ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

大阪ニ冬ハ在ルノ?

2007-09-22 | ルーマニア・ブカレストの日常
大阪からは厳しい残暑情報が届いているというのに、ここブカレストではひと足もふた足も早く秋。寒がりの私にとってはもうちょっとゆっくり秋が来てほしかったです。
 


今日もマラソン大会で出会う仲間たちに、「寒イワ。」を繰り返していると「寒イ?コレ、普通ダヨ。」とTシャツ一枚の友人。「デモ、大阪デハ今デモ最高気温35℃位アルノ。」と伝えると逆にびっくり、「大阪ニ冬ハ在ルノ?」と訊ねられてしまいました。

「在ル、12月カラ2月位、気温5~6℃ニナル。」~「ソレッテ、マイナス?」「マイナスニハ、滅多ニナラナイ。」、「ソレハ、暖カイヨ。」
 
そうです、ブカレストの冬はマイナス20℃になることもあるのです。ルーマニアの北西部の都市ミエクラチュックはヨーロッパ一冷え込むといわれているところ、フィンランドよりもノルウェーよりも冷え込み氷点下30℃以下を記録します。
 
今年の夏ブカレストから南へ約70キロの村で気温50℃、観測史上最高。ブカレストでも連日40℃を超え、「アフリカ大陸よりも高温のブカレスト」と新聞にまで載っていました。夏は暑く冬は冷え込む、一日の寒暖の差も大きい、これが大陸性気候。


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サムスン・ランニングフェスティバル

2007-09-22 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


韓国の家電メーカー・サムスンが中東欧の主要都市で開催しているランニングフェスティバル。今日はブカレストにやってきました。
 
これは着順を競うクロスではなく、みんなが参加して楽しみましょう、と言う趣旨。シャルル・ド・ゴール広場から凱旋門広場を南下、ビクトリア広場を廻ってスタート会場に戻ってくる約3.5キロのコース上に抽選箱が設けられていて、ここに抽選券を投入、ラン終了後にお楽しみ抽選会開催です。
 


昨年はコース上の凱旋門広場や並木通りで写真を撮ったりしてファンランでしたが、今年はスピードチェックのため、気合を入れて走ります。3週間後のクロス・ペトロムと同じコース、春のクロス・アロエと同じコース、タイムを比べることが出来るのです。(コース上の写真は昨年のものです。)
 


「僕、コノコースデ15分ヲ切ッタ事ガナイヨ、ヒロコニ付イテイクヨ。」とラン仲間のリビューが私のそばにいます。リビューはこの秋、ブカレスト・マラソンでフルデビューの予定でしたが、ブカ・マラソンが突然の中止となりがっかり、それでもトレーニングを続けています。
 
「君、前ニ出テ。」と国際色をアピールしたいらしい主催者側のカメラマン・アシスタントに最前列に引っ張り出されて記念撮影、そしてスタート。3週間後のクロス・ペトロムで出会うであろうライバルの一人は中距離専門の選手。スピード勝負になることを予想して最初からかなり飛ばしていきます、ジュニア達も弾丸スタート。
 
とはいえ、着順も取らないレースなのでジュニア達みな次々脱落。中盤を過ぎて私の後ろに誰か付いています、リビューかな?ちょうどいいわ、サボらないで走りましょう。でも、3日前のインターバル練習の疲れで脚が重いです。
 
ゴール前の交差点で赤信号のために止められてしまいました、あ、私の後から来ていたのは同い年の長身ランナー・ミハイでした。とりあえずこれはファンラン、10人以上ランナーが溜まって、信号が青になりゴー。ストップウォッチを操作して14分20秒くらいでゴール。
 
愕然!一生懸命走ったつもりが。
 昨年5月=13分16秒
 昨年10月=14分01秒
 今年5月=14分23秒

この落ち方は何だろう??スピード練習をしていないのはここ数年来同じ状況。していないからどんどん落ち込んでいる様子。怠け心入れ替えて、ショートインターバルに取り組むべきかも。
 
15分切りを目指していたリビューは14分40秒ほどでゴール、「コンナスピードデ、走ッタコトガ無イヨ。」、満足そうでした。
 


お楽しみ抽選会まで時間があるので仲間達とヘラストロウ公園を1周約6キロ。ステージではコンサートとダンス、ステージ前でもジュニア達がダンスに熱中。ノリのよいラテン人、延々ダンスが続きます。

待ちに待った抽選会(=携帯電話、MP3プレーヤー、DVDプレーヤー、デジカメ、プラズマテレビなどたくさん当たります)ですが、残念ながらはずればかり。ダーリンも私もくじ運はまったく良くないです。お腹空かせて家路に着きました。


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