ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

切れ味抜群の日本包丁

2007-09-19 | ルーマニア・わたしの日常


私の愛用の日本包丁、かなり大ぶりで「ソレデ飛行機ニ、乗セテモラエタノ?」などと言われてしまったシロモノ。だってこの包丁を手に持って飛行機に乗ってきたわけじゃありません。ちゃんと布でくるんでスーツケースに詰めてきました。

こちらのナイフは小ぶりのものが多く、切れ味の点でも私には使いづらいです。やっぱり使い慣れたものが一番、と日本包丁を使っています。中国マーケットで同じような大ぶりの包丁が売っていますが、切れ味はどうかな?余り信用できません。

写真はご参考までに、上から私の日本包丁(=こちらに来る時に母がもたせてくれた大阪・堺の銘入り包丁)・お姑さんのギザ包丁(=パン切りナイフのようです、でも引いて使うと良く切れます)・ちょっとした物を切るときに使うナイフ、です。


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越冬保存食作り

2007-09-19 | ルーマニアのご馳走
野菜不作の今年ですが、お姑さんはうまく市場を廻ってゴゴーシャとアルディを仕入れて来られました。「先週ハ、キロ2レイダッタケド、今週ハキロ3.5レイニナッテイルワ。」と皆が保存食を準備し始めるこの時期のお値段高騰にぼやいておられます。

昨年はキュウリから漬け込み始めましたが今年はキュウリも不作。キュウリのピクルス大好きなダーリンも「輸入物ノ瓶入リノ、ピクルスヲ、買ウシカナイカナア。」とあきらめ気味。昨年のキュウリ漬け込みの様子はこちらから。



今年はゴゴーシャの種を取り除き、半分くらいに切って大きな形のまま漬け込みました。ガラス瓶の中には乾燥ハーブ・緑のままのハーブ・ラディッシュの香りのする白い棒野菜を刻んで、ゴゴーシャとサンドイッチにしてあります。ガラス瓶には水滴が付いているのですがまったくお構いなし。

酢2リットルに水4リットル、塩・砂糖・乾燥ハーブ・胡椒などを加えて煮立たせたものを一気にガラス瓶に注ぎ込み、蓋をして保温のため布でくるみます。荒熱が取れたら涼しいバルコニーへ。12月ごろから食べ始めるそうです。

つづいてチョルバ(=ルーマニア風酸味のきいたスープ)の材料を漬け込みます。アルディ・ゴゴーシャの種を取り除き小さく刻む作業。手順は昨年と同じです



私の使っている日本包丁はまな板の上でサクッと押すだけで実に手早く細かく刻むことが出来るので、今年もみじん切りの作業を任せてくださいました。お姑さんの使っておられる包丁は刃がギザギザになっていて物を切るのに手前に引いて切るタイプなので、まな板の上で何度も往復、時間がかかり細かく刻めません。

刻んだものに粗塩2キロを混ぜ、さらになんとアスピリンを混ぜ、保存用のボトルに移し替えていきます。今回使ったボトルは、6リットルの水のペットボトル。いっぱいに出来上がりました。

日本だとペットボトルは余り使い廻ししないものですが、ルーマニアでは自家製のワインやツイカ・パリンカを詰めたり、チョルバの酸味の元となるボルシ(=キャベツなどを水と塩などで漬け込んで酸っぱくした液体)を入れて保存しておいたり、と使える放題に使っています。

保存食もペットボトル入り、先のガラス瓶入りのゴゴーシャといっしょにバルコニーに並びました。


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野菜の不作

2007-09-19 | ルーマニアのご馳走
我が家では週明けから冬場に向けて保存食作りが始まっています。ゴゴーシャ・アルディ(パプリカ風)・キュウリ・トマトなどを酢や塩で漬け込み、市場に野菜が流通しなくなる冬場に備えるのです。

もちろん今ではスーパーがあり冬場でも生野菜を売っていますが輸入物などでお値段高騰。美味しいルーマニアの野菜をいまのうちに漬け込んでおきます。昨年の保存食作りの様子はこちらから。
 


ところが今年はルーマニア全土で干ばつと日照り。野菜の出来が良くなく、トマトもキュウリも小ぶり。そしてお値段とても高いのです。すべての野菜が豊作で市場からたくさん買ってきて準備した昨年とは様相が異なります。
 
去年は一度に20キロくらい買い込んで私も手伝いながら漬け込みました。今年は市場を廻るお姑さん、しかめっ面。保存食に出来るようなプリッとしたキュウリやトマトがないのです。スーパーではそれなりのものが売っていますが、大量に仕入れるため輸入物が多く、近所の市場で売っている野菜とはまったく味が違います。
 


上の写真は、漬け込むときに使う緑のハーブ類。市場でこうしておばあさんが少しずつ束ねたものを売っています。やっぱりスーパーで買うものよりも新鮮でよい香りが漂ってきます。
 
とりあえず、ゴゴーシャとアルディを準備しました。でも、昨年ほどの量にはまだまだ足りていません。10月を迎える頃にはもっと品薄になってくるこれらの野菜。今のうちに準備しておかなければならないのです。


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