左*「優秀賞」田んぼの新入社員。中*かみなり親父。
右*「優秀賞」赤ちゃんを背負った茶パツのよこたん
ちかごろめっきり見かけなくなったが、稲穂の黄金波に立っている案山子は秋の風物詩だ。出穂時期に大量に来るスズメにやられると、実り始めた稲穂はアッという間にしゃぶられてしまう。
昔の農民が考えた「鳥獣追っ払いの模擬人間」の知恵を、カラス、スズメの学習能力が超えてしまい、動かない案山子なんかには目もくれない。
いまや案山子は、地域興しのコンクールでニュースになっている。
ゆくゆくは昔話の童話の本でしか見れなくなるのだろう。
唱歌・童謡にも歌われていたが、今では聞くこともない。社会にそぐわない歌詞があるのかも知れない.
「案山子(かかし)」作詞作曲不詳/文部省唱歌
山田の中の一本足の案山子、
天気のよいのに蓑笠つけて、
朝から晩までただ立ちどおし。
歩けないのか、山田の案山子。
山田の中の一本足の案山子、
弓矢で威して力んでおれど、
山ではカラスがかあかと笑う。
耳がないのか、山田の案山子。
「案山子」をなぜ、「かかし」と詠むのか
でもいまいち解りにくいですね。
http://gogen-allguide.com/ka/kakashi.html
ご教授有り難うございます。
案山子…知っている人は読めるけど、
知らない人にはまったく読めません。
この字を当てた人は誰か知らないし、
自然にそうなったのか面白いですね。
風に関わる言葉で「風袋」について、
語源とか、謂れについて教えてください。