ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

いざ、フランスへ

2014-05-24 | ルーマニア・わたしの日常


冬シーズンを日本で過ごし、ルーマニアに復帰して1ヵ月半ほど、その間にレースを12本走り(うち4本がマラソン、いずれもアスファルトではないトレイルや砂地)、まったくもってルーマニアでのランニングライフは忙しいです。
 
ここのすごいところは土曜日は普通にレースがあり、平日でもレースがあること。たとえば今週金曜日は1.5キロのレース、土曜日は地方都市で10キロ、そして日曜日からフランス・ノルマンディーでのTour du Pays de Caux大会に行きます。
 
10年前のこの大会、つまり2004年に今のマイダーリンに出会い、2004年と2005年は日本代表、その後ルーマニアに移り住んだ2006年からはルーマニアチームとして参加、毎年招待状を下さる大会主催者に感謝です。
 
10年、あっという間でした。これからはもっと早く過ぎるのかなあ、と思ったりしています。日本とルーマニア、どちらが良い、なんて比べられませんが、過ごせば過ごすほどここは味のあるところ。ルーマニアの良いところ、面白いところ、びっくりするところ、毎日が新発見です。

お詫び:
ブログに来てくださっている皆様方、ごめんなさい。ブログがまったく毎日に追いついていません。週末ごとの遠征・マラソン大会参加が煩雑で、ウィークディは3つの大学を掛け持ちしています。元気な様子はFBで。空白の期間の内容が思い入れ深いので振り返り記事を書く予定。


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5月4日の雪とヒョウ

2014-05-05 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ここブカレストでは、一昨日(5月4日)夕刻から夜にかけて、雪とヒョウが降り、中心街で10センチほど積もりました。もちろん積もったのは白い雪。
 


その日は未明からものすごい暴風雨、窓に叩き付ける雨の音で驚いて目が覚めたほど。でも13時スタートでマラソン大会を予定していて、家で準備をしていると「この天気でも出かけるのかい?」とお姑さんに言われました。
 
不思議なことに家を出るころから雨はほぼ止み、傘なしで地下鉄の駅まで行くことができるように。早朝には10℃ちょっとしかなかった気温も少し上がったようで、長袖&長タイツで出走を予定していたけれど暑く感じて、半袖&ショートスパッツに着替え。
 
雨上がりの適度な湿り気と時折さす薄日でマラソンの気象条件としては有難いものになって、まっすぐ東へ向かって走るコースで、向かい風だけがものすごかったけれど、全ランナーが競技を終えるまでその絶妙な天候は続きました。
 
この大会は、オフィシャルのフィニッシュラインが無く、最後まで残って走ったランナーが勝者。そのチャンピオンが収容車に乗り、スタート地点に戻ってくる間に再びの暴風雨。バスや車で帰ってくるサポーターやボランティア達は助かったものの、バイク隊と自転車隊はずぶ濡れになって戻ってきました。
 
こんな日もあります、未明から午前中、そして夕刻から夜にかけて大荒れの天気でしたが、昼下がりの数時間だけ絶好のマラソン日和。この日に走らせてもらってありがとう=。


 
写真は、マラソン大会を終えて家路についたときの、ウニリ広場辺り。まさに雪の塊が街区に。我が家の辺り(3区チタン地区)や、ブカレスト・ノルド駅辺りでは雨が降っただけ。中心街だけの集中豪雪だったようです。




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6度目のオリンピックを目指すリディア・シモン

2014-05-01 | ルーマニアの新聞記事より


今年のボストンマラソンで、年代別のタイトルをとったリディア、「今の歳になると、お金よりもカップ(=タイトル)が大事」と心境を語ってくれた記事がブカレストのRing紙上に。3名の観戦者が犠牲になり264名が負傷した昨年の無差別テロ事件のことは、繰り返されてはならないこと、気にならなかった、と。
 
ボストンマラソンの40歳代女子の部を2時間36分47秒で征したリディアは、コロラド在住。年間のほとんどをボルダーでのトレーニングに費やしていてルーマニアに帰省する事は少ないけれど、彼女の一番のサポーターは小学校5年生になる愛息クリスチァンくん、この夏も2ヶ月ほどルーマニアに戻る予定だとか。
 


ルーマニアの陸上選手で6度のオリンピックとなるとこれは初の快挙。そして彼女はそれを明言しています。

リオ・オリンピックの時には43歳になるリディア、世界大会デビューは1995年の世界陸上イェーテボリ大会、1998~2000年の大阪国際女子マラソンを3連覇、オリンピック・女子マラソンでの最高位はシドニーの2位、世界陸上では2001年のエドモントン大会で優勝。20年以上にわたって文字通り世界のトップに名前を連ね続けるのは、想像を絶する努力と精神力の強さ。

2014ボストン、トップ記録:
女子優勝Jeptoo, Rita 2:18:57(ケニア)
2位 Deba, Buzunesh 2:19:59(エチオピア)
同じレースで二人の女子選手が2時間20分を切るというハイレベルなレース。

女子40歳代2位は、同じルーマニア出身の Olaru, Nuta(ヌタ・オラル)2:37:29。
女子の12位までの選手がサブ2:30。

男子優勝は Keflezighi, Meb 2:08:37(アメリカ)
サブテンは5名。

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