還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

速歩の後の牛乳を止めました

2015年10月31日 | 日記
去年の9月ですが、テレビでインターバル速歩が良いと言っていたので、早速始めました。そして速歩の後に牛乳を飲むと傷んだ筋肉の修復を助けるのでなお良いとも言っていたので、牛乳を飲むようにもなりました。

それを始めてから1年になります。ところで、今年の2月頃からお腹が緩くなったり治ったりを繰り返すようになり、8ヶ月が経ちました。一度消化器内科で診てもらおうとも思ったりしたのですが、もう少し様子を見ようとついズルズル。。

そして今月初めのこと、お腹の緩みは速歩後の牛乳が原因かもとふと思いました。それなら牛乳を止めれば治るのでは? ・・・・早速牛乳を止めてみました。

結果はてきめんで、翌日にはお腹の具合は70%ほど元に戻りました。100%では無いですが、かなり良くなりました。その後も徐々に良くなってきています。

速歩後に牛乳を飲み始めたのが去年の9月でしたが、お腹が緩くなったのが何ヶ月も経ってからだったので気がつきませんでした。

実は私は中学生になってから中学3年の後半になるまで、牛乳が飲めない時期がありました。飲むと吐いたり下痢したり・・・・乳糖不耐症だったようです。その後はまた飲めるようになりましたが・・・・

まさかインターバル速歩後の牛乳(夜の8時過ぎ)が良くなかったとは、夢にも思いませんでした。これで原因は確定しましたが、朝の牛乳は何でも無いので少し不思議な気がします。

夜は胃腸の働きが鈍るということだとすれば、乳糖不耐症ギリギリの体質なのですね。

過去の血圧データを整理しました

2015年10月28日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
少し前ですが、血液検査データを電子データ化しました。それには血圧データも含まれていますが、ワーファリン終了後は血液検査の頻度が年に1~2回になったので、血圧の傾向を知るには診察時には必ず測定する血圧データも含めて、ファイル化した方が良いのじゃないかと思い至りました。

それで先日作成したデータと過去の記事から、血圧データを抜き出して電子データ化しました。
1990年以降、全部で66回分の測定値があります。1990年春から2010年春までは会社の健康診断時の測定値です。

整理後のデータを眺めていて、、、、最もひどいデータは最も若いとき、1990年春のもの。
 最高 132
 最低  88
 平均 103
となっていて、平均血圧は唯一の100超え。
平均血圧は足して2で割るのでは無くて、最高から最低を引いて3で割り、それを最低に加えて算出します。

66回のデータにおいて、正常値(130/85以上)を超えた回数は
最高血圧が130以上になったのは7回で、最新は2013年3月
最低血圧が85以上になったのは2回で、最新でも1992年春なので23年前です。

ところで60代になると、血圧の高い人の割合が多くなります。
正常血圧の人の割合は女性で26%、男性で22%と書かれた記事がありました。4~5人に1人なので高血圧の人の方が多くなっています。

その記事において、60代の平均を見ると
 女性 140/82
 男性 142/84
となっています。

この血圧から血管年齢の若さをある程度知ることができます。
平均血圧は90以上、脈圧(最高血圧-最低血圧)は60以上で要注意だそうです。
平均血圧が高いと末梢血管の動脈硬化、脈圧が高いと大動脈の動脈硬化が疑われます。

したがって最低血圧が低いほど・・・良くは無いわけです。大動脈の動脈硬化が進むと最低血圧が下がる傾向にあるそうです。

私の場合、平均血圧が90以上の回数は12回、脈圧が60以上は13回ですが、低いときは平均血圧は70台前半、脈圧は40台前半です。ばらつきがすごく大きいので、考え方を次の診察時に先生に聞いてみます。

物置屋根の再塗装

2015年10月25日 | 日記
9月の終わりに物置の屋根を塗装しました。かなり錆が出ていたので、スチールウールでこそげ落として白色塗装をしたのですが、錆止め塗装をしなかったためか、2週間ほどで再び錆が浮いてきました。

