「プラド美術館展」を見て、上野の森を歩いたことは19日のブログに書いた。
その日、不忍池を挟んで池之端側にある「都立公園・旧岩崎邸庭園」に足をのばした。
都立公園・旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられ、近代日本住宅を代表する西洋木造建築として現存している、本格的なヨーロッパ式邸宅。
入り口から料金所までの石道の左側の土手に、この「踊り子草」が群生している。いまが見頃のようだ。
<踊り子草>シソ科の多年草。春4~5月。日陰に多く、集団で咲く。茎は四角。高さ30~45㌢㍍。葉の付け根に大きな淡紅または白色の唇形花を輪状に付ける。花の形を傘をかぶった踊り子に見立てた名という。(広辞苑、その他)
庭園の脇にあるのが、あの「無縁坂」。森鴎外の名作「雁」の主人公・「囲われ女性」お玉が想いを寄せた東大生・岡田の散歩道として知られている坂。
さだまさしが幼年時代の思い出として作った同名の歌もある。
湧水田の周りには「姫踊子草」が咲いています。
姫踊子草
踊子草