続きます。

夕日
湖面も輝いて大変きれいです。この写真、どこかに応募しようかな?

義経隠れ岩
説明板に書かれていた内容
文治3年、義経主従が大津より北陸に都落ちする時、海津着船の際、敵に知られないようにしばらく隠れていたと伝えられる岩です。謡曲「安宅」の中でも謡われています。

角度を変えて


海津迎賓館

ここまで来れば、終点マキノ駅はもうすぐ。2キロ弱です。琵琶湖沿いに歩き湖のテラスで右折、突き当たりがマキノ駅です。

マキノ駅


ラストはこの道を歩きました。この道の突き当たりが湖のテラスです。


駅到着が16:20、電車は1時間に1本しかなく次は16:51なので少し時間がありますが、お茶するほどではなかった・・・・なお、1時間に1本しかなくてもICOCAは使えます。

16:55に永原駅到着時、電車のドアが開かない・・・・車内放送で降車の場合はボタンを押すようにと言っていたので、慌ててボタンを押しドアを開けて降りました。

ウォーキング距離は11.5km、所要時間は2時間45分でしたが、電車ではわずか一駅、乗車時間4分でした。一駅ではありますが、駅間距離は7.1kmもありかなり長いです。

永原駅の写真はありません。

とりあえずこれで、永原-マキノ-近江今津-安曇川(31km)がつながりました。安曇川から近江舞子まで歩くと、永原から志賀まで(50km)つながりますが、今年は難しそうです。

※2021/10/15追記
この日歩いたルート

57回目の外来受診

2016年12月04日 | 手術後の外来診察
12月2日はヴォーリズ記念病院にて、術後累計57回目の外来診察でした。
病院外来受付が8時45分、9時予約の2番目でしたが1番目の方の診察が早く終わったようで、私が呼ばれたのが9時5分でした。

診察結果
聴診 異常なし
血圧 112/60
酸素飽和度 99%
脈拍 61

最高血圧が120以下になったのは久しぶりです。

ところで去年、市の特定健診で心雑音有りと言われたので、あらためて聞きました。心エコー結果がTrivialからMildと悪化(?)が見られるので・・・・

雑音のレベルは6をMAXとして1・・・最弱でした。

雑音の出方は、本来の心音の間に少し聞こえる程度でレベルも低いし、機能性心雑音または無害性心雑音と考えられ、僧帽弁に問題があるのではないでしょう、僧帽弁閉鎖不全なら心音に続けて雑音が出るが、私の場合は少し間が空いているのでこの場合弁に問題はない、とのことでした。

何とか中期雑音と仰っていたのですが、拡張期中期雑音なのかもしれません。

診察終了が9時15分、今回は支払いを済ませて家に急行しました。天気が良いので琵琶湖湖北のウォーキングに出かけるためです。

古い建物の写真は次回にします。