塗料には錆止め配合と書いてありましたが、ダメですね。全く錆びていないところに補修塗装をする場合しか、効果は無いと思います。

しからば今度はしっかり錆止めをしようとホームセンターに行っていろいろ見ていると、錆の上から塗装できるという錆止め塗料がありました。この錆の上から塗れるという塗料は錆転換材というものが配合されています。しかし値段がとても高い。普通のものの4倍します。それに油性なのでこれも困ったなあ~

そんなわけで水性の普通の錆止め、色は灰色の塗料を買いました。それと白の上塗り塗料も。錆止めには赤さび色と灰色の2種類がありました。上塗り塗料が白色の場合は、下地は灰色との指定がされていました。

翌日、錆止めを塗りました。少し余ったので水で薄めて翌日2回目の塗装。錆止め塗装は表面がざらざらしていて、上塗り塗料が乗りやすいです。上塗り塗装を1回したら、大して残りませんでした。余った塗料は薄いところにだけ重ね塗りしました。

さて、これでどのくらい持つでしょうか?

次回の錆対策は・・・・

もう塗装はしません。屋根にポリカーボネートの波板を載せ、さらにその上に鋼材を載せて屋根の張り出しとの間で固定させて、雨や虫の侵入を防ぐという考えです。

不動産譲渡時の税金

2015年10月24日 | 税金・保険料・医療費等
不動産を譲渡(売却)し、所得があれば納税の必要があります。

ここでの所得は
所得=譲渡金額-(取得金額+譲渡にかかった経費)-特別控除

特別控除とは、公共事業用地に売る場合や、現在住んでいるマイホームを売る場合などが該当します。
不動産譲渡所得にかかる税金は、所有期間が5年以内の短期譲渡と5年を超える長期譲渡で税率が大幅に異なります。
短期の時は税率が39%
長期のときは20%
となり全然違います。これに復興特別所得税がプラスされます。

また不動産譲渡所得は他の所得(給与所得や事業所得)とは合算せず、分離課税です。譲渡にかかった経費には、司法書士に払った費用、契約書に貼る収入印紙代も含まれます。

私は、所有期間を相続後の経過期間とイコールだと勘違いしていたのですが、実は相続の場合、所有期間は相続後の経過期間ではありません。家系を遡って最初に取得した時点から数えます。

つまりたとえば被相続人が1970年に取得した土地を2015年に相続したとしたら、所有期間は1970年からカウントされますので、45年になります。つまり相続時点で5年を超える所有期間となるのです。このことに気がついたのはほんの少し前でした^^;;;

2001年1月に父が脳梗塞で倒れ入院したとき、通帳や不動産関係の書類を預かりました。1カ所にまとめてくれていたので助かりました。それでも実家を取得したときの書類はありませんでした。

実家は祖父が昭和初期に買ったらしいのですが、それは今から80年以上前のことで、契約書など無くても不思議はありません。もともと無かったかもしれません。こんな場合、取得費は譲渡価格の5%を適用します。

ともかくこれで終了しました。退院した父が特養に入所した2001年から2009年秋までは、私ら夫婦で年に2回草刈りに帰り、2010年春から今年の春までは、シルバー人材センターに草刈りを依頼しました。家の修繕も(誰が住むわけでも無いのに)4回やり、100万円以上かかりました。最後の方はかなり荒れ果てて、特定空き家に指定される可能性があるほどでした。近所からも苦情がありましたし・・・・最低限はすぐ対応しましたが。。。

でもまだ実家の住所に本籍は置いたままです。去年ですが今の住所に移そうかと考え戸籍を取り寄せたのですが、やっぱり移さないことにしました。

49回目の外来受診

2015年10月23日 | 手術後の外来診察
10月23日はヴォーリス記念病院の定期診察でした。手術を受けた滋賀医大と合わせて通算49回目の外来となります。8週間ぶりでしたが、いつもの9時半は予約が取れず久しぶりに10時の時間帯でした。

