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駿河湾フェリー~県都と西伊豆を結ぶ最短ルート

2013-12-08 | 船舶[日本国内]

少し前の事になりますが、MAKIKYUは9月上旬に駿河湾フェリーに初乗船する機会があったものの、記事公開の機会が…という状況でしたので、今日取り上げたいと思います。

駿河湾フェリーは県都・静岡市(清水区:市町村合併前は清水市)と、西伊豆の土肥町の間を結んでおり、陸路ではかなりの大回りを余儀なくされ、車で2時間以上を要する距離を、片道約1時間で結んでいます。

航行ルート故に、首都圏の人間にとっては余り使い勝手の良い航路とは言い難いのですが、土肥町をはじめ、鉄路や高速道路網からも離れている事で「遠い」と感じる西伊豆各地と、県都を結ぶ公共交通機関としては、乗継時間次第では最短ルートになります。


静岡県内の移動手段としては、この航路がないと静岡市と西伊豆方面の移動にかなりの不便を強いられるため、決して需要が多いルートとは言い難いものの、重要なルートと言えますが、「富士」1隻のみでの運航となっているため、年に1度のドッグ期間は航路休航となります。


この「富士」船内や乗り場には、航路が県道指定されている事もあってか、その事を示す標識も見受けられ、富士山にちなんで「223号線」となっています。


MAKIKYUは土肥から清水へ向かう便に乗船したのですが、港にある運航状況告知では運航の有無や混雑状況に加え、富士山が見えるか否かも案内されている辺りはユニークです。

また近年では路線バスとセットになった「伊豆ドリームパス」の発売などで利用啓発に努めており、富士山の世界遺産登録記念で同乗車券も特別割引実施(来年春まで半額)、MAKIKYUはこの乗車券が特別割引だったから購入→フェリー乗船(片道1回限り)できるので利用…という状況でした。


伊豆ドリームパスも特別割引価格だと、フェリーを利用しなくても充分割安な価格設定になりますので、機会があれば特別割引期間にもう1回程度伊豆へ足を運び、駿河湾フェリーに乗船しても…と感じたものでした。


ちなみに伊豆ドリームパスで駿河湾フェリーに乗船する際には、パスの半券で直接乗船する事はできず、窓口で半券を引き換える事になるのですが、乗船券が発券されるのではなく「乗船整理券」が渡され、乗船時にこの乗船整理券を係員に渡して乗船する辺りも独特と感じたものでした。

船内の様子に関しては、近日中に別記事で追って取り上げたいと思います。



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