ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ブランドコピー天国、ルーマニア

2007-09-16 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
夏の喧騒も落ち着いてきた日曜日、我が家から5キロほどのところで開催されるヴィタン・マーケットを訪ねました。毎日曜日に開催されている野外マーケット、夏の間は余りにも暑くて脚を運べません。
 
自宅から5キロ、というと、当然交通機関はpe jos(=on foot、英訳は脚で=歩いて、ですが→)、走っていきます!マイダーリンはトレーニングを兼ねてチタン公園を数周回してからヴィタン・マーケットへ。日曜朝のコーヒータイムをのんびり過ごしたい私は、ゆっくり過ごしてから直接マーケットへ向かいました。
 
ブカレスト市民、皆考えることは同じ、暑さが去りしのぎやすくなってきた日曜、マーケットを訪れる人は多く、マーケット入り口500m以上手前から長蛇の列、とても走るスペースは無く歩いているとダーリンとの待ち合わせの時刻に遅れてしまいました。
 


マーケットのメインは中古車販売(=車関係の会社の空き地を利用しているから)、車販売といってもこんなミニチュア車両を売っている個人ブースもあります。
 


こんなお店も~車のバックミラーかバイクのバックミラーから外して来た鏡を売っています。買う人もいるのかなあ?
 


「TOKYO」ブランドの掃除機。何ゆえにこの名前なのでしょう?日本でこのブランドの掃除機、存在するかしら?以前、赤色の同じ型の掃除機も見かけました。



つづいてブランド衣類のお店が幅を利かせています。ナイキ、アディダス、プーマ。スポーツ関連衣料の人気は高くて、どのブースにも人がいっぱいです。お値段探索、プーマのスエット上下、7500円、これは外国人価格で吹っかけられたとしても、100レイ(=5000円)くらいで取引されています。
 
でも、このブランド衣料、本物なの?
「全部、コピー商品ダヨ、中国製ガメイン、トルコ製モ、アルカモネ。」



スポーツ衣料だけでなく、D&G(=ドルチェ&ガッパーナ)のジーンズ・ベルト、プラダ・ヴィトンのバックもあります、これらが本物とは信じがたく、と言うわけでニセモノ?
 


「中国カラ安イ衣料ガ、大量ニ輸入サレテイルカラネ。段ボール箱ノ、全テヲ検品スル訳ジャナイ、一般衣料デ通関シテ、ソノ後ハ、コピー商品サ。」、ポリスマンのマイダーリン、断言!
 
スニーカー(=こちらでは、アディダシ、といいます、社会主義崩壊の革命後最初に入ってきたのがアディダスのスニーカー、そんなわけでスニーカーはアディダシとルー語では言います)のお店でアディダスブランドの「Chiba Ekiden」モデルを発見。お値段200レイ=1万円余り。



これって本物?靴底部分のクッションがやたらに柔らかいことを確認して、「モデルヲ、真似タ、コピーダ。」と結論。よく見ると縫製が荒く、ミシン目が落ちていて縫えていない部分も多し。アッパーとの接着部分も剥がれていたりして、コピー商品と断定!!

このマーケットで売られているブランド物の靴下を見ると、コピー商品であることが一目瞭然。布目は粗く、ゴム部分も軟弱ですぐに伸びてしまいそう、それでも1足=2レイくらいのお値段でみんな、買って行きます。ナイキ・アディダス・プーマ、ディオールなど、名前が泣いています。

ブカレストの市街地を歩いてみると、若者はこれらのブランドに身を包んでいます、スポーツブランド花盛り。でも、みんな本物なのかしら?着ている人は本物と信じているのかしら?ちょっとびっくり、コピー商品横行のルーマニアでした~。


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