9時半の時間帯は9時半から10時、10時の時間帯は10時から10時半。1つの時間帯に3人予約可能で、診察順は当日の受付順となります。今回は珍しく1番乗りでした。

また診察の遅れも無く、10時ジャストに診察室から呼ばれました。
診察結果に特に異常はなく
聴診 異常なし
血圧 124/70
酸素飽和度 99%
脈拍 57
という結果でした。

ワーファリン終了以後血液検査の頻度が下がりました。ワーファリン服用中は毎回血液検査がありましたが、2012年4月にワーファリンが終わって以後、血液検査は年2回になっていました。去年(2014年)までそうでしたが、今年は7月に一度きり。多分大きな問題が無いからでしょう。

少し前に血液検査結果を電子データ化しましたが、紙データも持っていてファイリング中です。整理方法が全ては決まっていなくて、迷っています。診察時は必ず血圧測定がありますが、記事に書いてはいますが、データ化していないので整理を考えたいと思います。

東寺の縁日

2015年10月22日 | 近郊・日帰り
毎月21日は京都の東寺で弘法市という縁日が開かれます。弘法さんとも呼ばれています。
二十歳で京都に出てきて43年になりますが・・・・今は京都に住んではいませんが・・・・昨日初めて弘法さんに行きました。というか東寺も初めてです。

縁日の様子
境内はすごく広いのですが、隅々にまで露店が出ています。これほどの規模とは知らず、圧倒されました。

以下は有料拝観です。
講堂
大日如来を中心に21尊の仏像で構成される立体曼荼羅は息を呑みます。内部は撮影禁止。

金堂(国宝)
露店のテントが見えるので下の方はトリミングしました。
建築様式は天竺様で屋根の切り上がりが特徴です。本尊は薬師如来、そして右側に日光菩薩、左側に月光菩薩が配されています。内部は撮影禁止。

五重塔(国宝)
京都のシンボルとも言える東寺の五重塔、高さ約55mで日本一の高さです。四度火災で焼失しましたが、1644年に徳川家光の寄進により再建され現在に至ります。五重塔は通常外から見るだけですが、特別公開中は初層内部に入れます。

東寺という名前はすごく短くて東のお寺・・・ですが、教王護国寺という名前もあります。もっとも金光明四天王教王護国寺秘密伝法院と言うさらに長い名前もありますが、東寺というシンプルな名前は略称では無く、これも正式な寺号だそうです。

東寺建立とほぼ同時期に、西のお寺である西寺も建立されましたが、西寺は早くに衰退し今は公園に石碑があるだけです。石碑も羅城門跡(これも石碑)も行き損ねたので、いつかまた訪ねたいと思います。

不要オーディオコンポーネント売却

2015年10月20日 | パソコン・モバイル・オーディオ
インフラノイズというオーディオ機器メーカーが有りまして、このメーカー製のABS-9999というクロックコンバータを7年ほど使っていたのですが、不要になったので買取専門店に売りました。

電波時計用の大変精度の高い標準電波を受信し、CDトランスポートのデジタル出力のクロックを精度の高いクロックに入れ替えるという不思議なコンバータです。

前面

左に見える小さいボックスは電波受信部です。

背面


定価189,000円のものが20,000円で売れました。オークションに出すと4万円台で成立する可能性がありますが、先々のトラブルを避けたいので売ってしまいました。

売った先は東京の買取専門店です。最初に買いとり依頼のメールを出した先は北海道の店だったのですが、関西からは買いたくないような対応でした。再度プッシュしましたが、その後は梨のつぶてです。HPには「全国対応してます!お気軽にご相談ください」と書いてありましたが・・・・

次にメールした東京の店、回答はすぐにあったものの、査定価格は15,000円。
キズ1つ無い現物を見てから再度査定して欲しいと宅配便で送り、最終的に20,000円で決まりました。
元箱、取説完備でしたから新品同様です。価格を下げさせないためには、美品であること、元箱、取説があることは絶対条件です。
翌日、銀行口座に振り込まれたのを確認したので、売却は完了しました。

メールしたその日に1次査定回答有り(電話)
翌日現物を宅配で送る
翌々日2次査定回答有り(電話)
翌日口座に振り込み
・・・・4日で終了したことになります。

クロックコンバータとは、CDトランスポート(CDトラポ)とD/Aコンバータ(DAC)の間に接続するものです。クロックコンバータを使用することでジッターが低減し、すごくしっかり鳴るようになりました。

