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北近畿タンゴ鉄道 MF100形気動車(未更新車)~宮福線開業時からの姿もまもなく…

2008-10-23 | 鉄道[近畿・その他私鉄等]

 

「MAKIKYUのページ」では数日前に、先月MAKIKYUが乗車した北近畿タンゴ鉄道(KTR)のMF200形気動車に関して取り上げましたが、今日はその兄弟車的存在ともいえるMF100形気動車に関して取り上げたいと思います。

MF100形は先日の記事でも記したとおり、KTRの前身ともいえる宮福鉄道開業時に導入され、KTRになった今日に至るまで、ずっと宮福線内のローカル列車で活躍し続けている軽快気動車ですが、先日取り上げたMF200形は2両だけしか存在していないのに対し、こちらは4両存在していますので、KTR宮福線の普通列車に乗車する場合は、過半数の確率でこの車両に当たる事になります。
(他に宮福線では宮津線用のKTR700/800形気動車や、JRの電車が充当される普通列車も僅かに存在しています)

MAKIKYUが先月KTRを利用した際には、残念ながら宮福線の主力とも言えるこの車両に乗車する機会はなかったのですが、宮津駅で停車中の姿を目撃する事が出来、車内の造りなどを見ると、兄弟車的存在のMF200形との違いが幾つか見られたのは興味深いものでした。

またMF100/200形は宮福線開業時に導入された事から、導入からおよそ20年の月日(現在KTRではこれを記念したフリー乗車券の発売も行われており、MAKIKYUも先月この乗車券を利用したのですが、KTRのHPでも案内されています)を経ており、「比較的新しい鉄道」という印象が強い宮福線も、開業から結構な月日が経っているものと感じるものです。

各地の第3セクター鉄道などで導入されている軽快気動車ともなれば、第3セクターの開業ラッシュとなった80年代後半から20年余りも使い続けると、元々が比較的簡素な造りの車両であるだけに、改装や代替となるケースが多くなっており、KTRでも既に先日取り上げたMF200形の様にリニューアル車が登場しています。

今後もKTRでは順次宮福線車両のリニューアルを行っていく事が発表されていますので、車内を見るとローカル用車両にしてはかなり豪華な車両とはいえ、経年の影響でやや草臥れた印象が否めず、リニューアルは必須と感じた反面、開業当初からの装いで走り続ける車両の姿が見られる時間はさほど残されていないかと思いますので、このリニューアル前の姿を見られたのも有難かったと感じたものです。



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