たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

「風車地図記号」に吹く風力風

2006-02-01 15:10:12 | Journalism

風車といえば、世界遺産的ベストセラー小説・セルバンテスの「ドン・キホーテ」
自然・気象から風土・風習・風説まで人の生き方にも関わるものとして「風」がある。

このほど、国土地理院は全国の小中学生から公募したデザインを採用、「風車」の所在を示す新しい地図記号を定めた。今後、2万5千分1地形図などに使われる。

環境に優しいエネルギーとして「風力」の利用は世界的に喫緊なテーマになっている。キホーテが挑んだ「風車」は粉挽きの動力として風の力を受けていたものだ。いま「風車」といえば「風力発電」。

「風車記号」が発表されたその日、横浜では三菱重工で完成した回転径92㍍、高さ116㍍の国内最大の風車発電設備の試験運用が始まった。昨年3月ですでに全国の発電用風車は924基、発電能力は約93万kwで、今年は120万kW以上になるという。(この項「毎日新聞」1・27朝刊から)

黄門様の 風除け 風車の矢七
たにしがあぶ句を噴いた。