クロックコンバータは2003年の発売直後に購入し、2010年まで使用しました。
2010年にCDプレーヤーが故障し、買い換え
当初はそれまでと同様CDトラポとして使用
(クロックコンバータは継続使用)
音が落ち着いた1ヶ月後に内蔵DACとの比較試聴実施

CDプレーヤー交換直後はかなりひどい音で聞くに堪えず、大失敗したとかなり凹みました。しかし翌日、1週間後とどんどん音が良くなり、1ヶ月後には同じものとは思えないほど良くなりました。

そして比較試聴の結果、わずかに違いはありましたが、好みの違い程度だったので内蔵DACで十分との結論になり、クロックコンバータとDACは取り外しました。
つまりこの時買ったCDプレーヤーのCPは、とんでもなく良いと言えます。

このようにクロックコンバータは使い道が無くなりましたが、すぐには処分しませんでした。今回5年もたってようやく売りましたが、すぐにでも売ってたらもう少し高い値が付いたかもしれません。

DACはテレビの音声デジタル出力と接続し、オーディオ用スピーカーから音が出るようにしました。音楽番組の時はこちらを使用しています。

保育園の運動会2015

2015年10月19日 | 日記
昨日は孫娘の通う保育園の運動会でした。全国的に秋晴れで日中は27℃まで気温が上がりました。今年孫娘は2歳児のクラス。

去年と同じ要領で5時に起き、7時過ぎに家を出て8時半前に娘の家に着き、会場到着は9時前。去年と異なるのは、4ヶ月になる孫息子を連れて行ったことです。

去年の運動会の写真や動画と見比べると、走り方がしっかりしてきています。

明るい戸外での撮影はモニター側にも外光が写り込むので確認が困難で、何度も孫娘を画面から外してしまいました^^;;;

今年は爺婆の出場する種目はありませんでした。
運動会は2時過ぎに終了し、娘は片付けのお手伝い。私たちは孫2人を連れて娘の家に行きました。途中あちこち道草を食うのでさんざん時間がかかり、家に着いたのとほぼ同時に娘も帰ってきました。赤ちゃんがいるので早めに帰らせてもらったとのことです。

さて、家に帰っても孫2人とも昼寝せずハイテンションが続いていました。そして初めて孫息子がヒコーキぶ~んを披露してくれました。
これは背骨がS字状に発達するのに欠かせないと、娘が言っていました。

2時間ほど娘宅でおしゃべりし帰る途中にファミレスで夕食。家に着いたのは9時前でした。

来年は孫息子も保育園児となり運動会に出場します。

賤ヶ岳に行きました

2015年10月16日 | 近郊・日帰り
10月15日、風も無く穏やかな良い天気だったので滋賀北部の賤ヶ岳に行きました。賤ヶ岳は本能寺の変の後、羽柴秀吉と柴田勝家が戦い戦場となった山です。

歩いてでも上れますが、リフトもあります。リフトは片道420円、往復800円。冬期は閉鎖されます。選択はもちろんリフト^^;;;

木立の中を6分かけて上がります。

前の座席に乗っているのは妻。

リフト終点から山頂まで300mあります。結構急な坂道です。


山頂から見える奥琵琶湖、遠くに竹生島も見えています。


奥琵琶湖の西に広がる山並み


山頂の北側には余呉湖が一望できます。

20年近く前、余呉湖畔を歩いて一周しました。

武者像

特定の武者ではありません。

三角点

賤ヶ岳山頂に設置された三等三角点です。

北 緯 35度30分10秒510
東 経 136度11分45秒534
標 高 421,13メートル
設置年 明治23年(西暦1890年)
と記されています。

帰りもリフトで下りました。登りだけリフトに乗り、下りは歩きでも良かったと後で思いました。
時間が少し余ったので、この付近を30分ほど散策しました。

糸とり資料保存館の外観

屋根は今は珍しい萱葺きで、糸取り作業の実演見学は予約が必要とのことです。

伊香具神社

本殿はずっと奥で、参道の両側は桜並木です。

実家売りました

2015年10月14日 | 日記
先月、実家売りますという記事を書きましたが、ようやく売却が完了しました。お墓参りの記事に記した、午前中の用事はこのことでした。

不動産屋との打ち合わせで、取引は不動産屋の事務所で行うことになりました。取引には司法書士も同席しました。

私が用意したのは
登記識別情報通知(不動産登記法改正以後、権利証の代わりに発行される)
実印
印鑑証明1通
免許証(本人確認用)
司法書士に支払う費用

です。

まず不動産売渡証書を作成し(フォーマット有り)、登記識別情報通知と印鑑証明と実印を渡しました。司法書士が各種書類に間違いの無いことを確認後、必要箇所に実印を押していきました。そして売る方、買う方双方が司法書士に所定の費用を支払うと、その時点で司法書士は退席しました。同日中に法務局で手続きするとのことでした。

その後不動産屋と私の間で売買契約書の各条について1つ1つ確認を行った後、表面と裏面の折り目に実印で割り印を押しました。差し替えなどの不正を防止するためなのでしょう。
契約書は2通作成し、不動産屋と私双方が持つことになります。

最後に売渡金額を「現金」で受け取り、領収証を発行、これで完了しました。かかった時間は正味で30分ほどです。

取引が現金であることは前もって了承していました。聞けば銀行振込は却って面倒で支払日もしばらく後になると言われ、それに金額自体がそれほどでもないので。郵便局の通帳を用意しておけば、そのまま郵便局に直行すれば良いし。。。。
うんと大きな金額の場合は銀行で取り引きするそうです。

取引完了後はその足で郵便局に行き口座に入金、昼食後お墓の掃除と墓参りして帰宅しました。翌日、1年ほど仲介を依頼していた不動産屋に電話しました。媒介契約が切れて1ヶ月経っていましたが、仲介依頼取り下げと看板撤去、HP情報削除を依頼しました。口調は双方事務的で淡々と終わりました。相手方も継続の意志はなかったと見えて、すんなり終わりました。

媒介契約は最長3ヶ月で(3ヶ月以内で自由に決められる)、自動継続はありません。一般的には契約が切れる少し前に不動産屋から電話があり、継続の意思を確認されます。継続する場合は新たに契約書を作成しますし、無ければそのまま切れてしまいます。

私の場合は、媒介を依頼していた不動産屋に継続の意思がなくなりましたが、自分から止めたいと言いにくいのか、私の止めると言う意思表示を待っていたようです。

なお今回売った土地に建っている古家は、死後60年以上になる祖母名義のまま売り渡しました。これも契約書に書いてあります。古家は築100年以上になり傷みも激しく、特定空き家に指定されても仕方が無いような家なので、いずれ解体するしか無い・・・・ので相続時に所有権移転登記は行いませんでした。そのまま不動産屋が解体して滅失登記してくれます。

解体せずに置いていた理由は固定資産税対策です。住宅地の場合固定資産税は正規の1/3になり、60坪以下の場合はさらに1/2になります。つまり1/6になるのです。60坪以下の部分はこれが適用されて固定資産税は年5~6万円程度でした。もし家が無ければ20数万円を毎年払う必要がありました。家の解体のことで役場に相談したとき、税金のからくりを教えてくれました。

私が勘違いしたせいで売る決心をしたのがかなり遅くなったのですが、売れて良かったです。時機を逸すれば負動産になるところでした。

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土地を売る時には
・売り主の名義であること
・抵当権設定がある場合は抹消されていること
・隣地との境界が確定できていること


が必要です。これらができていない場合は、売り主の責任で問題解決しておく必要があります。新興住宅地はそうでも無いと思いますが、隣地との境界トラブルは結構多いようです。親父も生前隣地の所有者とよく揉めていました。今は2人とも亡くなっており、数年前に土地家屋調査士が入り境界を決めたので問題はありません。

公図に複数の番地が書かれていれば、係争中を意味します。